『環境に優しい家』とは?6つのメリット2つのデメリット|エコでサステナブルな住まいづくり

『環境に優しい家』とは?6つのメリット、2つのデメリット、構成する要素を解説

「環境に優しい家を建てたい」というご要望を頂くことがあります。

 

環境に優しい家とは、地球環境への負担を減らす、サステナブル(持続可能性)の視点を取り入れた住まいです。

風通しや日差しなど地域ごとの気候風土を考慮した住まいを指し、「省エネ住宅」「エコ住宅」と呼ばれることもあります。

断熱性や気密性を高めつつ、省エネルギー設備を取り入れることでエネルギーの消費量を削減。太陽光発電システムなど自然エネルギーの導入で実質的なCO2の排出量抑制にもつながり、環境への負荷を最小限にすることが可能です。

 

エコな暮らしは環境負荷を軽減するだけでなく、居住者の快適性向上にもつながるため、理想的なライフスタイルといえます。

どういった特徴の暮らしになるのか解説しますので、これから家づくりをする方はぜひ参考にしてください。

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環境に優しい家とは?省エネ性について

地球にも住み手にも優しい環境に優しい家は、次のような特徴を持っています。

  • 断熱性が高い
  • 気密性が高い
  • エネルギー効率の良い設備を導入する
  • 採光、通風に配慮する
  • 再生可能エネルギーを利用する

こうした要素を持つ家が、省エネ性の面で環境に優しい家といえます。

断熱性、気密性に配慮することで、外気温の影響を受けずに暮らすことができ、また高効率な設備の利用で消費するエネルギー量が少なくなります。

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間取りにも工夫を加え、採光、通風性が高ければ、昼間は照明を利用せずに済み、空調機器を利用する機会を減らすことも可能です。

太陽光発電システムを中心とした再生可能エネルギーの導入により宅内でエネルギーを生み出せれば、事業者から購入する電気量を減らせますので、化石燃料の使用量削減にもつながります。

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このように、環境に優しい家は高い省エネ性を持つ住まいになりますので、CO2排出をはじめとする環境への悪影響を最小限に抑えられます

環境に優しい家とは?持続可能性について

環境に優しい家とは?持続可能性について

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続いて環境に優しい家について、特に持続可能性に関連した要素についてお伝えします。

  • サスティナブルな建材(木材など)
  • 耐久性が高い
  • 災害に強い

木材は大気中のCO2を固定できる建材ですので、木造住宅を建てることは地球温暖化の進行を止める役割を果たします。

また、住まいの建築から取り壊しまでの期間を長く確保できれば、建築にかかる環境負荷を抑えられますので、タイルなど耐久性の高い建材を利用することも効果的です。

地震や火災といった災害への対策も講じておけば、こちらも寿命を長くする効果を発揮します。

関連記事:【長持ちする家】4つの特徴やハウスメーカーの選び方を解説

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環境に優しい家を建てる「メリット」

環境に優しい家を建てると、居住者にとってのメリットが豊富にあります。

どのようなメリットがあるのか確認しましょう。

  • 優れた温熱環境で快適
  • 省エネ性が高く光熱費が安価
  • 売電収益も見込める
  • メンテナンスコストが安価
  • 地震や火災時の復旧費用が安価
  • 補助金の利用で割安に家を建てられる

優れた温熱環境で快適

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環境に優しい家は、高性能な窓や断熱材を利用することから、優れた温熱環境を実現できます

外気の影響を受けづらいことから、暑い夏や冷たい冬であっても、安定した温度の住環境を保つことが可能です。

快適で心地よく暮らせるほか、急激な温度差が血圧の急な増減を引き起こす、ヒートショックを防ぐことにもつながります。

省エネ性が高く光熱費が安価

優れた断熱性能に加えて、高効率な設備を利用することにより高い省エネ性を備えた環境に優しい家では、日々使用する冷暖房の稼働率を減らすことにもつながり、光熱費を抑えられます

また、太陽光発電システムや蓄電池を利用することで、光熱費をゼロにすることも可能です。

関連記事:【太陽光はつけるべきか?】新築で必要か迷う方へ特徴を解説

売電収益も見込める

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屋上空間が広い場合など、太陽光発電システムのパネルの面積を十分に確保できる場合には、余剰電力を売電して収益を得ることも可能です。

