移動空間に収納効果を持たせて空間を無駄なく活用!【part.1階段収納】

新築住宅を考える上で、大きなポイントの1つ『収納』。
新築計画時に「とにかく収納スペースをたっぷり用意したい!」
といった声も多くお聞きします。

しかし、住宅が密集する東京の新築計画では、
沢山の収納スペースと居住空間の広さバランスを取るのもなかなか難しいポイントです。

そこで、通常通路としての役割しか持たない空間を活用し、
階段収納や廊下収納を作った事例とそのポイントについて
2回に分けてご紹介いたします。

 

まず、今回は階段収納について見てみましょう。
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こちらのお家では、階段の壁面に埋め込み式の稼働棚を設置。
壁面収納にすることで、階段での移動を妨げることなくスッキリ収納を実現!
また、稼働棚にすることで、収納する物に合わせて収納のカタチを変えるこが出来るため、
省スペースで密度の高いたっぷり収納を実現することが出来ます。

 

さて、階段は家族の往来の多い場所です。
だからこそ、家族みんなで共有したい物を収納するにはもってこいのスペース。

例えば、本棚として活用すれば、階段の段差がそのまま椅子代わりになり、
皆様の住まいの一角が小さな図書館に早変わり♪

 

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また、見せる収納としてのオープンタイプも素敵ですが、
生活備品やシーズンオフのアイテムの収納などには
扉付きの隠せる収納スペースもおすすめです。

 

次回は廊下収納についてご紹介いたします。
お楽しみに♪