【間口狭小④】間口狭小住宅を建てる上で気を付けたい3つの注意点

東京は他県に比べ、面積が狭い上に様々な建物が密集することから
奥行はあるものの間口が狭小の土地が多くみられますよね。

 
最近では、「開放感がある」「料理をしながらカウンターで会話ができる」
といった理由から対面型のキッチンをご希望される方も多くみられます。

新築計画を立てる際の、キッチン“幅”。
一般的な戸建て注文住宅では、このようなI型のキッチンが多く使われます。
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このタイプのキッチンは、
賃貸用や第二のキッチンとしても使われるコンパクトな物もあるものの、
現在は幅2m55cmサイズが多く使用されています。
実は間口狭小のお家の場合、このキッチン幅では通路の確保が難しくなることも……

 

そこで、「間口狭小でも対面キッチンを叶えたい!」という方にオススメの
『対面を叶える3つのキッチンタイプ』についてご紹介いたします♪

1つ目は、『L字型』キッチン。
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一般的なI字型キッチンに比べ、キッチン内での移動距離が短く、
家事動線がコンパクトにまとまるため、作業効率の良いキッチンです。

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こちらのお家では、L字型のキッチンを取り入れることで、
限られたスペースで見通し広々の対面キッチンを実現いたしました。

注意点としては、シンクとコンロの距離は遠すぎても近すぎても使い難くなるため、
是非、新築の際は専属のインテリアコーディネーターと相談してみてください。

 
2つ目は、『二の字』キッチン。
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二の字型もL字型キッチンと同様にキッチン内の動線がコンパクトにまとまり、
作業効率の良いキッチンです。

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こちらのお家は、間口が2m62cmのため、二の字キッチンにすることで
省スペースで使い勝手の良いキッチンを実現することが出来ました。

注意点としては、洗った食材など濡れたものをシンクからコンロへ移動させる時に
水滴が落ちて床が濡れてしまうことがあるため、
床材には濡れても滑りにくく、水や汚れに強い素材をお勧めします。

 

3つ目は、『横向き』キッチン。
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リビング・ダイニングに向けて設置されることの多い対面型キッチンを
あえて部屋の長い方向と同じ向きに設置することで、対面キッチンと同等以上の効果を実現しています。

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こちらの新築住宅では、階段と平行に配置してアイランドキッチンとすることで
キッチンを中心に『階段→キッチン→リビング・ダイニング』への回避動線も確保。
キッチンで遮られず見通し良く、奥行きのある広々とした空間を実現致しました。

 

皆様のお好みのキッチンはどのタイプでしょうか?
東京で、新築の際にお悩みのことがありましたら、
是非私達にご相談ください。