3階建て住宅のリビング、設計のポイント解説|リビング階段など間取りの成功例や工夫も事例付き紹介

3階建て住宅のリビング、設計のポイント解説|リビング階段など間取りの成功例や工夫も事例付き紹介

3階建て住宅は、限られた土地でも広々した空間を確保できる優れた特徴の住まいです。
一方で多層階であることから「リビングの配置をどうしよう」と悩む方も少なくありません。

そこで本記事では、3階建て住宅のリビングの配置方法、および過ごしやすくするためのポイントをご紹介します。

設計のポイントを理解しやすいようリビングの実例も紹介しますので、合わせてぜひ参考にしてください。

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都市部の注文住宅で3階建てが選ばれる理由

はじめに、都市部で注文住宅を建てるとき「3階建て」が選ばれる理由を以下のとおりご紹介します。

  • 狭小地でも十分な延床面積を確保できる
  • 二世帯住宅や賃貸併用など多用途に対応できる
  • 眺望や日当たりを確保しやすい

特に、土地価格が高い東京23区などの都市部では延床面積の確保が最大の課題です。

3階建てにすれば限られた敷地でも部屋数や広さを確保でき、二世帯住宅や賃貸併用住宅など多様な暮らし方に対応できます。

さらに上階ほど採光条件がよく、明るく開放的な住空間を実現できる点も魅力です。

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3階建て住宅でのリビング配置の選択肢(1、2、3階)

3階建て注文住宅のメリット:採光、通風に効果的

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3階建て住宅では、リビングを1階、2階、3階、いずれに配置するか、選択によって住み心地や動線が大きく変わります

日当たり、プライバシー、家事効率などの優先順位によって最適な階が異なりますのでしっかり検討しましょう。

リビングを1階に配置した場合の特徴

1階リビングは、3階建ての1階部分にリビングを配置する間取りで、以下の特徴を持っています。

  • 階段移動が少なく、高齢者や小さな子どもがいる家庭に向く
  • 庭や玄関とのつながりが良く、屋外空間を活用しやすい
  • 来客が多い場合でもスムーズに対応できる

ただし、都市部の密集地では日当たりやプライバシーの確保が難しい場合もあります。

採光を確保するには南向きや角地など立地条件が重要で、通行人や近隣からの視線対策として植栽や目隠しフェンスの活用が求められる点にも注意が必要です。

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リビングを2階に配置した場合の特徴

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続いて2階部分にリビングを配置する間取りは、次のような特徴があります。

  • 適度な高さで日当たりとプライバシーを両立できる
  • 1階にも3階にもアクセスしやすく優れた動線になる
  • 下階を駐車場や店舗に活用可能

ただし、階段の上り下りは避けられず、高齢期には移動が負担になる可能性があります。

それでも採光・通風・動線のバランスに優れ、都市部では特に「ちょうどよい選択肢」として選ばれることが多い間取りです。

関連記事:2階リビングの間取りプラン|メリット・デメリットとポイントをチェック!

リビングを3階に配置した場合の特徴

最後に3階にリビングを配置する間取りは、明るさと眺望を最優先する方に人気の配置です。

  • 眺望と日当たりが最もよい
  • 周囲の視線を気にせず開放的に過ごせる
  • 屋上やバルコニーと一体的な空間づくりが可能

ただし、買い物や荷物の運搬時の移動距離が長く、生活動線がやや不便になる点は注意が必要です。
なお、ホームエレベーターの設置で解消することは可能です。

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成功する3階建てのリビング、間取りや設計のポイント

3階建てのリビングを快適にするには、明るさや広さ、動線を意識した間取りと、快適性を支える住宅性能が欠かせません。

以下のポイントを押さえることで、満足度の高い空間を実現可能です。

  • キッチン、ダイニングとの一体感ある間取り
  • 吹き抜け、勾配天井で開放感を演出
  • 大きな窓やバルコニーで外とつながる空間づくり
  • 収納計画で階段移動を減らす工夫
  • 防音や遮音性、断熱性など基礎性能の確保

キッチン、ダイニングとの一体感ある間取り

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3階建てに設けるリビングでは、キッチン・ダイニングを隣接させ、一体化したレイアウトにすると使いやすさが向上します。

