新居の「畳」はどうする?第三弾 「二世帯」住宅としての畳計画
実家や賃貸には和室があったけれど、新築にわざわざつくるべきか……
ただ畳の気持ち良さは捨てがたいし……
お家づくりの際、そう迷われる方は多いのではないでしょうか。
今回は、第一弾「和室」、第二弾「畳スペース」に引き続き、
大田区U様の素敵なお宅から第三弾「二世帯住宅の畳空間」をご紹介します。
まずは、こちらの注文住宅ならではの二世帯住宅のお部屋をご覧ください。
こちらは、将来親世代との同居を考えて計画された1Fのリビングです。
二世帯での生活が始まった際には、和室部分を寝室としても利用できるようになっています。
この和室は上げ畳になっているため、畳の下は収納スペースとしてご利用いただけます。
また、車椅子での生活も想定しています。畳空間と隣の洋室とで高さの違いがポイントです。
通常の畳に布団を敷いて横になった状態から車椅子に移動するより、
畳の縁に一度腰掛けてから移動することができるため、
車椅子の乗り降りの際の負担を軽減できる設計をしています。
そのため、介護の面でも大活躍の畳空間となっています。
また、この和室は扉を閉め切ってしまえば、お客様がいらした際にも
寝室としてのプライベートな空間を完全に分離することができます。
「和室」にするか「畳スペース」にするかだけでなく、
さらに一歩踏み込んでその空間をどのように使っていくのかも、
新築の「畳」計画の重要なポイントになります。
目的のお部屋作りにはどのような畳空間がいいのか、
お悩みの方は是非私たちにご相談ください!