50坪の家の価格相場や間取り例|費用内訳や注文住宅で建てる注意点、安く建てる方法を解説

50坪の家の価格相場や間取り例|費用内訳や注文住宅で建てる注意点、安く建てる方法を解説

「50坪の家の建築費はいくら?」「坪単価や総額を知りたい」

上記のような疑問をお持ちの方は、大勢いらっしゃいます。

そこで本記事では、50坪の注文住宅の価格相場坪単価費用内訳について解説します。

50坪の注文住宅は、5人から7人家族二世帯住宅趣味部屋の追加を検討できるゆとりがあります。

広さの目安50坪前後の間取り実例建築する際の注意点などもご紹介するため、50坪前後の注文住宅をご検討の方は、ぜひ記事を参考にしてくださいね。

 

50坪の家の価格相場

50坪の家の価格相場

①【構造別】注文住宅の価格相場

50坪の家の価格相場についてご紹介します。

構造別の坪単価や価格相場について、国税庁による全国平均と実勢価格で表した値は下記表の通りです。

 

【50坪の注文住宅の価格相場】

構造 国税庁

坪単価平均

(税制上の理論値)

坪単価の目安

(実勢価格)

50坪の建築費

(実勢坪単価で概算)

木造 72万円 約80万円~90万円 4,000万円~4,500万円
鉄骨造(S造) 104万円 約250万円 1億2,500万円
鉄筋コンクリート造(RC造) 115万円 約250万円 1億2,500万円

※上記実勢価格は、クレバリーホーム城東店・新宿店(ou2株式会社)調べ、東京都2026年2月時点の坪単価

延床面積50坪の注文住宅の価格は、木造で「4,000万円~4,500万円」、鉄骨造やRC造で「1億2,500万円」が目安です。

木造を選ぶことで、鉄骨造やRC造より約8,000万円以上コストを抑えられる可能性があります。

ただし、建築費は間取りや設備、仕様や立地によって大きく異なります。

また、国税庁による坪単価平均は実勢価格と乖離が大きいため、必ずハウスメーカーの見積りで確認することが大切です。

②注文住宅の総額|費用内訳

50坪の注文住宅を建てる場合、本体工事費以外にも「付帯工事費」「諸費用」がかかります。

費用内訳と費用割合は、下記の通りです。

 

費用内訳 費用割合 内容
本体工事費 約70% 柱や屋根、基礎などの躯体部分
付帯工事費 約20% 水道引き込みや外構工事、地盤改良工事など
諸費用 約10% ローン事務手数料や登録免許税など

 

「坪単価×延床面積」で計算できるのは本体工事費のみです。

本体工事費から総額の目安を確認するには「本体工事費÷0.7」で計算できます。

例えば、50坪の注文住宅の本体工事費が4,000万円だった場合、総額は約5,710万円になります。

 

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50坪の家の広さと適した家族人数

50坪の家の広さと適した家族人数

50坪の家の広さはどれくらい?

延床面積50坪の家は、㎡に換算すると「約165㎡」であり、4LDK~5LDKの間取りが余裕で実現できる広さになります。

フラット35利用者調査(2024年度)によると、注文住宅の全国平均は、約36坪(118.5㎡)です。

そのため、50坪の家は全国平均と比べて「約1.4倍」もの広さがあり、二世帯住宅や書斎の追加などが実現できる非常にゆとりのあるサイズだと言えます。

50坪の家に適した家族人数

50坪の家に適した家族人数は、国土交通省のデータを参考にした場合「5人~7人」です。

50坪は約165㎡になるため、「一般地域なら5人家族」「都市部なら7人家族」が、多様なライススタイルに対応しつつ、豊かな暮らしができると考えられる人数になります。

 

【国土交通省による誘導居住面積水準】

4人 5人 6人 7人
一般型

(郊外・戸建)

125㎡

(約38坪)

150㎡

(約45坪)

175㎡

(約53坪)

200㎡

(約60坪)

都市型

(都心・マンション等)

95㎡

(約29坪)

115㎡

(約35坪)

135㎡

(約41坪)

155㎡

(約47坪)

50坪の家をローコストで建てる方法

50坪の家をローコストで建てる方法

50坪の家をローコストで建てる方法について、順番に確認してみましょう。

  • セミオーダーのローコスト住宅で建てる
  • 【都市部】耐火木造で建てる
  • 【都市部】3階建て・4階建てを検討する
  • 補助金・住宅ローン減税・贈与税非課税枠を活用

