60坪の家を建てる価格相場や間取り事例|費用の内訳や土地60坪に建てられる家の広さも

60坪の家を建てる価格相場や間取り事例|費用の内訳や土地60坪に建てられる家の広さも

60坪の家は、二世帯住宅や6LDKなど、広々した間取りを検討できますが、規模が大きくなるため、建築費用も高くなる傾向です。

そこで本記事では、予算をイメージするために、延べ床60坪の家の価格相場ローコスト住宅で建てた場合の費用について、解説します。

また、60坪前後の間取り事例土地60坪に建てられる家の広さもご紹介しているため、ぜひ、60坪の注文住宅を検討している方は、参考にしてくださいね。

 

60坪の家を建てる価格相場や間取り

260坪の家を建てる価格相場や間取り

注文住宅の平均価格

まずは、注文住宅の平均価格をエリア別に見てみましょう。

【注文住宅のみ】

エリア平均価格平均住宅面積
全国3,861万円119.5㎡/36.1坪
首都圏4,190万円120.4㎡/36.4坪

 

【注文住宅+土地購入】

エリア建築費+土地代建築費のみ平均住宅面積
全国4,903万円3,405万円111.2㎡/33.6坪
首都圏5,679万円3,402万円108.8㎡/32.9坪

 

注文住宅のみの平均価格は、全国で3,861万円、首都圏で4,190万円です。

土地付き注文住宅の平均価格は、全国で4,903万円、首都圏で5,679万円となり、都市部になるほど高くなる傾向です。

参照サイト:フラット35利用者調査 2023年度:住宅金融支援機構

60坪の家の価格相場

260坪の家を建てる価格相場や間取り

60坪の家を建てる価格相場をフラット35利用者調査による注文住宅の平均費用を基に計算した下記表で、確認してみましょう。

エリア60坪の費用相場坪単価
全国6,360万円106万
首都圏6,900万円115万

参照サイト:フラット35利用者調査 2023年度

延べ床60坪の家の価格相場は「6,360万円~6,900万円」程度です。

60坪の広さは、全国平均の36.1坪と比べて、約1.7倍になるため、費用も高額になります。

60坪の家の構造別の価格相場

60坪の家の建築費用に大きく影響する項目が、木造・鉄骨造などの構造です。

選ぶ構造によって、費用が大きく異なるため、構造別の目安を確認してみましょう。

 

【構造別の坪単価】

構造全国の坪単価60坪の建築費用
木造約68万5,800万円
鉄骨造(S造)約97万8,300万円
鉄筋コンクリート造(RC造)約100万8,600万円

※60坪の建築費は、坪単価×延床面積÷0.7で概算した値

木造が、一番コストパフォーマンスに優れており、同じ60坪の家でも、鉄骨造やRC造と比べて、2,500万円ほど安く建てることが可能です。

建築費を抑えて60坪の家を建てたい方は、コストを抑えられる木造が、おすすめです。

また、1階はRC造、2階以上は木造の混構造など、柔軟に構造を選べる住宅会社に依頼することで、予算内で希望の家づくりがしやすくなります。

参照サイト:国税庁 地域別・構造別の工事費用表【令和6年分用】

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60坪の家の間取り

60坪の家の広さは、平方メートルに換算すると「約198㎡」です。

間取りでは、広々とした6LDK二世帯住宅を検討できます。

国土交通省の下記データによると、延べ床60坪の家で、快適に暮らせる家族人数の目安は「6人~7人」です。

 

【郊外の住まいを想定した一般型誘導居住面積水準】

家族人数6人7人8人
床面積175㎡/52.9坪200㎡/60.5坪225㎡/68.0坪

参照サイト:国土交通省 令和6年度 住宅経済関連データ 

 

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60坪の家をローコスト住宅で建てると価格相場は?

60坪の家をローコスト住宅で建てると価格相場

ローコスト住宅は、坪単価40万~45万程度が、一般的な価格相場です。

延べ床60坪の家の場合「坪単価45万円×60坪=2,700万円」ですが、こちらの費用は、本体工事費にのみになります。

付帯工事費や諸費用を含めた場合、3,900万円程度かかることが想定できます。

全国平均の6,360万円と比べると費用を抑えることができますが、間取りやデザインにこだわりがある場合、追加オプション費用が高額になる恐れがあるため、注意が必要です。

 

関連記事:【2025年以降】住宅ローン控除はなくなる?改正点や年収ごとの控除額、いくら戻るかについて

土地60坪に建てられる家の広さは?

土地60坪に建てられる家の広さ

60坪の土地には、どれくらいの広さの家が、建てられるのでしょうか?

