狭小住宅のスキップフロアで広々間取り例|メリット・デメリットや対策案などもプロが解説

狭小住宅とスキップフロアの相性は良く、限られた床面積でも、開放的で広々とした間取りづくりが可能です。
そこで本記事では、狭小住宅でスキップフロアをつくる間取り例やメリット・デメリット、対策案について解説します。
おしゃれで開放的な狭小住宅の建築をご検討の方は、ぜひ記事を参考にしてくださいね。
狭小住宅にスキップフロアが人気の理由

スキップフロアとは、床の高さを半階分ずらして、中2階や中3階など、中間階層を設ける手法のことです。
縦の空間を活用して、広いスペースを確保できるため、限られた床面積を有効活用したい狭小住宅で、人気があります。
関連記事:延床20坪の狭小住宅の広々間取り事例|2階建て・3階建ての間取り例や建築費の目安について
狭小住宅にスキップロアのメリット

広々とした狭小住宅をつくるために、魅力的なスキップフロアのメリットを確認してみましょう。
- 収納・書斎・勉強スペースなど多目的に活用できる
- 床面積に含まれず、広い家づくりができる
- 開放的で明るい空間づくりができる
- 立体的な空間でおしゃれさがUP
- 家族とのコミュニケーションが取りやすい
収納・書斎・勉強スペースなど多目的に活用できる

スキップフロアは、狭小住宅で後悔しがちな「収納が足りない」という問題を解決することが可能です。
また、書斎や趣味部屋、お子様の学習スペースやワークスペースなど、ライフスタイルに合わせて多目的に利用できるメリットがあります。
リビングから見える位置に設けることで、ご家族の様子を感じながら、勉強や仕事に集中することができますね。
床面積に含まれず、広い家づくりができる
スキップフロアは、建築基準法の一定の条件を満たすことで、床面積に含まれません。
そのため、一般的な狭小住宅より、広い家づくりが可能です。
例えば、床面積の上限が115㎡でも、18㎡のスキップフロアを設けることで、実質133㎡の居住スペースを確保できます。
狭小住宅で、プラス1部屋の希望を叶えることができますね。
ただし、地域のよって床面積への算入条件が異なるため、事前に確認することが重要です。
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開放的で明るい空間づくりができる

縦に空間が広がるため、ワンフロアがコンパクトな狭小住宅でも、開放的で広々とした住空間を実現できます。
また、上階からの採光を取り入れやすくなるため、全体的に明るい室内にできるメリットもあります。
開放的で明るくする手法として、吹き抜けを採用される方もいらっしゃいますが、床面積を減らしたくないご家庭では、スキップフロアの間取りが、有効的です。
立体的な空間でおしゃれさがUP
段差を利用したスキップフロアは、立体的な空間をつくりだすため、空間に広がりと奥行きがうまれ、おしゃれさがUPします。
間接照明やインテリアと組み合わせて高級感を演出することも可能です。
お友達を招いた時など、自慢できるマイホームになりますね。
家族とのコミュニケーションが取りやすい
壁や扉で仕切らずに、段差で空間を分けるスキップフロアは、家全体が緩やかに繋がるため、家族とコミュニケーションが取りやすいメリットがあります。
リビングやダイニングにいる家族の存在を身近に感じられるため、お子様の様子を見守りやすく、安心感を得やすくなります。
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狭小住宅にスキップフロアのデメリットと対策

