注文住宅で屋上を設置するメリット・デメリット|後悔しないための注意点を事例付きで解説

注文住宅で屋上を設置するメリット・デメリット|後悔しないための注意点を事例付きで解説

注文住宅で屋上をつくるかどうかは、多くの人が悩むポイントのひとつです。

「限られた土地を有効活用したい」「眺望を楽しめる家にしたい」という声がある一方で、コストやメンテナンス面を懸念する声もあります。

本記事では、屋上を設置するメリットとデメリットを整理し、後悔しないために押さえておきたい注意点を解説します。

設計のコツや費用感も紹介するので、屋上付きの注文住宅を検討している人は、ぜひ参考にしてください。

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Contents

注文住宅で屋上をつくるメリット|屋上のある家で良かった点

注文住宅で屋上を作るメリット|屋上のある家で良かった点

まずは、注文住宅に屋上をつくるメリットを紹介します。

屋外のプライベート空間を作れる

屋上を設置する魅力のひとつが、人目を気にせず過ごせるプライベート空間をつくれることです。

都市部では庭をつくっても隣家や道路からの視線が気になり、落ち着けないケースも少なくありません。

その点、屋上は高い位置にあるため視線が届きにくく、家族だけで過ごす屋外リビングとして活用できます。

朝はコーヒーを楽しみ、夜は星空を眺めるなど、自分たちだけの特別な時間を過ごせます。

眺望が良く景色が楽しめる

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屋上の魅力のひとつは、普段の生活では見えない景色を楽しめることです。

2階建て・3階建ての屋上は周囲より高いため、山並みや街並みを一望できます。

夜には夜景や星空を眺めながらくつろげ、花火大会を自宅から楽しめることもあります。

地上の庭では得られない非日常の開放感を味わえるのは、屋上ならではの特権といえるでしょう。

関連記事:3階建て住宅につくる屋上テラスの魅力​│開放的な事例

洗濯物を安心して干せる

注文住宅に屋上を設置すると、洗濯物を安心して干せるメリットがあります。

高い位置にあるため、周囲の視線を気にせず、盗難のリスクを軽減できます。

とくに女性がいる家庭や高価な衣類をお持ちの場合は、通行人や隣家から見られる心配がないのは大きな安心材料です。

また、屋上は日当たりと風通しがよく、洗濯物をしっかり乾かせます。

スペースも十分にあるため、大きな布団やシーツを広げて干せるのも嬉しいポイントです。

庭がなくてもガーデニングができる

庭がなくてもガーデニングができる

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屋上は、限られた土地でも自分だけの庭をつくることが可能です。

都市部のように地上に庭を設けにくい環境でも、日当たりがよく建物の影響を受けにくいため、ガーデニングや家庭菜園にも適しています。

お子さまと一緒に野菜を育てれば、食育や自然とのふれあいにもつながり、暮らしに彩りを添えられます。

関連記事:自宅の屋上で菜園を楽しもう【初心者向け】台風対策も

子どもの遊び場やドッグランにできる

屋上は、子どもやペットが安心して遊べるプライベートな屋外空間として活用できます。

都市部では庭を確保しにくく、道路で遊ばせるのも危険なケースがありますが、屋上なら安全な環境でのびのびと遊ばせることが可能です。

子ども用の遊具を置いたり、夏にビニールプールで水遊びをしたりと、季節ごとの楽しみ方も豊富です。

ペットを飼っている家庭では、屋上をドッグランとして使えば、自由に遊ばせるスペースを確保できます。

BBQなどアウトドアスペースになる

BBQなどアウトドアスペースになる

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屋上は、自宅にいながら本格的なアウトドア気分を楽しめる特別な空間です。

