東京の厳しい建築条件で理想の間取りを実現する『天空率』

東京での新築計画。
様々な建物が密集する土地柄、ただでさえ広い土地の確保が難しいのに、
更に地域ごとの建築条件が重なり、広いお家の実現には高い障害がいくつも立ちはだかります。

今回は、そんな規制のうちの1つ『斜線制限』を回避する『天空率』についてご紹介します。

まず、斜線制限とは建物の高さを規制する法規です。
道路斜線制限や隣地斜線制限など種類があり、建物が経つことで起きる日照問題や
風通しの問題による周囲への影響を抑えるためのものです。

世田谷区 斜線制限

これは道路斜線制限の一例です。赤線の部分が道路斜線制限です。
建物はこの線を越えて建築することが出来ません。

斜線制限のある中で、最大限の間取りを取ろうとすると、

外観06

このような急こう配の傾斜のついた形状の住まいになります。

こちらのお家では斜線制限のかかる部分を階段にすることで、
お部屋部分の間取りを広く取る設計工夫をしていますが、
建坪があまり広く取れないお家の場合、この斜線制限は理想の間取りを
実現するうえで大きな障壁
となることがあります。

そこで、皆さんに知って頂きたいのが『天空率』です。

天空率は、斜線制限とは異なる方法で採光・採風を確保するため、
理想の間取りを実現できる可能性があります。

天空率とは、ある地点から空を見上げた時の『天空の占める割合』を言い、
斜線制限のかかる地域では採光性の確保のためにこの比率が基準を満たしているかで判断されます。

空合成02

こちらの4世帯の賃貸住宅も天空率を導入した実例です!

天空率を導入することで、斜めになった部分を作らずにお家を建てることが出来ました。

天空率の計算には専門の知識が必要になり、天空率を導入するべきかの
判断や効果的に活用するためには多くの経験が必要になります。

クレバリーホーム東京は、地元東京にこだわった住まい作りを続けてきたからこそ、
沢山のノウハウを蓄積し、規制の多い東京の特殊な建築条件にも対応した
10㎝も無駄にしないプラン』をご提案しています。

東京での住まい作り、最大限に広い住まいをお考えの方は是非私達にご相談ください♪