狭小住宅にスキップフロアをつくるデメリットとその対策について、順番に解説します。
- 建築費が割高になる
- 空調効率が低下しやすい
- バリアフリー性の低下
建築費が割高になる
スキップフロアのある狭小住宅は、一般的な住宅と比べて、複雑な構造になるため、設計や建築にかかる費用が割高になる傾向です。
また、難易度が高い設計・建築となるため、スキップフロアの施工を断られてしまうケースもあります。
【対策案】
スキップフロアに対応できるハウスメーカーなのかを事前にHP等で確認し、複数の建築会社の見積書を比較することが大切です。
同じような間取りでも、ハウスメーカーによって、費用が大きく異なる場合があります。
空調効率が低下しやすい
縦の空間が広がるため、エアコンなどの空調効率が低下しやすいデメリットがあります。
暖かい空気は上に、冷たい空気は下に溜まる性質があるため、吹き抜けを設けた間取りと同様に、エアコンが効きにくくなる恐れがあります。
【対策案】
気密性の高い住宅を選んだり、空気を循環させるサーキュレーターやシーリングファンを設けたりすることで、室内温度を一定に保ちやすくなります。
バリアフリー性の低下
段差が生じるスキップフロアでは、バリアフリー性が低下するため、高齢者や小さいお子様がいるご家庭では、不便に感じられる可能性があります。
ですが、都市部の狭小住宅の場合、3階建てや4階建てなど、もともと階段が多い間取りになりがちです。
そのため、スキップフロアだけに限らず、階段の負担を少なくする工夫が重要になります。
【対策案】
- 小型ホームエレベーターを設ける
- リビング収納の充実
- シューズクロークを設ける
小型ホームエレベーターは、省スペースで設置できるため、老後を見据えた3階建て以上の狭小住宅で検討されるケースが多いです。
また、生活動線上に収納を充実させることで、階段の上り下りを少なくし、機能的な間取りにすることも1つの選択肢になります。
下記は、小型ホームエレベーターのある狭小住宅事例です。

スキップフロアの間取り例

スキップフロアといっても、複数のタイプがあり、利用方法もさまざまです。
そのため、ご家庭にあったスキップフロアを選ぶために、間取り例ごとの特徴を確認してみましょう。
- 2.5階・3.5階のスキップフロア
- 半地下のスキップフロア
- 天井部分にスキップフロア
- スキップフロアの下に収納
2.5階・3.5階のスキップフロア
1階と2階の間に中間層を設けるスキップフロアは、建築基準法の制限によって、2階建て以上の高さが建築できない土地でも、2.5階建ての家づくりが可能です。
同じように、2階と3階の間に中間層を設ける3.5階建ても、検討できます。
中間にワンフロア増えることで、広々とした居住スペースや収納スペースを増やすことができるため、狭小住宅との相性抜群のスキップフロアの間取りです。
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半地下のスキップフロア
土地を有効活用するために、床を数段下げた半地下のスキップフロアの間取りもあります。
高さ制限など、厳しい建築基準法の制限内で建築することが多い狭小住宅は、広さを確保するために、半地下を取り入れるケースも珍しくありません。
リビングから数段下げたスキップフロアは、お子様の遊び場や学習スペースなど、ちょっとした秘密基地のような空間にできます。
天井部分にスキップフロア

勾配天井を利用したロフトのようなスキップフロアは、縦の空間を活用しやすい狭小住宅で、採用されるケースが多い間取りです。
天井高を上げることで、開放感を演出しつつ、必要な収納や居住スペースを確保できます。
照明やコンセントを新築時に設けることで、ライフステージの変化に合わせて、多目的な利用ができ便利です。
スキップフロアの下に収納
数段上げたスキップフロアの下に収納スペースを設ける間取りも人気です。
上のフロアと下の空間のどちらも有効活用できます。
下の収納スペースには、クローゼットのように扉を設けることで、掃除機など隠したいアイテムをスッキリ片づけることができ、リビングを綺麗に保ちやすいメリットがあります。
まとめ
狭小住宅でスキップフロアをつくる間取り例やメリット・デメリット、対策案についてご紹介しました。
縦の空間を活かせるスキップフロアは、狭小住宅との相性が良く、開放的で明るい家づくりが可能です。
東京で狭小住宅をご検討の方は、23区内での施工実績が豊富なクレバリーホーム東京まで、お気軽にご相談ください。