広さがあれば家族や友人を招いてBBQをしたり、テーブルとチェアを置いてホームパーティーを開いたりと、開放感あふれる時間を過ごせます。

庭やベランダと違い、周囲の目線や通行人を気にせずリラックスできるのも大きな魅力です。

人工芝やテントを使えば、おうちキャンプも可能で、星空の下で過ごす特別な時間を楽しめます。

容積率を気にせずスペースを増やせる

屋上の大きなメリットのひとつが、容積率の制限を受けずに有効スペースを増やせる点です。

建築基準法では屋根のある部分のみが容積率に算入され、屋上は対象外です。

そのため、都市部のように土地が限られていても、部屋数を増やさずに洗濯物スペースやプライベート空間を確保できます。

ただし、屋根や小屋などの構造物を設置した場合は容積率に含まれる可能性があるため、事前に建築会社へ確認しておくことが重要です。

関連記事:おしゃれな屋上のある一軒家実例|こだわりポイントや楽しむ方法

外観デザインがおしゃれになる

外観デザインがおしゃれになる

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屋上を設けると、建物全体の外観に洗練された印象を与えられます。

こう配のある一般的な屋根と違い、フラットな形状は直線的でシャープなシルエットを演出でき、モダンなデザインと相性抜群です。

シンプルな箱型はもちろん、他の屋根形状と組み合わせて立体感を強調することで、個性的でスタイリッシュな外観も実現可能です。

さらに、屋上に照明演出や植栽を取り入れれば、夜間でも印象的なデザインに仕上げられます。

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注文住宅で屋上をつくるデメリット|屋上のある家で後悔する点

