マイホームを建てたい!今日から始める貯金計画
※2020年11月現在
マイホームを建てる上で、やはり気になるのが貯金額ではないでしょうか。住宅ローンを組むために、頭金をどのくらい準備したらいいのか、どうやって貯金したらいいのか、などわからないことがたくさんありますよね。しっかりと貯金計画を立てて家づくりを進めていけば、理想を形にする家づくりが実現します。
今回は、マイホームを建てるために必要な金額や、頭金の貯金方法など、マイホームにかかるお金について解説していきます。
コラムのポイント
・マイホーム購入にかかる資金の平均額は、日本三大都市で約3,431万円、土地の購入資金が約1,644万円です。
・マイホームを建てるために必要な頭金は、一般的に総費用の10~20%が必要と言われています。なるべく多くの頭金が準備できれば、毎月のローン返済額をおさえられるだけでなく、金利も低く住宅ローンを借りることができます。
・ストレスを感じることなく家づくりを進めていくためにも、貯金計画を立てて今日からできることを始めていきましょう。
− contents −
◼ マイホーム購入に必要な金額は?
◼ 頭金はいくら必要?
・頭金の貯め方とポイント
◼ 住宅ローンはどのくらい借りる?
◼ マイホーム購入後に必要な資金
◼ 無理のない貯金計画を!
3階建ての施工事例
マイホーム購入に必要な金額は?
東京のどこにマイホームを建てるのか、どんなマイホームを建てるのかによって費用が変わるため、一概にどのくらい貯金したらいいのかわからない、という方も多いのではないでしょうか。
住宅市場動向調査報告書によると、マイホーム購入にかかる資金の平均額は、日本三大都市で約3,431万円、土地の購入資金が約1,644万円でした。その中で自己資金として準備されたのが、建築資金が約1,102万円、土地購入資金が約732万円でした。
建築資金は『本体費用』『付帯工事費用』『諸費用』の大きく3つに分けられます。本体費用は家本体にかかる費用、付帯工事費用は庭や塀、インテリアなどの費用、諸費用は手続きにかかる手数料や保険料、筆架し費用などが当たります。
頭金はいくら必要?
マイホームを建てるために必要な頭金は、一般的に総費用の10~20%が必要と言われています。なるべく多くの頭金が準備できれば、毎月のローン返済額をおさえられるだけでなく、金利も低く住宅ローンを借りることができます。
建てたいマイホームの費用はどのくらいかかるのか、月々の返済はいくらであれば無理なく収支のバランス良く生活を送ることができるのか、などを把握した上で、必要な頭金計画を立てると良いでしょう。長期的な視点で考えることが大切です。
頭金の貯め方とポイント
頭金を貯めるポイントをいくつかご紹介します。
マイホーム購入のための貯金枠を作る
何に扱うのか、どうして貯金するのか、などを決めずに貯金をしようとしてもなかなか貯めることはできません。マイホームを建てる時の頭金としていくら必要なのか、いつまでに貯めたらいいのか、月々いくら貯めたらいいのか、など目標を明確にして貯金を進めていきましょう。
あらかじめ給与から天引きされるようにしておく、住宅金融公庫の積立を利用する、などがお勧めです。毎月一定額を貯めるのが難しい場合は、ボーナスを全て貯蓄に回すようにするのも良いでしょう。
ライフプランを考えて貯蓄計画を立てる
お子様がいらっしゃる場合、就学や進級はいつになるのかによって子育てにかかる費用が変わります。車の購入や買い替えをいつ頃するのかによっても、まとまった資金がいつ必要になるのかが変わります。ライフプランを俯瞰で見た時に無理のないよう貯金計画を立てておくと、返済が厳しい時期や出費が重なる時期に向けてあらかじめ手を打つことができます。
余計なものを買わずに節約する
出費を減らすことが、貯蓄を増やすためには大切です。必要のないものを購入しないようにして、あるものを活かしながら暮らすだけでも満足度の高い暮らしをすることは可能です。将来の豊かな暮らしに投資をする気持ちで暮らせば、節約に苦しさを感じることもありません。節約ばかりに走るのではなく、使うときは使う!というようにメリハリをつけることが大切です。
住宅ローンはどのくらい借りる?
住宅ローンとして借りる額は、数千万円にもなります。額が大きく、長期に渡って返済し続けるため、利子の総額も大きくなります。
無理なく返済し、日常の生活も楽しむためにも、自分たちの暮らしに合わせたローンを組むようにしましょう。
いくらなら返済できるのか考える
住宅ローンはいわば借金です。夢のマイホームを建てるとなるとついつい予算オーバーになりがちですが、時間をかけて返済することを考えた上で借入額を考えましょう。いくらなら返せるのか、を考えて資金計画を立てることが大切です。
どのくらいの期間で返済するのか考える
月々の返済額は、借り入れ期間を長くすることで減らすことができます。ただその方法を選択すると、借り入れる総額がかなり増えてしまいます。だらだらと返済し続けるよりも、少し辛くても短い期間で返済できる方法を考え、返済計画を立てていきましょう。定年までに返済しておけば、安心した老後を送ることができます。
金利を定期的にチェック!
住宅ローンの金利には様々な種類があり、ずっと同じ金利のものや変動するものなど様々です。定期的に見直せるようにしておくことで、総返済額が変わってきます。少しでも低い金利で借りられるよう、いろいろと調べた上でローンを組むようにしましょう。
建築費用以外にもかかる費用を確認しておく
住宅ローンを組む場合、手数料や保証料などの費用がかかります。頭金や借入額とは別に必要になるので、どのくらい必要になるのかを確認しておきましょう。頭金をなるべく多く準備して、住宅ローンの負担を増やさないことが、マイホーム計画をストレスにしないために重要なポイントです。
施工事例
マイホーム購入後に必要な資金
マイホーム購入後も、最初だけ必要になる費用や定期的に必要になる費用などがあります。
引越し費用
新居に引っ越すための費用です。家族の人数や荷物が多ければ多いほど、費用はかかります。心機一転新しい暮らしを始められるように、必要な荷物だけに絞っておくと引越し費用は抑えることができます。
維持費
外壁修理や屋根塗装、設備の入れ替えなど、家を維持していくためにかかる費用です。築数年経ってから必要になることがほとんどなので、慌てずに貯金計画を立てておきましょう。
固定資産税、都市計画税
1月1日時点で、不動産を所有している人が支払う税金に固定資産税や都市計画税があります。こちらも年に一度なので、出費を見越して貯蓄計画を立てておきましょう。
無理のない貯金計画を!
貯金計画と聞くと、考えたくない、頭を抱えてしまう、という方もいらっしゃるかもしれません。しかし、しっかりと計画を立てた上で家づくりを進めておくことで、日々の生活を圧迫することなく返済を進めていくことができます。
理想の家で暮らしながら、ストレスを感じることなく返済していくためにも、家づくりを始める段階での貯金計画を綿密に立てておきましょう。
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