【2025年】葛飾区の土地価格は今後上昇する?地価ランキングや土地相場、推移も紹介

【2025年】葛飾区の土地価格は今後上昇する?地価ランキングや土地相場、推移も紹介

葛飾区の土地価格は、令和7年度の国土交通省の地価公示価格によると、住宅地「368,300円/㎡」商業地「644,000円/㎡」です。

本記事では、葛飾区の土地価格は今後上昇するのか、2025年までの推移や変動率、将来の人口予想などの視点から上昇と下落の可能性について、解説します。

また、葛飾区の土地相場地価ランキングもご紹介するため、葛飾区で土地購入を検討している方は、ぜひ記事を参考にしてくださいね。

 

【2025年】葛飾区の土地価格の相場

【2025年】葛飾区の土地価格の相場

葛飾区の坪単価は23区平均の約1/2

まずは、葛飾区の土地の平均価格を確認してみましょう。

住宅地商業地
㎡単価368,300円644,000円
坪単価122万円213万円

参照サイト:国土交通省 令和7年地価公示 

土地1坪の平均価格は、住宅地で「122万円」、商業地で「213万円」です。

東京23区全体の平均が「住宅地:255万円」「商業地:1,185万円」になるため、葛飾区の住宅地は、23区の平均と比べて、約1/2の土地価格になります。

葛飾区の土地価格

葛飾区の土地購入には、いくらかかるのか、土地面積ごとの相場を確認してみましょう。

【葛飾区(住宅地)の土地価格相場】

20坪25坪30坪
土地価格2,440万円3,050万円3,660万円

※上記は、令和7年度の地価公示価格「122万円」で計算

 

葛飾区の土地価格は「2,440万円~3,660万円」程度が目安になります。

20坪の土地を購入して、建築費に3,000万円かかっても、総額5,500万円ほどで、こだわりの注文住宅を建てることが可能です。

葛飾区は、3階建ての新築戸建ても多く、土地面積15坪~20坪でも、縦に階層を増やすことで、ご家族に必要な部屋数や広さを確保できます。

下記は、葛飾区で建てた注文住宅の事例です。

葛飾区の注文住宅事例

 

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葛飾区の地価ランキング

葛飾区の地価ランキング

令和7年度の地価公示価格を基に、葛飾区の地価ランキングを見てみましょう。

 

【東京23区の土地価格 住宅地版】

順位地域㎡単価
1位千代田区3,282,900円
2位港区2,577,300円
3位中央区1,701,300円
4位渋谷区1,653,500円
5位文京区1,284,000円
6位目黒区1,232,000円
7位台東区1,152,300円
8位品川区1,086,100円
9位新宿区1,021,500円
10位豊島区811,800円
11位世田谷区724,100円
12位中野区716,300円
13位北区664,400円
14位杉並区648,900円
15位荒川区633,100円
16位大田区598,600円
17位江東区593,600円
18位墨田区540,300円
19位板橋区509,300円
20位練馬区451,400円
21位江戸川区413,200円
22位足立区379,500円
23位葛飾区368,300円

参照サイト:令和7年地価公示価格 東京都財務局

葛飾区の土地価格は、23区内で「23位」と、一番安いエリアでした。

利便性の良い23区内で、比較的、土地を購入しやすいエリアだといえます。

 

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葛飾区の土地価格の推移は上昇傾向

葛飾区の土地価格の推移は上昇傾向

葛飾区の土地の上昇率は、前年度の地価公示価格と比べると、住宅地5.4%、商業地9.6%上昇しています。

2019年から2025年現在までの葛飾区の土地価格の推移は、上昇傾向にあります。

 

【葛飾区の土地価格の推移】

地価公示価格前年度との変動率
2025年368,300円/㎡+5.4%
2024年346,500円/㎡+4.2%
2023年333,800円/㎡+2.8%
2022年323,300円/㎡+1.0%
2021年321,300円/㎡-0.4%
2020年319,700円/㎡+2.6%
2019年311,300円/㎡+3.3%

※上記は、葛飾区の住宅地の地価公示価格

マイナスに転じた2021年は、新型コロナウイルス感染拡大が要因であり、全国的に不動産市場が低迷下した時期です。

葛飾区の地価は今後どうなる?

葛飾区の地価は今後どうなる?

葛飾区の地価は、今後も上昇し続けるのでしょうか?

