注文住宅を建てたい!かかる費用と流れをシミュレーション

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※2021年3月現在

家づくりにどのくらい費用がかかるのか、どのような流れで進めていくのかは、やはり最初に知りたいところ。ある程度費用や流れを想定した上で、計画的にマイホームを建てていきたいですよね。

家づくりへの思いが強くなり始めてから焦ってしまわないよう、早い段階で人生設計に合わせたシミュレーションをした上で、資金計画を立てていきましょう。

 


コラムのポイント
・土地の購入と家本体にかかる費用を合わせると、平均5,000万円ほどが想定されます。現在の貯蓄や収入を計算し、安心して暮らせる生活費も計算した上で、余裕を持った資金計画を立てていくことが大切です。
・あらかじめシミュレーションしておくことで、無理なく予算を立て、家づくり計画を進めていくことができます。希望地域の価格相場や金利、予算などあらゆる面でしっかりと検討し、10年後、20年後のライフプランをイメージしながら家づくりを進めていきましょう。


 

− contents −
◼ 注文住宅を建てるために必要な費用は?
・土地の購入費用
・建物の購入費用
・諸費用
◼ 費用はどうやって捻出する?
・自己資金
・住宅ローン
・優先順位をつけて資金計画を!
◼ 注文住宅が建つまでの流れ
◼ シミュレーションをして計画的な家づくりを!

 

 

 

 

注文住宅を建てるために必要な費用は?

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注文住宅を建てる際に必要な費用は、『土地の購入費用』『建物の購入費用』『諸費用』の大きく3つに分けられます。

 

土地の購入費用


東京都内に家を建てる場合、やはりネックになるのはこの土地代ではないでしょうか。利便性が良く人気のエリアはやはり土地代が高く、なかなか手が届きにくいというのが現状です。

2018年の住宅市場動向調査報告書によると、日本三大都市の土地購入資金平均額は、約1,644万円となかなか高額です。そのため、住む場所にこだわる代わりに住宅の設備投資を減らしたり、狭小住宅という選択をしたり、と工夫が必要です。

 

建物の購入費用


先ほどの住宅市場動向調査報告書によると、日本三大都市の建物購入資金平均額は約3,431万円で、その費用の中には基礎工事や外壁、内装など家本体にかかる費用、さらに庭や外構など家まわりにかかる費用が含まれます。

 

諸費用


土地と建物にかかる費用以外にも、各種手続きや保険料、税金などが諸費用としてかかります。この費用は家づくりの見積もりに含まれていないことも多く、現金で払う必要もあるため見落とさないよう注意が必要です。

 

 

 

土地の購入と家づくりを合わせると、平均5,000万円ほどかかることが想定されます。そのため、現在の貯蓄や収入を計算し、安心して暮らせる生活費も計算した上で、余裕を持った資金計画を立てていくことが大切です。

 

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費用はどうやって捻出する?

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問題は、家づくりにかかる費用をどうやって捻出するかです。
『自己資金』と『住宅ローン』とで払っていく家づくりの費用の捻出方法をみてみましょう。

 

自己資金


約5,000万円かかる家づくりの費用のうち、自己資金の平均は以下のとおりです。

・建築資金の約1,102万円
・土地購入資金の約732万円

自己資金は、現金で用意されたもので、住宅ローンの頭金や諸費用を支払うために使われます。

家全体の貯蓄額を計算した後で、必要最低限の生活費、子どもの教育費、怪我をしたり入院したりした時など不測の事態に対応する費用、など必要な資金を差し引いて、自己資金を算出すると良いでしょう。

出産や入学、進学などのライフイベントや収入、支出を書き出した上で計算していくとスムーズです。家族の人数や収入にもよりますが、生活費の半年分、余裕を持って1年分は残した上で、自己資金額を決めていくと良いと言われています。

 

住宅ローン


家を建てるために金融機関からお金を借りる住宅ローン。頭金が多ければ多いほど、総返済額は少なくなり、月々の負担も抑えることができます。そのため、先ほどの自己資金をどれだけ住宅ローンに当てられるかによって、ローンの額は変わってきます。

住宅ローンでいくら借りられるのかについては、金融機関の審査によって決まります。想定している家づくりの総費用と合わせて、どのくらいの額であれば毎月無理なく返済できるのか、借りても大丈夫なのか想定した上で、住宅ローンの総返済額と返済年数をシミュレーションしてみると良いでしょう。

また、借りたい金額と実際に借りられる金額は異なります。家計に負担なく返済できる住宅ローンの借入額は、

年収×25%÷12か月

と言われています。25%とは、この費用内であれば無理なく返済できるとされている数字です。

ただ、頭金として準備できる自己資金額や家計状況によっては、この数式が当てはまらない場合もあります。住宅ローンの返済に追われ続ける人生にならないよう、相談しながら無理のない資金計画を立てていき、家づくりを進めていきましょう。

 

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優先順位をつけて資金計画を!


自己資金と住宅ローンを想定してみると今の状態では理想の家づくりは難しいのでは…と感じるかもしれません。ただ、そこで諦めるのではなく、必要経費に優先順位をつけながら資金計画を立てていくことが大切です。

外観のデザインやシステムキッチンのグレード、床材、壁紙など、こだわってお金をかけたいところとこだわらなくても良いところを明確にしていくと、不要な費用をかけずに済みます。線引きをしっかりすることで、予算内で理想を実現することも可能になります。こだわりが明確になっていることで、見積もりも出しやすくなるため家づくりそのものをスムーズに進めていくこともできます。

 

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注文住宅が建つまでの流れ

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以下の流れに沿って、家づくりは進めていきます。

 

① 敷地調査を行う

専門スタッフが敷地調査を行い、敷地を最大限活かすことができるプランを立案します。

・事前調査…敷地状況の確認
・現地調査…敷地状況、電気ガス水道などの施設状況の確認
・地耐力調査…最適な基礎工事の検証
・行政調査…法制限、規制の確認

② プランの打ち合わせ

快適な暮らしができるよう、日当たりや風通し、家事動線など専門的な視点にこだわり、どのようなデザインにするのか、設備はどうするのか、間取りをどうするのか、などプランを立てていきます。

 

③ プランの決定・契約

プランが決定し、資金計画やスケジュールも立てた上で、最終的に契約をします。

 

④ 着工

とうとう工事のスタートです。着工前には地鎮祭やご近所の挨拶回り、着工後にはインテリア計画の詳細を決めていく、など家づくりが始まってもやることはたくさんあります。

 

⑤ 完成と引き渡し

無事に完成したら、最終確認をして引き渡しです。

 

⑥ アフターフォロー

家は建てたら終わり、ではありません。こまめにメンテナンスをすることで、いつまでたっても健康で丈夫な状態を保つことができます。

 

 

 

 

シミュレーションをして計画的な家づくりを!

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あらかじめシミュレーションしておくことで、無理なく予算を立て、家づくり計画を進めていくことができます。希望地域の価格相場や金利、予算などあらゆる面でしっかりと検討し、10年後、20年後のライフプランをイメージしながら家づくりを進めていきましょう。

家づくりなんて初めてのことで、わからないことばかり…という方もご安心ください。クレバリーホーム東京は、ハウスメーカーとして様々な経験やデータを持っています。省エネルギーの家づくりに関する疑問は、クレバリーホーム東京にお問い合せください。数多くの実績をもとに、お客様一人ひとりに寄り添った家づくりをさせて頂きます。いつでもお気軽にお問い合わせください。