セミオーダーのローコスト住宅で建てる

建築費を抑えたいなら、ローコスト住宅や規格住宅での建築が検討できます。

坪単価は「40万円~50万円前後」が多くなり、延床面積50坪の家なら「2,000万円~2,500万円(本体工事費)」で建てることも可能です。

完全自由設計の注文住宅ではなく、複数の間取りプランやデザインから選ぶローコスト住宅や規格住宅は坪単価が低いため、建築費を抑えることができます。

ただし、建築費を抑えることに重視した設計なため、断熱性や耐震性が低い傾向にあります。

長く安心して暮らすために、建築費と住宅性能のバランスを考慮して検討することが大切です。

【都市部】耐火木造で建てる

都市部では「防火地域・準防火地域」に指定されているエリアが多く、これまでは「耐火基準を満たせる割高なRC造にするしかない」と諦める方が多くいらっしゃいました。

しかし現在は、技術力の高い施工会社であれば、コストを抑えた「耐火木造」で建築が可能です。

構造の違いだけで数千万円の差が出るため、コストを抑えて注文住宅を建てたい方は、「耐火木造」の実績が豊富な施工会社へ相談してみてください。

【都市部】3階建て・4階建てを検討する

ローコストで建てるために、坪単価の安い施工会社を選びがちですが、都市部なら狭小地でも50坪の家が建築できる3階建て・4階建てがおすすめです。

土地代を抑えることができるため、総額を大幅に安くできます。

土地取得費も含めた総額で比較するために、3階建て・4階建ての見積書を比較してみましょう。

補助金や住宅ローン控除を活用

国や自治体の補助金や住宅ローン控除(減税)を活用することで、住宅取得のための経済的な負担を大幅に抑えることができます。

補助金や住宅ローン控除は、長期優良住宅やZEH水準住宅など住宅性能が高いほど、補助額が高くなります。

例えば、2026年度の補助金には、「みらいエコ住宅2026事業」などがあり、最大125万円の補助金を受け取れます。

参照サイト:みらいエコ住宅2026事業【公式】

木造耐火住宅

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50坪の家を注文住宅で建てる注意点

50坪の家を注文住宅で建てる注意点

50坪の家を注文住宅で建てる際に、押さえておきたい注意点について解説します。

  • 断熱性・気密性の高い家づくりを目指す
  • 土地の建ぺい率・容積率に注意

断熱性・気密性の高い家づくりを目指す

広い家ほど、断熱性と気密性の高さが重要になります。

断熱性や気密性が低い場合、電気代が高くなり、ランニングコストの負担が増えます。

また、廊下や脱衣所などが冬は寒くなるため、部屋間の移動が億劫に感じられる恐れがあります。

そのため、家全体の断熱性の高さを「UA値」で確認することが大切です。

UA値が低いほど断熱性が高い住宅になります。

 

土地の建ぺい率・容積率に注意

土地に50坪の家を建てるなら、建ぺい率・容積率に注意が必要です。

建ぺい率は、一般的に1階床面積の上限であり、容積率は延床面積の上限になります。

都市部では、建ぺい率や容積率が高い傾向にあり、狭小地でも延床面積50坪の3階建て・4階建てを建てられるケースも珍しくありません。

コンパクトな土地でも、広々とした注文住宅を建てられるため、まずは、エリアでの施工実績が豊富な住宅会社に相談してみましょう。

 

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50坪前後の注文住宅の間取り実例

50坪前後の注文住宅の間取り実例をご紹介します。

都心に建てた注文住宅ならではの間取りアイデアが豊富に採用されています。

【延床49坪】木造3階建て二世帯住宅

50坪前後の注文住宅の間取り実例

▶50坪前後の木造3階建て実例

土地37.44坪に建つ延床面積49.40坪の木造3階建て二世帯住宅です。

親世帯と子世帯の居住空間ごとに、好みのコーディネートを取り入れており、それぞれの世帯が暮らしやすいこだわりのあるお住まいを実現しています。

50坪前後の注文住宅の間取り実例

 

【延床50坪】プライバシーが守られる家

50坪前後の注文住宅の間取り実例

▶延床50坪3階建て実例

都心では、プライバシーが守られる工夫が重要です。

こちらの住宅は、外からの視線を遮りつつ、自然光が入る明るいリビングを実現しました。

【延床51坪】分離型の二世帯住宅

50坪前後の注文住宅の間取り実例

▶50坪前後の耐火木造3階建て実例

家族人数が多い二世帯住宅では、回遊動線の間取りがおすすめです。

こちらの住宅は、玄関から直接LDKに入れる扉をつくり、回遊動線を取り入れた間取りによって、暮らしやすい機能的な家づくりに成功しています。

50坪前後の注文住宅の間取り実例

まとめ

50坪の家の価格相場や坪単価、費用内訳や間取り実例などをご紹介しました。

4LDK~5LDKを余裕で実現できる広さがあるため、二世帯住宅や趣味部屋など、こだわりの家づくりを実現できます。

東京で50坪前後の注文住宅をご検討の方は、23区内での施工実績が豊富なクレバリーホーム城東店・新宿店までお気軽にご相談ください。

 

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参照サイト:国土交通省 令和7年度 住宅経済関連データ 国税庁 地域別・構造別の工事費用表【令和7年分用】 フラット35利用者調査データ 2024年度

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監修者情報

高坂 昇

高坂 昇ou2株式会社(オーツー株式会社) 専務取締役 / 一級建築士

早稲田大学商学部卒業後、「完全な文系人間」から建築の世界へ飛び込み、一級建築士として活躍。10年にわたる商業建築で培ったシビアな空間設計ノウハウと、25年の戸建住宅の設計実績を併せ持つ。特に東京都内の木造密集地域や防火地域において、施工性と設計の柔軟性を活かした木造耐火4階建て住宅(もくよん®等)や、天災時には避難場所となる地下室・屋上を備えた災害住宅の提唱・実践を続けている。

プライベートでは子育てを終え、現在は登山やキャンプ、スキーなど活動的な休日を過ごしている。また、「空き家レスキュー」や「こども食堂」、シェアハウスの運営を通じた地域活動の場を提供するなど、地域社会支援にも精力的に取り組んできた。スペックだけでなく、住まう人の「暮らしの温かさ」に深く寄り添う提案を得意としている。

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