【地下室施工の現場】地下室づくりの流れ【part2】

家を建てる上で様々な制限がかかりやすい東京の住まいづくり、だからこそ居住空間を少しでも多くとるために
地下室付き住宅を選択される方が多くいらっしゃいます。

今回は【part1】に引き続き、地下室の施工例より
地下室壁面のコンクリートの打設から天井の施工までの工程』を現場の様子を交えつつ一緒に学んでみましょう!

前回の内容はこちらからご覧ください!
【地下室施工の現場】地下室づくりの流れ【part1】←click

地下室の床のコンクリートの打設が完了すると、次に壁面のコンクリート打設が始まります。

固まる前のコンクリートはドロドロとしているため、床と同じようにセメントを
そのまま流し込む施工はできないため、先にコンクリートを流すための型枠を設置していきます。

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何tもの重さのコンクリートが流し込まれるため、内側へ枠が崩れたりしないようにしっかりと固定をしていきます。

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この固定作業が進むとこのように地下空間が鉄パイプだらけの状態になるので圧巻ですね。
こうしてできた枠の中にコンクリートを打ち込み、地下室の大枠が完成します。

こうして地下室のコンクリートの施工が終わると地下室上部、地上での施工へと移ります。

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こちらは、天井部にコンクリートパネルを設置した状態です。
この上に再び、コンクリートの骨組みとなる配筋を施工していきます。

地下室部分では床や壁面全体にこの配筋を施工していましたが、天井となる1階基礎の施工では、階段や必要によってはドライエリアなどの開口部を残して配筋を施工します。

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この配筋が終わると、前回同様にコンクリートの打設が行われます。
IMG_1653 図6
この状態では地下室の天井部分はきれいな平らにはならないため、職人が金ゴテを使いきれいに仕上げます。

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コンクリート施工が完成するとこのようになります。
一気に地下室らしい雰囲気になりましたね!

次回は、地上部の施工の続きからご紹介します。
どうかお楽しみに♪

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