玄関1つ、階で分かれる二世帯住宅、
階別二世帯で「ぬくもり」を設計。

東京の二世帯住宅では、玄関を1つにして家の中で世帯を分けて暮らす「部分分離」タイプが少なくありません。

そんな「部分分離」タイプで二世帯住宅を実現されたO様邸での、
光の「ぬくもり」も家族の「ぬくもり」も感じられるようにする設計計画の知識をご紹介いたします。

O様のお宅は、将来階段を上る苦労をかけない様に親世帯を1階・
子世帯を2~3階とされた「階」で世帯を分けた部分分離をご選択されました。

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まず、玄関の写真からご覧ください。
早速目につくのは、右側のアクリル板ではないでしょうか?

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お部屋の中から見るとこんな感じ。
大事な構造を維持しながらも2つのアクリル板から廊下の光が入ってきます。

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どうしても光を取入れにくくなってしまうのが1階部分。
2階の吹き抜けから、しっかり光を取入れる事が出来るのです。
(うち窓の計画にしなかったのは「音」・と「冷暖房効果」をかんがみて……
ご家族によってアレンジして取り入られてもいいかもしれません)

また、このアクリル板の先は親世帯のリビングになっており、寝室とは離れております。

親世帯が起きていて玄関の明かりに気が付いたら「おかえりなさい」と声がかけられますし、
子世帯が帰宅する際、親世帯側からの明かりのあるなしで「もう、寝ちゃったかなぁ?」

と、変な気遣いをせずに声をかけることが出来ますね!

ぜひぜひ、みなさんに合った一工夫で二世帯注文住宅を計画しては如何でしょうか?
いつでもご相談、おまちしております。