注文住宅で屋上を作るデメリット|屋上のある家で後悔する点

屋上には多くの魅力がありますが、設置や維持には注意すべき点もあります。

ここでは、屋上をつくる際に生じやすいデメリットや後悔しがちなポイントを具体的に紹介します。

関連記事:屋上庭園の後悔につながるデメリットはどこ|屋上のある家の対策ポイント

コストが上がる

屋上を設けると、建築コストが高くなる傾向があります。

防水処理や手すり・フェンス、排水設備の設置といった専用工事が必要になるためです。

また、人が安全に利用できるようにするため、荷重や振動に耐える構造補強や部材の強化も欠かせません。

加えて、屋上は紫外線や雨風の影響を受けやすく、長期的な補修や防水メンテナンス費用も見込んでおく必要があります。

陸屋根なので外壁に負荷がかかる

屋上を設けると、屋根の形状はこう配のある切妻屋根などではなく「陸屋根(ろくやね)」と呼ばれるフラットな構造になります。

陸屋根は見た目がすっきりしてデザイン性に優れていますが、傾斜がない分、雨水が自然に流れにくいです。

排水がスムーズに行われにくいため、外壁に水分負担が増え、劣化が早まったりひび割れの原因になったりするリスクがあります。

雨漏りリスクが高まる

屋上は雨漏りのリスクも高くなります。

近年はゲリラ豪雨のような短時間での大雨も増えており、屋上の排水能力を超えて水が滞留してしまうケースも考えられます。

また、防水層にひび割れがあったり排水口にゴミや落ち葉が詰まっていたりすると、雨水が逃げ場を失い、雨漏りの原因となるので注意が必要です。

関連記事:【屋上のある家】雨漏りしやすい原因とは?対策方法を解説

定期的な清掃や雪かきが必要

屋上は屋外にあるため、雨風や砂埃、落ち葉、鳥のフンなどで汚れやすく、定期的な清掃が欠かせません

また、降雪地域では雪が自然に落ちないため、冬場の雪かきも必要です。

積雪を放置すると排水機能が低下し、建物に負担がかかるおそれがあります。

断熱性能が下がる

屋上は遮るものがないため、直射日光の影響を受けやすいのが特徴です。

とくに夏場は太陽の熱が屋上に直接当たり、下の階の室温が上がりやすくなります

小屋裏空間がないため熱がそのまま室内に伝わり、エアコンの効きが悪くなる原因にもなります。

また、冬場は断熱効果が得られず暖気が逃げやすくなり、逆に冷え込みを感じやすくなる点もデメリットです。

ただし、居住空間の断熱性能や遮熱性能、気密性を高める設計によって、快適性を確保できます。

屋上を設置する際は、直射日光の影響が高まることを考慮して断熱材などを選定することが大切です。

維持コストがかかる

屋上は、一般的な屋根に比べて維持コストがかかります

先述のとおり雨漏りリスクが高いため、FRP防水や排水設備の再施工・補修といった定期的なメンテナンスが必要です。

また、安全性の観点から、手すりやフェンスなどの設備も経年劣化に合わせて補修や交換をしなければなりません。

屋上設置では、これらの工事費用や点検費用が積み重なるため、長期的なコストを見越した計画が重要です。

立地条件によっては使いにくい

屋上はプライベートな空間として活用しやすい一方、立地によっては活かしきれない場合があります。

例えば、近隣に高層マンションや同じ高さの住宅があると、上から丸見えとなり、プライバシーを確保しづらいです。

また、BBQや音楽を楽しむ場合も、近隣住宅への影響からクレームに発展するケースもあります。

住宅密集地や周囲の建物が近い環境では、使用時間や内容に配慮する必要があるでしょう。

転落・落下リスクがある

屋上は高い位置にあるため、設計や使い方次第では転落の危険が伴います。

とくに小さな子どもやペットがいる家庭では、思わぬ行動が事故につながるおそれがあるため、安全対策は必須です。

超えられない高さのフェンスやすり抜けられない手すりを設置して、安全面に最大限配慮しましょう。

また、風による物の落下にも注意が必要です。

プランターや遊具などが落下すれば大きな事故になりかねないため、固定するなどの対策が欠かせません

結局使わない

屋上をつくっても、実際にはあまり使われなくなるケースがあります。

屋上への動線が悪かったり、近隣からの視線が気になったりといった理由で、思ったように活用できないこともあるのです。

また、家族構成やライフスタイルの変化によっても利用頻度は下がります。

例えば、子どもが成長して遊ばなくなったり、高齢になってBBQなどの機会が減ったりすると、屋上を使う場面が自然と少なくなる傾向があります。

注文住宅の屋上設置で後悔しないための注意点

注文住宅の屋上設置で後悔しないための注意点

注文住宅で屋上を設置する際は、動線や安全性、プライバシー対策などをしっかり検討しておくことで、後悔のない空間をつくれます。

ここでは、屋上設置で後悔しないための注意点を解説します。

屋上をつくる目的を明確にする

屋上を設置する際に最も大切なのは、屋上をつくる目的をはっきりさせることです。

「なんとなくおしゃれだから」という理由で設置してしまうと、完成後に使い道が定まらず、結果的に利用頻度が下がってしまいます。

もし明確な使い方がイメージできない場合は、無理に屋上をつくらず、他のスペースに予算を回す選択肢も検討すべきです。

家族全員で理想のライフスタイルを共有し、屋上が本当に必要かを見極めることが、後悔しない住まいづくりにつながります。

関連記事:【東京・新築一戸建て】後悔しない屋上のある家にするために

屋上に行きやすい動線をつくる

屋上を有効活用するには、アクセスのしやすさが重要です。

実際、屋上への動線を考えてなかったために、利用しなくなったと後悔する声も見られます。

例えば、洗濯物を干すのにランドリールームから距離が遠かったり、BBQを楽しみたいのにキッチンからの移動が不便だったりすると、日常的な利用は難しくなります。

使用目的に合った動線を考えることで、後悔なく屋上空間を楽しめます。

また、より快適に利用したい場合はエレベーターの設置もおすすめです。

エレベーターがあれば、重い荷物や洗濯物を持っていても上がりやすく、高齢になってからも安心して利用し続けられます。

エレベーターの導入も検討

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落下防止は必須の対策

屋上を安全に活用するうえで、落下防止対策は必須です。

安全面を軽視したまま屋上を設置すると、日常的な利用が不安になり、せっかくのスペースを活かしきれません。

まず、建築基準法施行令126条によって、手すりの高さは最低でも1.1m以上と定められていますが、それだけでは不十分です。

小さなお子さま・ペットがいる場合は1.2〜1.3mや縦桟ピッチ縮小、乗り越し防止などの仕様を推奨します。

とくに小さな子どもやペットがいる家庭では、踏み台になるような荷物があれば、簡単に乗り越えてしまう危険があります。

理想的なのは、子どもの背丈以上の壁やフェンスを設置し、外へ身を乗り出せない構造にすることです。

参照サイト:e-GOV法令検索 建築基準法施行令

居住空間の断熱性能や配置を工夫する

屋上は直射日光の影響を受けやすいため、居住空間の断熱性能や配置の工夫が重要です。

まず、性能の高い断熱材や気密シートなどを屋上下の天井や壁に使用することで、熱が室内に伝わるのを抑えられます。

加えて、屋上の真下に寝室や収納など、利用時間が限られる部屋にするといった間取りの工夫も大切です。

屋上直下にメインとなる居住空間を配置しないことで、暑さの影響を最小限に抑えられます。

掃除しやすい環境を整える

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屋上を長く快適に使うためには、あらかじめ掃除しやすい環境を整えておくことも大切です。

