60坪の家を建てる価格相場や間取り事例|費用の内訳や土地60坪に建てられる家の広さも

60坪の家を建てる価格相場や間取り事例|費用の内訳や土地60坪に建てられる家の広さも

延べ床60坪の家は、二世帯住宅や広々とした6LDKが叶う広さです。ただし、地価の高い東京23区で「土地60坪」を購入するのは現実的ではありません。

そこで都内では、20〜30坪のコンパクトな土地に3階建て・4階建ての多層階住宅を建て、縦に延床60坪の居住空間を確保するケースが増えています。

本記事では、都内の狭小地で多層階住宅を数多く手がけてきたクレバリーホーム城東店・新宿店が、延床60坪の家の価格相場や費用の内訳、予算を抑えるコツを解説します。

 

60坪の家を建てる価格相場や間取り

60坪の家を建てる価格相場や間取り

注文住宅の平均価格

まずは、注文住宅の平均価格をエリア別に見てみましょう。

【注文住宅のみ】

エリア 平均価格 平均住宅面積
全国 3,932万円 約118.5㎡/35.9坪
首都圏 4,252万円 117.6㎡/35.6坪

 

【注文住宅+土地購入】

エリア 建築費+土地代 建築費のみ 平均住宅面積
全国 5,007万円 3,512万円 111.1㎡/33.6坪
首都圏 5,791万円 3,506万円 108.0㎡/32.7坪

 

注文住宅のみの平均価格は、全国で3,932万円、首都圏で4,252万円です。

土地付き注文住宅の平均価格は、全国で5,007万円、首都圏で5,791万円となり、都市部になるほど高くなる傾向です。

参照サイト:フラット35利用者調査 2024年度:住宅金融支援機構

60坪の家の価格相場

60坪の家を建てる価格相場や間取り

60坪の家を建てる価格相場をフラット35利用者調査による注文住宅の平均費用を基に計算した下記表で、確認してみましょう。

エリア 60坪の費用相場 坪単価
全国 約6,600万円 約110万円
首都圏 約7,200万円 約120万円

参照サイト:フラット35利用者調査 2024年度:住宅金融支援機構

延べ床60坪の家の価格相場は「6,600万円~7,200万円」程度です。

60坪の広さは、全国平均の35.9坪と比べて、約1.7倍になるため、費用も高額になります。

60坪の家の構造別の価格相場

60坪の家の建築費用に大きく影響する項目が、木造・鉄骨造などの構造です。

選ぶ構造によって費用が大きく異なるため、参考までに税制上の参考値ですが、国税庁の構造別の目安を確認してみましょう。

 

【構造別の坪単価】

構造 全国の坪単価 60坪の建築費用
木造 約72万 6,150万円
鉄骨造(S造) 約104万 8,900万円
鉄筋コンクリート造(RC造) 約112万 9,580万円

参照サイト:国税庁 地域別・構造別の工事費用表【令和7年分用】

※60坪の建築費は、坪単価×延床面積÷0.7で概算した値

木造が最もコストパフォーマンスに優れており、同じ60坪の家でも、鉄骨造やRC造と比べて、3,400万円ほど安く建てることが可能です。

建築費を抑えて60坪の家を建てたい方は、コストを抑えられる木造がおすすめです。

都内の狭小地で延床60坪を実現するなら、建築費を抑えながら階を積み上げられる木造4階建て(もくよん®)が現実的な選択肢です。

前述の通り、木造は鉄骨造・RC造より大きくコストを抑えられます。 ただし、1階を大開口のガレージにするなど木造が難しい場合は、鉄骨造や混構造(※)が適することもあります。

ou2グループは、もくよん®を主力としながら鉄骨造・混構造にも対応できるため、構造を横断した比較・提案が一社で完結します。

※混構造:木造・鉄骨造・RC造など異なる構造を組み合わせる手法。例えば1階を鉄骨造、2階以上を木造耐火にできます。

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60坪の家の間取り

60坪の家の広さは、平方メートルに換算すると「約198㎡」です。

間取りでは、広々とした6LDKや二世帯住宅を検討できます。

国土交通省の下記データによると、延べ床60坪の家で、快適に暮らせる家族人数の目安は「6人~7人」です。

 