葛飾区の土地価格の上昇は、23区全体の上昇と似た動きをしており、23区の平均が今後も上昇し続けた場合、葛飾区の土地価格も上昇する可能性が高まります。

 

【葛飾区と23区全体の変動率】

葛飾区23区全体
2025年+5.4%+7.9%
2024年+4.2%+5.4%
2023年+2.8%+3.4%
2022年+1.0%+1.5%
2021年-0.4%-0.5%
2020年+2.6%+4.6%
2019年+3.3%+4.8%

 

では、なぜ23区全体の土地価格は、近年、上昇率を拡大させているのでしょうか?

東京都の発表では、23区の土地価格は、マンションを購入する富裕層を中心とした需要が高まったことが、地価上昇の要因の1つとしています。

ですが、東京の土地価格は、今後も上昇し続けるという見方もあれば、下落する見方も存在します。

それぞれの理由を順番に確認してみましょう。

葛飾区の地価が上昇する可能性

葛飾区も含めた東京の人口一極集中は、今後も継続すると想定でき、不動産市場は活性化し、土地価格は上昇するだろうという見解があります。

また、交通の利便性の良い23区は、今後も需要が安定すると予想され、葛飾区の土地も、一定の人気を維持するだろうと考えられます。

葛飾区の地価が下落する可能性

土地を購入する需要が減れば、葛飾区の土地価格も下落する可能性があります。

2020年の国勢調査によると、東京の人口は1,405万人となり、2015年の調査結果と比べて、53万人増加しています。

ですが、今後は、2030年まで増加が予想されていますが、2030年の1,426万人をピークに減少に転じ、2065年には1,231万人になる見込みです。

そのため、若年層の減少によって、葛飾区も含めた23区の土地価格が、今後、徐々に下落するだろうという見解があります。

土地価格は、様々な要因が影響を与えるため、一概に予測することは困難であるため、専門家の意見を参考にしながら、土地購入を検討することが大切です。

参照サイト:2050年東京戦略

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葛飾区で土地購入するメリット

葛飾区で土地購入するメリット

葛飾区で土地を購入するメリットは、下記の通りです。

  • 23区で安く家を建てられる
  • 無理のない住宅ローン借入額にしやすい

23区で安く家を建てられる

土地代が高額な23区のなかでも、葛飾区は土地の坪単価が安いため、予算内で家づくりがしやすいメリットがあります。

土地20坪、建築費3,000万円でシミュレーションした注文住宅の費用相場を比較してみましょう。

 

【注文住宅の費用】

葛飾区23区全域
土地価格2,440万円5,100万円
建築費3,000万円3,000万円
総額5,440万円8,100万円

※土地価格は令和7年度の公示価格で試算

3階建ての場合、20坪前後の土地でも、広々とした住宅にできるため、土地代を大幅に抑えて、ご家族に必要な部屋数を確保できます。

 

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無理のない住宅ローン借入額にしやすい

近年、住宅の価格高騰によって、無理な住宅ローンを検討する方が増えてきています。

しかし、無理な住宅ローンは、想定外の収入減少や支出増加によって、返済が困難になるリスクが高まります。

理想的な無理のない住宅ローン借入額は、一般的に年収の「6倍~7倍」が定説です。

世帯年収800万円なら「4,800万円~5,600万円」、世帯年収900万円なら「5,400万円~6,300万円」が住宅ローンの目安です。

葛飾区であれば、注文住宅でも、新築戸建てでも、予算内で検討できる金額です。

まとめ

葛飾区の土地価格の今後について、上昇する可能性と下落する可能性の2つの見解や2025年までの土地価格の推移、地価ランキングや土地相場を解説しました。

葛飾区は、23区のなかで土地価格が安いエリアになるため、利便性の良い立地に、予算を抑えて家づくりができます。

東京で注文住宅や賃貸住宅をご検討の方は、23区内での施工実績が豊富なクレバリーホーム東京まで、お気軽にご相談ください。

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監修者情報

高坂 昇

高坂 昇ou2株式会社 専務取締役 一級建築士

木造密集地域や防火地域において、木造ならではの施工性や設計の柔軟性、コストパフォーマンスを活かして木造耐火4階建て住宅(もくよん®)や、災害時の避難場所となる地下室や屋上を備えた災害住宅も提唱しています。

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