屋外蛇口や排水口を設置しておけば、定期的な掃除やメンテナンスも楽に行えます。

また、屋上に電源を設けておくと、照明器具や掃除機を使えるため、夜間の掃除やメンテナンス作業も快適です。

屋上の清掃やメンテナンスを習慣にできるような環境を整えることで、劣化を防ぎ、より長く活用できます。

プライバシー確保と眺望はバランスを考える

屋上を設置する際は、プライバシー確保と眺望のバランスを考えましょう。

例えば、腰壁や目隠しフェンスを設置して視線を遮りつつ、上方向の空を楽しめるようにすれば、開放感を損なわずに安心して過ごせます。

また、周りに高い建物がある場合は、オーニングテントやシェードを活用して、目隠しと日よけを両立することもおすすめです。

見える景色と見られるリスクを天秤にかけたうえで設計を行って、屋上空間を快適に活用しましょう。

立地状況に合わせて設置を検討する

屋上の使い勝手は、立地条件や周辺環境によって大きく変わります

高層マンションや同程度の高さの建物が密集している場所では、プライバシーを守るために、屋上の向きや壁・フェンスの高さを工夫することが必要です。

また、BBQなどを楽しむ場合、煙や会話の声が近隣へ影響することもあるため、トラブル防止への配慮も欠かせません。

これらの問題が設置後に発覚すると、結局屋上を活用しなくなる可能性もあります。

設計段階で使用シーンを具体的に想定し、立地との相性をしっかり確認しておきましょう。

防水対策を施す

屋上を設ける際は、防水対策が欠かせません

FRP防水やウレタン塗膜防水といった工法で防水層を施工し、雨水の浸入を防ぐことが基本です。

ただし、防水層は時間の経過とともに劣化するため、目安として10年ごとの再施工が必要です。

また、排水口の詰まりや小さなひび割れも雨漏りの原因になるため、定期的な点検と清掃が欠かせません。

適切な防水対策とメンテナンスを組み合わせることで、雨漏りリスクを最小限に抑え、長く安心して使える屋上空間を維持できます。

屋上の施工実績が豊富な会社を選ぶ

屋上のある注文住宅を建てる際は、必ず屋上の施工実績が豊富な建築会社を選ぶことが大切です。

屋上は通常の屋根とは異なり、防水や構造補強など専門的な知識と技術が求められます。

そのため、経験の少ない業者に依頼すると、施工不良や雨漏りといったトラブルにつながるリスクが高まります。

実績のある建築会社であれば、屋上特有の課題や注意点を熟知しているため、設計段階から適切なアドバイスを受けられるのがメリットです。

例えば、防水工事の種類やメンテナンスサイクル、排水計画、動線設計、プライバシー対策など、実際の施工経験に基づいた提案をしてもらえます。

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注文住宅で屋上を設置する費用相場

注文住宅で屋上を設置する費用相場

屋上の設置には、防水工事やフェンス・排水設備などの専用施工が必要になります。

ここでは、屋上を設置する費用相場やメンテナンス費用を解説します。

設置のために必要な費用

注文住宅に屋上を設置する場合、費用相場は坪単価5万〜15万円ほどが目安です。

ここに防水加工や手すり、排水設備などの施工費が加わるため、10〜20坪で100万〜300万円程度の費用がかかります。

また、費用はFRP防水やシート防水といった防水工法の種類、床材(タイル、人工芝、ウッドデッキなど)のグレード、水栓や電源の設置有無によって変動します。

設計段階でどのような用途で屋上を活用したいのかを明確にし、設備や仕様を決めることで、費用を適正にコントロールすることが大切です。

ただし、近年の建築費高騰といった影響から、正確な費用を把握するには、必ずハウスメーカーからの見積もりを取り、詳細な内訳を確認するのがおすすめです。

関連記事:【東京の一戸建て】本当に980万円で屋上付きの家はつくれるのだろうか?

