世帯年収1100万円の住宅ローンの無理のない借入額は?月々の返済額や上限、注意点を解説

世帯年収1100万円の住宅ローンの無理のない借入額は?月々の返済額や上限、注意点を解説

世帯年収1,100万円の場合、無理のない住宅ローン借入額は、いくらなのでしょうか?

そこで本記事では、世帯年収1,100万円の無理のない住宅ローン借入額月々の返済額借入額の上限金利タイプ別の月々の返済額について、ご紹介します。

また、購入できる住まいの目安住宅ローンを組む際の注意点についても、解説します。

 

世帯年収1100万円の割合

世帯年収1100万円の割合

まずは、世帯年収1,100万円の割合を確認してみましょう。

2024年度のフラット35利用者調査データでは、世帯年収1,100万円は、1,000万円以上1,200万円未満にあたるため、割合は「4.7%」です。

 

世帯年収利用者の割合
400万円未満19.9%
400万円以上600万円未満35.5%
600万円以上800万円未満21.9%
800万円以上1000万円未満10.7%
1000万円以上1200万円未満4.7%
1200万円以上7.4%

参照サイト:フラット35利用者調査 2024年度

世帯年収では、上位に入る高所得世帯だといえます。

 

関連記事:【2025年以降】住宅ローン金利は今後どうなる?推移や変動・固定の上昇、10年後の予想

世帯年収1100万円の住宅ローン借入額の目安

世帯年収1100万円の住宅ローン借入額の目安

世帯年収1,100万円の住宅ローン借入額の適正額と上限をご紹介します。

借入額の上限

住宅ローンは、金融機関や個人の条件によって、年収の8倍まで組むことができます。

そのため、世帯年収1,100万円の場合、住宅ローン借入額の上限は「8,800万円」が目安です。

無理のない住宅ローン借入額

世帯年収1,100万円の無理のない住宅ローン借入額は、「6,100万円~6,500万円」が目安です。

一般的に、無理のない住宅ローン借入額は、「返済負担率が25%以内(手取り額)」といわれています。

手取り額の目安は、単独で年収1,100万円の場合は、「手取り額790万円程度」、2馬力の場合は、「手取り額840万円程度」になります。

手取り額ごとに、返済負担率25%以内でシミュレーションした結果が、下記表の通りです。

 

【世帯年収1,100万円の無理のない住宅ローン借入額の目安】

借入額の目安月々の返済額
片働き

「手取り額790万円」

6,100万円16.4万円
共働き

「手取り額840万円」

6,500万円17.5万円

※上記は、返済期間35年 金利0.7% 元利均等返済 返済負担率25%以内で概算

ただし、返済負担率は、選ぶ金利や返済期間などによって異なるため、上記は目安として頂き、必ずご自身の条件でシミュレーションしてみましょう。

 

関連記事:8000万の家を買える人の世帯年収は?住宅ローンの返済額や年収別の負担率をシミュレーション

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世帯年収1100万円で購入できる住まいは?

世帯年収1100万円で購入できる住まい

世帯年収1,100万円のご家庭は、「無理のない借入額7,100万円~借入可能額8,800万円」を目安として、住まいを購入できることがわかりました。

では、予算内で、どのような住まいを購入できるのか、マンション・注文住宅ごとに確認してみましょう。

首都圏の新築マンション

新築マンションの平均価格と平均の床面積を見てみましょう。

首都圏東京都
購入価格6,569万円7,719万円
床面積62.2㎡62.5㎡

参照サイト:フラット35利用者調査 | 住宅ローン関連調査 2024年度 

住宅価格が高い首都圏や東京都でも、新築マンションの平均価格は「6,500万円~7,700万円」になるため、世帯年収1,100万円のご家庭でも、購入が可能です。

ですが、東京23区の新築マンションだけをみた場合、平均価格が1.2億円を超えたという報道もあり、予算内に抑えることはできません。

都内の注文住宅

土地付き注文住宅の平均価格と床面積は、下記の通りです。

首都圏東京都
土地代2,285万円3,838万円
建築費3,505万円3,469万円
総額5,790万円7,307万円
床面積108.0㎡104.0㎡

 

注文住宅の場合、都市部でも、土地付きで「5,800万円~7,300万円」ほどで、床面積100㎡越えの広々とした住宅を建てることができます。

利便性の良い東京23区でも、3階建て・3.5階建て・4階建てと縦に階層を増やすことで、予算内でご家族に必要な部屋数や広さを確保しやすくなります。

新築マンションが高騰しているため、都市部では、土地代を抑えられる狭小住宅の人気が高まっています。

 

