家を建てる平均年齢や最適な年齢は?年代別の注意点や住宅ローンを無理なく組むポイント

家を建てる年齢は、国土交通省の令和5年度の住宅市場動向調査によると、注文住宅を新築した世帯のうち、30代が「42.1%」と最も多い割合でした。
本記事ではより詳しく知るために、家を建てる最適な年齢や年齢別に知っておきたい注意点、みんなが家を建てたタイミングなどをご紹介します。
また、無理のない住宅ローンを組むポイントもわかるため、注文住宅をご検討の方は、記事を参考にしてくださいね。
家を建てる年齢と住宅ローンの返済期間

まずは、住宅の種類ごとに、初めて取得した年齢と住宅ローンの返済期間をまとめた表を確認してみましょう。
| 住宅の種類 | 取得した年齢 | 住宅ローンの返済期間 |
| 注文住宅(新築) | 30代が最も多い (42.1%) 平均年齢:42.1歳 | 平均期間:32.7年間 ※建築資金の返済期間 |
| 新築戸建て | 30代が最も多い (48.0%) 平均年齢:38.2歳 | 平均期間:29.7年 62.4%が35年以上 |
| 新築マンション | 30代が最も多い (42.7%) 平均年齢:43.0歳 | 平均期間:28.0年 49.6%が35年以上 |
| 中古戸建て | 30代と40代がほぼ同率 (29.8%) 平均年齢:46.7歳 | 平均期間:26.2年 43.9%が35年以上 |
| 中古マンション | 30代と40代がほぼ同率 (33.6%) 平均年齢:46.7歳 | 平均期間:29.0年 45.8%が35年以上 |
参照サイト:国土交通省 令和5年度 住宅市場動向調査
平均年齢は、40歳代が多くなりますが、割合として最も多い年齢は、住宅の種類に限らず「30代・住宅ローン期間は35年以上」となっています。
家を建てる最適な年齢
家を建てる最適な年齢は、30代前半~40代前半だといえます。
なぜなら、30代から40代は、収入が安定し、家族構成や将来のライフスタイルも固まってくる時期なため、資金計画を立てやすくなるからです。
また、20代と比べて、貯金額も増えやすく、頭金を準備して、住宅ローンの負担を軽減できます。
無駄な家賃を払い続けるより、自身の所有となる家を購入したいと考える方が、多くなる年代です。
住宅ローンの完済年齢を確認しよう

家を建てる年齢で、重要になるのが、住宅ローンの完済年齢です。
住宅ローンの借入期間は、35年間と設定する方が、ほとんどです。
しかし、多くの金融機関では、完済年齢を「80歳まで」と設定しているため、45歳を超えた場合、35年間の住宅ローンを組むことができません。
借入期間が短くなることで、月々の返済額が多くなり、家計を圧迫しやすくなるデメリットがあります。
また、完済を80歳までとした場合でも、65歳や70歳など、定年退職までに完済したいと考える方も、多いかと思います。
そのため、繰り上げ返済の時期や何歳までに住宅ローンを完済させたいのかを事前にシミュレーションすることが大切です。
関連記事:【2025年以降】住宅ローン控除はなくなる?改正点や年収ごとの控除額、いくら戻るかについて
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家を建てるみんなのタイミングは?

家を建てた人のタイミングは、いつなのでしょうか?
きっかけとして、多い項目は、下記の通りです。
- 出産・妊娠・結婚
- 子どもの進学
出産・妊娠・結婚
家族が増えるタイミングで家を建てる方は、大勢いらっしゃいます。
ご家族が増えることで、現在、住んでいる家が手狭になり、広い家が必要になるためです。
賃貸の場合、広い家に引っ越すことで、家賃も高くなるため、マイホームを検討するきっかけとなります。
また、音を気にせず、子どもをのびのび育てたいという理由で、家を建てる方も、多いです。
独立性の高い注文住宅は、アパートやマンションと比べて、騒音トラブルのリスクを軽減できます。
子どもの進学
子どもの進学をきっかけとして、家を建てるケースも多いです。
進学後に引っ越す場合は、通っている学校の学区を同じにすることで、転校による子どものストレスをなくすことができます。
【年齢別】家を建てる注意点