順調に売電することで、太陽光発電システムや蓄電池の設置コストを早期に回収し、経済的にも安心できる暮らしになります。

メンテナンスコストが安価

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環境に優しい家は建て替えまでの期間を長く確保することが可能です。

また、タイルなど長期間メンテナンスが不要になる製品を利用することで、外壁の洗浄や修繕のスパンを長く確保できますので、メンテナンスコストを抑えることも可能です。

地震や火災時の復旧費用が安価

環境に優しい家は、地震や火災に強い仕様になるよう設計されています。

このため、万が一地震に遭遇した場合や、近隣で火災があった場合でも、建物にかかる被害の程度を最小限に抑えることが可能です。

被災後の補修にかかる費用を抑えられますので、経済的な負担を軽減できます。

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補助金の利用で割安に家を建てられる

高い性能を持つ環境に優しい家は、補助金を利用することも可能です。

近年の住宅に対する補助金の傾向は、一定の断熱性を有することや太陽光発電システムを一定程度取り付けることなど、環境に配慮した家づくりに向けられています。
たとえば、次のような種類の補助金や制度が該当します。

  • 子育てグリーン住宅支援事業
  • ZEH
  • 東京ゼロエネ住宅
  • 長期優良住宅
  • 低炭素住宅
  • LCCM住宅
  • 住宅ローン金利の優遇 など

以下の記事では、子育てグリーン住宅支援事業や東京ゼロエネ住宅など、複数の補助金を活用した場合のシミュレーションもしていますので、補助金の利用を検討している方はぜひご覧ください。

関連記事:東京ゼロエミ住宅を建てる!ハウスメーカーの選び方を解説

このように、環境に優しい家を建てることで様々なメリットがありますので、これから家を建てる方は、高性能かつ宅内でエネルギーを生み出すことのできる住まいを検討しましょう。

環境に優しい家を建てる「デメリット」

環境に優しい家を建てる場合、事前に知っておきたいデメリットがありますので紹介します。

建築費用が高くなりがち

環境に優しい家を建てる場合、次のような要素で建築費用が高くなります。

  • 高性能な玄関ドアや窓、断熱材の利用
  • 再生可能エネルギー設備の導入
  • 蓄電池の導入
  • 高性能な設備(エアコンなど)の導入
  • 各種基準への適合を確認する審査料 など

このため、資金計画のとき設定した予算を超えないよう工夫が必要になる場合があります。

東京ゼロエミ住宅を導入するメリット:光熱費が安価になり経済的

引用:東京都環境局 東京ゼロエミ住宅の手引

なお、各種補助金を活用することで数百万円単位で建築費用が軽減されたり、長期的には光熱費の削減や売電により経済的にも楽になる可能性がありますので、長期的視点で検討することが重要です。

建築を請け負える会社が少ない

環境に優しい家を建てるためには、断熱性や気密性を高めるだけでなく、自然エネルギーを有効利用できる設計ノウハウやサステナブルな資材の調達など、より専門的な技術や知識が求められますので、対応できる建築会社が限られます。

間取りやデザインが気に入った一方で、ZEHや東京ゼロエネ住宅などの仕様を満たすことができないなど、問題が生じることがあります。

工務店やハウスメーカーを選ぶ段階で、間取りやデザイン、費用のほか、高性能な住宅を建てられるのか確認することが重要です。

都内でも実現できるエネルギー収支ゼロの家「ZEH」について

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まとめ│環境に優しい家はクレバリーホーム東京へ

地球環境への負担を減らす、サステナブル(持続可能性)の視点を取り入れた「環境に優しい家」について解説しました。

採光、通風や断熱性、気密性、省エネルギー設備や再生可能エネルギーなど、エコにつながる要素を総合的に取り入れた家は、排出するCO2の量を実質的に削減できる住まいです。

また、室内の温熱環境を整えることにもなり、住み手にとっても快適性の高い住まいになります。

 

首都圏で、こうした特徴を持つ環境に優しい家をご検討中の方は、クレバリーホーム東京まで、お気軽にご相談ください。

都市部で利用されることの多い、3、4階建ての仕様で環境への影響を抑えられる、エコな住まいの実現をお約束致します。

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監修者情報

高坂 昇

高坂 昇ou2株式会社 専務取締役 一級建築士

木造密集地域や防火地域において、木造ならではの施工性や設計の柔軟性、コストパフォーマンスを活かして木造耐火4階建て住宅(もくよん®)や、災害時の避難場所となる地下室や屋上を備えた災害住宅も提唱しています。

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