土地に建てられる住宅の規模は、土地ごとに定められている「建ぺい率」「容積率」で目安を確認できます。

建ぺい率は、一般的に1階部分の床面積の上限であり、容積率は、延べ床面積の上限です。

 

【例:土地60坪 建ぺい率60% 容積率150%】

  • 60坪×60%(建ぺい率)=36坪
  • 60坪×150%(容積率)=90坪

 

上記の場合、最大で延べ床90坪の家を建てることが可能です。

60坪の土地で容積率100%の場合、延べ床60坪の家を建てることができます。

60坪の家を建てる費用の内訳

60坪の家を建てる費用の内訳

注文住宅を建てるためにかかる費用は、大きく分けて「本体工事費」「付帯工事費(別途工事費)」「諸費用」の3つであり、土地がなければ「土地購入費」もかかります。

見積書を比較するためにも、費用の内訳について、順番に確認してみましょう。

本体工事費

本体工事費とは、建物の骨組みや屋根、内装など、家そのものを作るための費用です。

注文住宅を建てる総額のうち、7割程度を占めることが多い、費用項目になります。

注文住宅の仮プランに記載されている価格では、本体工事費として載っていることが多く、総額ではないことを理解しておきましょう。

付帯工事費

付帯工事費は、給排水の引き込み工事や外構工事、地盤改良工事など、本体工事とは別にかかる工事費用です。

付帯工事費は、総額の2割程度を占めることが多くなります。

60坪の広さの家を建てる場合、とくに注意したい費用が、地盤改良費です。

建物の総重量が重いため、地盤を強固にするための費用が、高くなりやすい傾向です。

諸費用

注文住宅の諸費用には、おもに下記項目が含まれます。

  • 不動産会社への仲介手数料
  • 登記費用
  • 印紙代
  • 不動産取得税・登録免許税
  • 住宅ローンの保証料
  • 住宅ローンの融資事務手数料
  • 火災保険・地震保険料
  • 設計料

 

諸費用は、総額の1割程度が目安です。

例えば、土地付き注文住宅の総額が5,000万円の場合、諸費用の目安は500万円になります。

土地購入費

注文住宅では、建物とは別に、建てるための土地が必要になります。

「土地探し」と「施工会社探し」を並行しておこなう方も多いと思いますが、効率的に注文住宅を建てるためには、「施工会社探し→土地探し」の順番が、おすすめです。

仮プランをすぐに依頼できるため、希望の間取りが入る土地を買い逃すリスクを軽減できます。

60坪の家の費用を抑えるコツ

60坪の家の費用を抑えるコツ

60坪の家を建てるための費用を抑えるコツをご紹介します。

土地購入費を抑え、縦に階層を増やす

土地代の高い都市部では、コンパクトな土地を購入して、縦に階層を増やしたほうが、トータル費用が、お得になるケースが珍しくありません。

土地25坪前後でも、3階建て・4階建てにすることで、延べ床60坪の家づくりは可能です。

例えば、土地1坪が150万円のエリアでは、購入する土地を35坪から25坪に減らすことで、1,500万円も費用を安く抑えることができます。

家の形をシンプルにする

凹凸の多いデザインより、1階と2階の床面積が同じな「総2階」など、直線を活かしたシンプルなデザインほど、建築費を抑えることが可能です。

なぜなら、材料費の削減や作業工程の短縮による人件費削減が、できるためです。

また、シンプルな形状することで、外壁塗装など、将来かかるリフォーム費用を抑えることが可能です。

 

関連記事:注文住宅の新築で費用を削れるところ|300万~1000万のコストダウンや予算オーバーの原因

60坪前後の家の間取り事例

60坪前後の家の間取り事例をご紹介します。

【延べ床62坪】3世帯住宅の間取り

60坪前後の家の間取り事例

▶延床62坪の注文住宅の事例 

こちらは、土地51坪に建てた延べ床62坪の木造4階建て住宅です。

間取りやデザインは、それぞれの世帯の好みや暮らしやすさにこだわっており、機能的で高級感のある空間に仕上がっています。

60坪前後の家の間取り事例

【延べ床56坪】二世帯住宅の間取り

60坪前後の家の間取り事例

▶延床56坪の注文住宅の事例

こちらは、延べ床56坪の3階建て二世帯住宅です。

間取りは、リビング収納を充実させており、外出時に使用するご家族のアイテムを収納できるため、帰宅時や外出時の移動をスムーズにおこなうことができます。

まとめ

延べ床60坪の家の価格相場や間取り事例、土地60坪に建てられる家の広さや費用の内訳について、ご紹介しました。

60坪の家は、6LDKや二世帯住宅など、6人~7人家族が、のびのびと暮らせる家づくりが可能です。

東京都で60坪の注文住宅をご検討の方は、23区内での施工実績が豊富なクレバリーホーム東京まで、お気軽にご相談ください。

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監修者情報

高坂 昇

高坂 昇ou2株式会社 専務取締役 一級建築士

木造密集地域や防火地域において、木造ならではの施工性や設計の柔軟性、コストパフォーマンスを活かして木造耐火4階建て住宅(もくよん®)や、災害時の避難場所となる地下室や屋上を備えた災害住宅も提唱しています。

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