年齢別に、家を建てる際に、知っておきたい注意点について、解説します。
【20代】将来の家族構成の変化に注意
20代で家を建てる場合、結婚や出産などによって、家族構成が変化する可能性があるため、将来かかる生活費などの支出を把握しにくい場合があります。
家族が増えることも考慮して、資金計画や部屋数などを決めることが大切です。
【30代】教育費など支出増に注意
30代は、収入が安定してくる時期であるため、家を建てる理想的な年齢です。
しかし、子どもの成長によって、教育費や旅行などのイベント費、食費などが増加する時期でもあります。
支出が増えやすい大学生の期間も、住宅ローンの返済が滞ることがないように、住宅ローンの借入額をシミュレーションしてみましょう。
【40代以降】完済時の年齢に注意
40代以降に家を建てる場合、住宅ローンの完済時の年齢に注意しましょう。
会社員の場合、65歳を定年退職としているケースが多く、退職後も住宅ローンの返済が続く可能性があります。
退職金の有無や繰り上げ返済の時期など、住宅ローンを組む前に、確認しておくと安心です。
無理のない住宅ローンを組むポイント

無理のない住宅ローンを組む重要なポイントについて、具体的なシミュレーション結果も含めて、順番に解説します。
返済負担率で住宅ローン借入額を確認
無理のない住宅ローンの借入額の目安は、「返済負担率」で確認できます。
返済負担率は、住宅ローン審査にも大きく影響する項目であり、金融機関ごとに「30%~35%まで」などの上限があります。
【計算式の例】
- 計算式:年間のローン返済額÷年収×100
- 例:120万円(年間ローン)÷500万円(年収)×100=24%(負担率)
無理のない返済負担率は「25%以内」が目安です。
自身の収入から、理想的な借入額を確認してみましょう。
変動金利と固定金利の特徴を確認
住宅ローンには、大きくわけて変動金利と固定金利があり、特徴を把握して住宅ローンを組むことが重要です。
| 金利タイプ | メリット | デメリット |
| 変動金利 | ・金利が低い ・返済額を抑えられる | ・金利が上がる可能性がある ・初めに総返済額が確定しない |
| 固定金利 | ・金利が固定される ・資金計画が立てやすい | ・金利が高い ・金利が上昇しなければ、返済額の負担が変動金利より高くなる |
令和5年度の住宅市場動向調査によると、住宅ローンを利用して、注文住宅を初めて建てた世帯の利用割合は、「変動金利:79.5%」「固定金利:12.6%」でした。
日本では、金利の低さが要因となり、変動金利を選ぶ割合が、圧倒的に多くなります。
金利の違いによる返済額の違いを下記表で確認してみましょう。
【借入額4,000万円 返済期間35年 元利均等返済の場合】
| 月々の返済額 | 総返済額 | |
| 変動金利 0.7% | 10.7万円 | 4,511万円 |
| 固定金利 1.82% | 12.8万円 | 5,411万円 |
ただし、変動金利は、今後、上昇する可能性があるため、金利が上がっても、すぐに返済が滞ることないように、余裕をもった返済計画を立てることが重要です。
住宅ローン控除や補助金をフル活用
住宅ローン控除や補助金を活用することで、家を建てる際にかかる経済的な負担を大幅に軽減することが可能です。
住宅ローン控除は「最大455万円」、国からの補助金は「160万円」など、住宅の種類や条件によって、適用可能な制度が異なります。
とくに、住宅性能の高い長期優良住宅やZEH住宅は、住宅ローン控除や補助金の恩恵を受けやすいメリットがあります。
参照サイト:注文住宅の新築|子育てグリーン住宅支援事業【公式】
参照サイト:国土交通省 住宅ローン減税
頭金を準備する
頭金を十分に準備することで、住宅ローンの負担を軽減できます。
一般的に、頭金の目安は、「購入価格の20%」です。
また、頭金を入れることで「住宅ローンの審査が通りやすくなる」「金利が下がる優遇制度を利用できる場合がある」などのメリットがあります。
まとめ
家を建てる平均年齢や最適な年齢、年齢別に知っておきたい注意点や住宅ローンを組むポイントについて、解説しました。
家を建てるタイミングや年齢は、ご家庭ごとに異なりますが、早めに住宅ローンを組むことで、完済時の年齢を早めることができ、老後の暮らしにゆとりが生まれます。
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