食事の配膳や片付けの動線が短く、家族と対面する機会が増えることから会話も弾みます。

アイランドやペニンシュラ型のキッチンを採用すると、開放感とデザイン性を両立できます。

関連記事:30坪でも広く見える間取りアイデア11選

吹き抜け、勾配天井で開放感を演出

【港区】勾配天井で広さを感じられる完全分離型3階建て注文住宅の事例

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天井を高くする吹き抜けや勾配天井は、2、3階リビングの開放感を一層引き立てます。

採光性や通風性も高まり、日中は照明いらずの明るさを確保できます。

構造上の制約はありますが、梁見せデザインや間接照明と組み合わせると、立体的で心地よい空間になります。

関連記事:狭い家のリビングを広く感じる工夫

大きな窓やバルコニーで外とつながる空間づくり

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南向きや眺望の良い方角に大きな窓を設けると、室内が明るく、景色も楽しめます。

リビングとバルコニーを段差なくつなげれば外との一体感が生まれ、屋外リビングのような使い方も可能です。

都市部では高い位置からの景観が、開放感と非日常感を演出します。

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収納計画で階段移動を減らす工夫

【文京区】各階各所に収納を設けた、動線計画に優れた3階建て注文住宅の事例

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土地がコンパクトになりがちな3階建て住宅では、生活用品を階ごとに収納できる計画が重要です。

キッチン近くのパントリーやリビング収納を充実させると、他の階への移動回数を減らせます。

掃除道具や季節家電も同じ階に置けるようにすると、日常動作のストレスを軽減できます。

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防音や遮音性、断熱性など基礎性能の確保

2階リビングで吹き抜けを利用した場合など、屋根からの熱の影響を受けやすい場合は、断熱材の厚みや高性能な窓の採用で温熱環境を快適に保ちましょう

また、高性能な窓や断熱材は外からの騒音や生活音の伝わりを軽減できますので、より快適な住環境を実現可能です。

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3階建てにリビング、よくある質問(Q&A)

3階建てのリビングを検討する際、多くの方が将来の暮らしや住み心地について不安や疑問を持ちます。

記事の終わりに、代表的な質問にお答えします。

Q.3階リビングは老後に住みにくくなりませんか?

A.階段移動の負担を避けるために、設計の段階で対策を取りましょう。

将来を見据えてホームエレベーターを設置する、寝室を下階に移せる間取りする、といった対策を取ると安心です。

関連記事:【3階建てのホームエレベーター】間取りのコツ・実例紹介

Q.夏の暑さへの対策はどうすればよいですか?

A.断熱材や窓の強化、また大きな窓にはLow-Eガラスや外付けブラインドを採用するなど、設計段階での対策を取りましょう。

屋根部分に加えて、壁面や窓など、全体を等しく高性能にすることで、快適な住環境を実現できます。

関連記事:【3階建て・4階建ての最上階が暑い?】4つの理由と13の暑さ対策

Q.引っ越しや大型家具の搬入は大変ですか?

A.ソファやピアノなど、大型の家具を搬入する場合は建築時に十分な搬入動線を確保し、バルコニーや窓からの搬入も想定しておきましょう。

設計の段階から搬入することを計画しておけば、「家具が入らない」といった問題は生じません。

まとめ│住みやすいリビング設計はクレバリーホーム東京へ

3階建てのリビングは、採光や眺望、プライバシーの確保など都市部での暮らしに大きなメリットをもたらします。

一方で、階段移動や温熱環境といった注意点もありますので、間取りや住宅性能の工夫が欠かせません。

クレバリーホーム東京では、都市型住宅の豊富な施工実績を元に、お客様のライフスタイルに合わせた最適なリビング設計をご提案します。

住みやすさと快適性を両立した3階建て住宅をご検討の方は、お気軽にご相談ください。

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監修者情報

高坂 昇

高坂 昇ou2株式会社 専務取締役 一級建築士

木造密集地域や防火地域において、木造ならではの施工性や設計の柔軟性、コストパフォーマンスを活かして木造耐火4階建て住宅(もくよん®)や、災害時の避難場所となる地下室や屋上を備えた災害住宅も提唱しています。

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