メンテナンスの費用

屋上のメンテナンスにかかる費用相場は、15坪の屋上でトップコートを塗り替える場合は15万〜40万円程度です。

FRPなどの防水層を再施工する場合は、30万〜80万円以上かかることもあります。

また、防水層以外にも手すりや排水口の劣化への対応も必要なため、実際にはより多くの費用が発生する可能性があります。

屋上は10〜15年に一度のメンテナンスが基本となるため、こうしたコストを見越した設計・計画が欠かせません。

注文住宅で屋上を設置する際によくある質問

注文住宅で屋上を設置する際によくある質問

最後に、注文住宅で屋上を設置する際によくある質問に回答します。

屋上は固定資産税に入りますか?

基本的に、屋上そのものは固定資産税の課税対象には含まれません

屋上は屋根の一部であり、壁や屋根で囲まれた延床面積に該当しないためです。

そのため、テラスや物干し場などとして利用するだけであれば、建物の評価額に大きな影響を与えることは少ないでしょう。

ただし、屋上にパーゴラやサンルーム、小屋などを設置すると、その部分が建築物としてみなされ、延床面積に含まれる可能性があります。

その結果、固定資産税が増額されるケースもあるため注意が必要です。

また、屋上面積が延べ床に不算入でも、手すり・フェンス・塔屋等の造作は家屋評価に加算される場合があります。

詳細は自治体評価基準で差があるため、自治体への事前の相談がおすすめです。

テラス・ルーフバルコニー・スカイテラスとの違いは?

屋上を活用する空間には、「屋上テラス」「ルーフバルコニー」「スカイテラス」といった呼び方がありますが、これらに厳密な法的区分はありません

ただし、建築や不動産の分野では次のような一般的な使い分けがあります。

 

【屋外スペースの名称と意味】

  • テラス:建物の外に設けられた一段高いスペース。主に1階部分に設置され、庭やリビングとつながる屋外空間を指す。
  • ルーフバルコニー:建物の屋根部分に設けられたバルコニーで、屋根がなく開放的なスペースが特徴。2階・3階などに設置されることもある。
  • スカイテラス:屋上部分に設けられたテラス空間。眺望や開放感を楽しむために設置されるケースが多く、住宅の付加価値として人気が高い。

 

名称に違いはあっても、いずれも高い位置を活用した屋外スペースという点は共通しています。

設計時には、用途や立地、建築基準を踏まえ、どの形式が最適かを検討することが大切です。

関連記事:【戸建て】屋上とバルコニーの違いは?メリット・デメリットをご紹介

屋上と庭のどちらが良いですか?

屋上と庭にはそれぞれ異なる魅力があり、どちらが適しているかは敷地条件やライフスタイルによって変わります

屋上は土地が限られた都市部に向いており、眺望を楽しめるほか、日当たり・風通しの良さやプライバシーの確保にも優れています。

趣味やアウトドア空間としても活用しやすいのが特徴です。

一方、庭は自然との一体感を楽しめるのが魅力で、家庭菜園や植栽、子どもやペットの遊び場としても使いやすい空間です。

土地が広い郊外では庭、限られた市街地では屋上が向いているケースが多く、重視するポイントによって最適な選択肢は変わります。

まとめ:狭小住宅の屋上設計で迷ったらクレバリーホーム東京へ

屋上のメリット・デメリット、注意点や費用の目安について解説しました。

屋上は暮らしの幅を広げる魅力的な空間である一方、設計や維持管理を誤ると後悔につながる可能性もあります。

立地条件やライフスタイル、コストをしっかりと見極めたうえで計画すれば、快適で長く使える屋上を実現できます。

理想の屋上空間をつくりたい方は、屋上住宅の施工実績が豊富なクレバリーホーム東京にご相談ください。

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監修者情報

高坂 昇

高坂 昇ou2株式会社 専務取締役 一級建築士

木造密集地域や防火地域において、木造ならではの施工性や設計の柔軟性、コストパフォーマンスを活かして木造耐火4階建て住宅(もくよん®)や、災害時の避難場所となる地下室や屋上を備えた災害住宅も提唱しています。

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