【郊外の住まいを想定した一般型誘導居住面積水準】

家族人数 6人 7人 8人
床面積 175㎡/52.9坪 200㎡/60.5坪 225㎡/68.0坪

参照サイト:国土交通省 令和7年度 住宅経済関連データ 

 

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60坪の家をローコスト住宅で建てると価格相場は?

60坪の家をローコスト住宅で建てると価格相場

ローコスト住宅は、坪単価40万~45万程度が、一般的な価格相場です。

延べ床60坪の家の場合「坪単価45万円×60坪=2,700万円」ですが、こちらの費用は、本体工事費にのみになります。

付帯工事費や諸費用を含めた場合、3,900万円程度かかることが想定できます。

全国平均の6,600万円と比べると費用を抑えることができますが、間取りやデザインにこだわりがある場合、追加オプション費用が高額になる恐れがあるため、注意が必要です。

 

関連記事:【2026年】住宅ローン控除は2030年まで延長!改正点や減税額シミュレーション、Q&Aを解説

土地60坪に建てられる家の広さは?

土地60坪に建てられる家の広さ

60坪の土地には、どれくらいの広さの家が、建てられるのでしょうか?

土地に建てられる住宅の規模は、土地ごとに定められている「建ぺい率」と「容積率」で目安を確認できます。

建ぺい率は、敷地に対して建物を真上から見たときの面積(建築面積)の割合の上限です。一般的な総2階の家であれば、おおむね1階部分の床面積の上限と考えてよいでしょう。

容積率は、延べ床面積の上限です。

 

【例:土地60坪 建ぺい率60% 容積率150%】

  • 60坪×60%(建ぺい率)=36坪
  • 60坪×150%(容積率)=90坪

 

上記の場合、最大で延べ床90坪の家を建てることが可能です。

60坪の土地で容積率100%の場合、延べ床60坪の家を建てることができます。

60坪の家を建てる費用の内訳

60坪の家を建てる費用の内訳

注文住宅を建てるためにかかる費用は、大きく分けて「本体工事費」「付帯工事費(別途工事費)」「諸費用」の3つであり、土地がなければ「土地購入費」もかかります。

見積書を比較するためにも、費用の内訳について、順番に確認してみましょう。

本体工事費

本体工事費とは、建物の骨組みや屋根、内装など、家そのものを作るための費用です。

注文住宅を建てる総額のうち、7割程度を占めることが多い、費用項目になります。

注文住宅の仮プランに記載されている価格では、本体工事費として載っていることが多く、総額ではないことを理解しておきましょう。

付帯工事費

付帯工事費は、給排水の引き込み工事や外構工事、地盤改良工事など、本体工事とは別にかかる工事費用です。

付帯工事費は、総額の2割程度を占めることが多くなります。

60坪の広さの家を建てる場合、とくに注意したい費用が、地盤改良費です。

建物の総重量が重いため、地盤を強固にするための費用が、高くなりやすい傾向です。

諸費用

注文住宅の諸費用には、おもに下記項目が含まれます。

  • 不動産会社への仲介手数料
  • 登記費用
  • 印紙代
  • 不動産取得税・登録免許税
  • 住宅ローンの保証料
  • 住宅ローンの融資事務手数料
  • 火災保険・地震保険料
  • 設計料

 

