文京区らせん階段付き3階建て住宅

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スペースの有効活用として、らせん階段のご要望も結構あります。

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文京区内の屋上付き3階建て住宅の、屋上へ向かう階段です。
通常の木階段だと暗くせまくなってしまいますが、これならどうですか?
上からの明かりとりにもなって、一石二鳥です。
白髪の男性は、この住宅の設計者。ギリギリの納まりを実現し、
絶妙な寸法どりに、自分でも照れ笑いか・・・

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この階段を別角度からみてみると(左写真)、2か所の扉があります。
そうなんです。こちらのスペースは将来2人の子供部屋として設計しております。
写真右は北側斜線にかかった斜め天井。足元に小さな窓を設けたり、
△部分にすこしでも棚を製作したり・・・少しの無駄もないように

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その部分を工事期間中の内側と外側はこんな感じ。
できてしまえばなんてことは無いようにみえるのですが、
これを、図面上で構造計算と共に設計するのは、結構大変なんです。

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北側斜線部も、単に削るだけでは能がありません。屋根を2重に設計し、
2階のLDK部の天窓としました。こちらも一石二鳥!です。

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む、む、なんなんだこの男連中!むさ苦しい・・・ではなくて、
引き渡し前の社内チェックの様子です。細かい傷チェックに加え、
担当以外の営業、設計も現地に赴いてチェックします。収納やトイレの広さ、
空間づかいなど、自分の担当以外の物件をみることも非常に勉強になります。
図面やカタログばかりみていてもあまり・・・
結局は本物、現場をみてナンボ、なんです。

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こちらは、昨秋の上棟式の様子。
お清めと、最後のボルト締めを家族皆でやっていただきます。
ご要望の年内完成ができ、新居でのお正月を迎えることができました。
子供たちにとっても、とってもよい体験であり思い出となったことと思います。

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上棟時と完成時です。
お隣の空き地を利用させていただいて工事がスムーズにできました。
上棟時には、お子様は電気式クレーンに釘付け!!
写真でみるとそうでもないのですが、密集住宅地でみるとなかなかの迫力なんですよ。

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ちなみに、屋上から下をのぞくと・・・こんな感じです。
結構高いでしょ!急勾配の屋根です。
また、晴れた日には、なんと富士山が見えるという、うれしい誤算付き。
東京での屋上は年々ご依頼が増えております。本当にうらやましい限りであります。