住宅購入の流れと失敗しない進め方とは
※2021年3月現在
土地を購入して家が建つまでは、想像している以上に長い道のりです。そのため、やっておくべき準備をしていなかったり、流れが把握できていなかったりすると、トラブルや失敗が起こりやすくなります。
失敗なく順調に家づくりを進めるためにも、事前に住宅購入の流れと進め方をチェックしておきましょう。
コラムのポイント
・理想の注文住宅を建てるためには、欠かせない準備が大きく2つあり、ひとつが『全体像の把握』、もうひとつが『情報収集』です。
・家づくりを失敗しないためにも、資金計画をしっかりと立てた上でイメージを固め、ライフイベントとのバランスを考えて計画を進めていきましょう。
・建ててから失敗した…と後悔しないためにも、住宅購入の流れや進め方といった全体像を把握して、計画的に家づくりを進めていきましょう。
− contents −
◼ 住宅購入までに欠かせないこと
・全体像の把握
・情報収集
◼ 家づくりの進め方を失敗しない3つのポイント
・⒈ 資金計画をしっかりと!
・⒉ イメージを固めておく!
・⒊ ライフイベントとのバランスを考える!
◼ 住宅購入の流れ
◼ 失敗のない家づくりを!
クレバリーホーム城東店の施工事例
住宅購入までに欠かせないこと
理想の注文住宅を建てるためには、欠かせない準備が大きく2つあり、ひとつが『全体像の把握』、もうひとつが『情報収集』です。
全体像の把握
まずは家づくりの全体像を把握しましょう。土地探しから間取り計画、着工、引渡しまでどのような流れで行うのか、それぞれどのくらいの期間がかかるのかを確認します。
全体像が把握できていれば、途中でトラブルが起こったり、時間がかかったりしてもすぐに必要な対策を講じることができるため、慌てることもありません。年度末や決算時期など、仕事やプライベートで忙しい時期を避けて家づくりを進めることができるので、計画的に家づくりを進めていくことができます。
情報収集
住みたい土地はどんな気候なのか、生活圏にはどのような施設や設備が整っているのか、交通網はどのくらい発達しているのか、など住む場所に関する情報や、耐震性や気密性など住宅性能に関する情報まで、ありとあらゆる情報を集めるようにしましょう。
しっかりと情報を集めた上で、家族同士で話し合いをしてどこのハウスメーカーに依頼するのか、どのような性能にするのかを決めていくことで、後悔のない家づくりを進めることができます。
どちらも最初は時間がかかりますが、しっかりと準備をしておくことで納得のいく家づくりをすることができます。『失敗した…!』と建てた後で後悔しないためにも、とても重要です。
家づくりの進め方を失敗しない3つのポイント
家づくりを進めていく上で全体像の把握は欠かせません。その中でも特に次の3つのポイントは、時間をかけて計画を立てていきましょう。
⒈ 資金計画をしっかりと!
住宅市場動向調査によると、土地を含めた注文住宅の購入資金は平均 3,971 万円にものぼります。この費用がかかることを想定した上で、資金計画を立てていきましょう。
家づくりにかかる費用は大きく『建物本体工事費用』『付帯工事費用』『諸費用』の3つに分けられます。
建物本体工事費用
基礎工事や内装、設備など家そのものを建てるために必要な費用が建物本体工事費用です。家づくりの総額70〜80%を占めます。(土地代を除く)
付帯工事費用
造園や外構など、建物本体以外の家まわりにかかる工事費用が付帯工事費用です。家づくりの総額20〜30%を占めます。(土地代を除く)
諸費用
手続きに必要な手数料や各種保険料、税金などが諸費用にあたり、家づくりの総額5〜10%を占めます。
これらの費用に合わせて、土地の購入費用がかかります。現在の収入や貯蓄、必要な生活費などを計算した上で、余裕を持った資金計画を立てていくようにしましょう。
⒉ イメージを固めておく!
資金計画を立てた上で、理想とする住宅のイメージを固めていきましょう。予算内でできる範囲がある程度把握できるため、イメージもしやすくなります。
1年後、2年後を想定するだけでなく、子どもたちが大きくなっている10年後、巣立っているかもしれない20年後も想定した上でイメージを膨らませていくことで、年齢やライフスタイルの変化に柔軟に対応出来る家づくり計画を進めていくことができます。
⒊ ライフイベントとのバランスを考える!
家を建てるタイミングは人それぞれですが、必ずやってくるライフイベントを想定して計画を立てていくことで、資金面や精神面などに無理なく進めていくことができます。
住宅市場動向調査報告書によると、初めて住宅を購入する人の年齢は30歳代が最も多く、次いで40歳代となっています。仕事も収入も安定し、結婚や出産などの選択をしやすい時期なので、家づくりも進めやすいタイミングでしょう。子育てや住宅ローンの返済など今後の人生設計を考えても、バランスの良いタイミングです。
子育てと並行して家づくりを進めていく場合は、特にバランスが大切です。子どもが生まれるタイミングは何かと費用がかかりますし、一人の子どもを成人するまで育てる場合、1,000万円かかるといわれています。まとまった教育費に合わせて生活費、娯楽費、住宅ローンなど全ての費用を支払っていけるような計画性が問われます。
とはいえ、人生何が起こるかわかりません。何が起こっても対処できるという余裕をもっておくことが大切です。
住宅購入の流れ
土地を購入して家を建てるまではは、以下の流れで行います。
① 敷地調査を行う
敷地を最大限活かした家づくりを行うために、敷地調査を行います。
・事前調査…敷地状況の確認
・現地調査…敷地状況、電気ガス水道などの施設状況の確認
・行政調査…法制限、規制の確認
・地耐力調査…最適な基礎工事の検証
専門スタッフが細部にわたって調査した上で、プランを立てていきます。
② プランの打ち合わせ
家づくりの詳細を決めていきます。どんなデザインの家を建てるのか、どんな設備にするのか、間取りはどうするのか、など注文住宅を建てる上で必要なことを話し合い、プランニングしていきます。
デザイン性はもちろんのこと、快適な暮らしを送ることができるように、風通しや日当たり、生活動線、家事動線など専門的な視点で必要なことを盛り込んでいきます。
③ プランの決定・契約
プラン決定後は資金計画やスケジュールをたて、最終的に詰めていきます。プラン後の変更のないよう、しっかりとチェックしておきましょう。
しっかりと打ち合わせをした上で、家づくりプランを決定し、契約をします。
④ 着工
地鎮祭を行った後、いざ着工です。ご近所に挨拶に伺ったり、家が建てられていく様子を確認したり、と着工後もできることはたくさんあります。
⑤ 完成と引き渡し
無事に完成したら、引渡しです。契約内容と相違がないか業者立会いの元で細かく確認し、引渡しに必要な手続きを行います。
失敗のない家づくりを!
必要な準備をしっかりとした上で家づくりを進めていけば、家族みんなが納得のいく注文住宅を建てることができます。
せっかく建てた家を失敗した…と後悔しないためにも、住宅購入の流れや進め方といった全体像を把握した上で、計画的に家づくりを進めていきましょう。
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