諸費用は、総額の1割程度が目安です。

例えば、土地付き注文住宅の総額が5,000万円の場合、諸費用の目安は500万円になります。

土地購入費

注文住宅では、建物とは別に、建てるための土地が必要になります。

「土地探し」と「施工会社探し」を並行しておこなう方も多いと思いますが、効率的に注文住宅を建てるためには、「施工会社探し→土地探し」の順番が、おすすめです。

仮プランをすぐに依頼できるため、希望の間取りが入る土地を買い逃すリスクを軽減できます。

60坪の家の費用を抑えるコツ

60坪の家の費用を抑えるコツ

60坪の家を建てるための費用を抑えるコツをご紹介します。

土地購入費を抑え、縦に階層を増やす

土地代の高い都市部では、コンパクトな土地を購入して、縦に階層を増やしたほうが、トータル費用が、お得になるケースが珍しくありません。

城東店・新宿店の木造4階建て(もくよん®)・「10cmも無駄にしない®」設計なら、土地25坪前後の狭小地でも縦に階層を重ねて延床60坪級を確保できます。

例えば、土地1坪が150万円のエリアでは、購入する土地を35坪から25坪に減らすことで、1,500万円も費用を安く抑えることができます。

家の形をシンプルにする

凹凸の多いデザインより、1階と2階の床面積が同じな「総2階」など、直線を活かしたシンプルなデザインほど、建築費を抑えることが可能です。

なぜなら、材料費の削減や作業工程の短縮による人件費削減が、できるためです。

また、シンプルな形状することで、外壁塗装など、将来かかるリフォーム費用を抑えることが可能です。

 

関連記事:注文住宅の新築で費用を削れるところ|300万~1000万のコストダウンや予算オーバーの原因

60坪前後の家の間取り事例

60坪前後の家の間取り事例をご紹介します。

【延べ床62坪】3世帯住宅の間取り

60坪前後の家の間取り事例

▶延床62坪の注文住宅の事例 

こちらは、土地51坪に建てた延べ床62坪の木造4階建て住宅です。

間取りやデザインは、それぞれの世帯の好みや暮らしやすさにこだわっており、機能的で高級感のある空間に仕上がっています。

60坪前後の家の間取り事例

【延べ床56坪】二世帯住宅の間取り

60坪前後の家の間取り事例

▶延床56坪の注文住宅の事例

こちらは、延べ床56坪の3階建て二世帯住宅です。

間取りは、リビング収納を充実させており、外出時に使用するご家族のアイテムを収納できるため、帰宅時や外出時の移動をスムーズにおこなうことができます。

まとめ

延べ床60坪の家の価格相場や間取り事例、土地60坪に建てられる家の広さや費用の内訳について、ご紹介しました。

60坪の家は、6LDKや二世帯住宅など、6人~7人家族が、のびのびと暮らせる家づくりが可能です。

ou2(オーツー)が運営するクレバリーホーム城東店・新宿店は、都内の狭小地における木造耐火3階建て・4階建ての施工実績が豊富です。

価格高騰が続く中でも、省エネ性能を備え、敷地を最大限に活かす多層階住宅など、都市ならではのコストを抑えた家づくりはお任せください。

資金計画から土地探し、間取りのご提案まで、トータルでサポートいたします。

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監修者情報

高坂 昇

高坂 昇ou2株式会社(オーツー株式会社) 専務取締役 / 一級建築士

早稲田大学商学部卒業後、「完全な文系人間」から建築の世界へ飛び込み、一級建築士として活躍。10年にわたる商業建築で培ったシビアな空間設計ノウハウと、25年の戸建住宅の設計実績を併せ持つ。特に東京都内の木造密集地域や防火地域において、施工性と設計の柔軟性を活かした木造耐火4階建て住宅(もくよん®等)や、天災時には避難場所となる地下室・屋上を備えた災害住宅の提唱・実践を続けている。

プライベートでは子育てを終え、現在は登山やキャンプ、スキーなど活動的な休日を過ごしている。また、「空き家レスキュー」や「こども食堂」、シェアハウスの運営を通じた地域活動の場を提供するなど、地域社会支援にも精力的に取り組んできた。スペックだけでなく、住まう人の「暮らしの温かさ」に深く寄り添う提案を得意としている。

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