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月々の住宅ローン返済額をシミュレーション

月々の住宅ローン返済額をシミュレーション

月々の住宅ローン返済額について、選ぶ金利借入期間借入額ごとに、シミュレーションしました。

同じ借入額でも、住宅ローンの組み方によって、返済額が異なるため、ご家庭の条件にあった内容で、確認してみましょう。

変動金利・固定金利

変動金利と固定金利ごとに、月々の返済額と総返済額の違いを見てみましょう。

【変動金利:0.7%の場合】

借入額月々の返済額総返済額
6,000万円16.1万円6,770万円
7,000万円18.7万円7,890万円
8,000万円21.4万円9,020万円

※返済期間35年間 金利0.7% 元利均等返済で計算

 

【固定金利:1.89%の場合】

借入額月々の返済額総返済額
6,000万円19.5万円8,200万円
7,000万円22.7万円9,570万円
8,000万円26.0万円1億940万円

※返済期間35年間 金利1.89% 元利均等返済で計算

同じ借入額でも、選ぶ金利によって、月々の返済額が、大きく異なることがわかります。

令和6年度の国土交通省による民間住宅ローンの実態調査によると、新規契約による変動金利利用者の割合は、84.3%であり、金利の低い変動金利の割合は、年々増加傾向です。

参照サイト:国土交通省 民間住宅ローン実態調査 令和6年度

返済期間30年・35年

返済期間30年・35年ごとに、月々の返済額をシミュレーションしました。

【返済期間別の月々の返済額】

返済期間6,000万円7,000万円8,000万円
30年間18.4万円21.5万円24.6万円
35年間16.1万円18.7万円21.4万円

※金利0.7% 元利均等返済で計算

返済期間が長いほど、月々の返済額を抑えることができます。

一般的に、長期で住宅ローンを組んで、繰り上げ返済ができるタイミングで、返済期間を短くする方法を選ばれる方が、多いです。

世帯年収1100万円で住宅ローンを組む際の注意点

世帯年収1100万円で住宅ローンを組む際の注意点

頭金と諸費用

住宅を購入する際には、物件価格以外にも、頭金諸費用がかかるため、それらの費用も含めて、資金計画を立てることが大切です。

頭金は、契約締結後に、購入代金の一部に充当されるお金です。

頭金は、「総額の10%~20%」が目安ですが、0円でも契約は可能です。

諸費用は、「仲介手数用・登録免許税・住宅ローン手数料・印紙代」など、住宅そのもの以外にかかる費用をさします。

諸費用の目安は、新築マンションでは「3%~5%」注文住宅では「10%~12%」です。

ペアローンのメリットとデメリット

共働き世帯が増えたことで、夫婦で住宅ローンを組んで、1つの住宅を購入するペアローンを利用するご家庭が、増えています。

ペアローンは、単独ローンより、借入額を増やせるメリットがありますが、事前に知っておきたい注意点もあります。

ペアローンのメリット・デメリットは、下記の通りです。

メリットデメリット
  • 借入額を増やせる
  • 夫婦で住宅ローン控除を利用できる
  • 夫婦で団体信用保険に加入できる
  • 片方の収入がなくなると、返済が滞るリスクが高まる
  • 契約が2本になるため、諸費用が増える

 

 

ペアローンの場合、お互いの借入額が高額になりやすいため、片方が、出産や子育てなどで、収入がなくなった際に、返済が滞るリスクが高まります。

将来のライフステージの変化も含めて、慎重に検討することが大切です。

住宅ローン以外にかかる毎月の費用

住宅価格に注目しがちですが、住宅ローン以外にも、住宅を維持するためには、費用がかかります。

とくに、マンションの場合、「管理費・修繕積立金・駐車場料金」がかかり、都市部や高級マンションになるほど、高額になる傾向です。

また、土地と建物それぞれに固定資産税がかかります。

物件評価額の高い住宅ほど、税金が高くなるため、7,000万円や8,000万円の住宅購入を検討している場合、事前に目安を確認しておくと、安心です。

まとめ

世帯年収1,100万円の無理のない住宅ローン借入額や上限、月々の返済額や注意点について、解説しました。

高額な住宅ローンで失敗しないためのポイントは、ご家庭の資産状況やライフプランに合わせたシミュレーションを専門家である住宅会社や不動産会社に依頼することです。

東京23区で注文住宅をご検討の方は、23区内での施工実績が豊富なクレバリーホーム東京まで、お気軽にご相談ください。

 

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監修者情報

高坂 昇

高坂 昇ou2株式会社 専務取締役 一級建築士

木造密集地域や防火地域において、木造ならではの施工性や設計の柔軟性、コストパフォーマンスを活かして木造耐火4階建て住宅(もくよん®)や、災害時の避難場所となる地下室や屋上を備えた災害住宅も提唱しています。

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