30坪台の縦長の家の間取り事例|2階建て以上の間取りやデメリットと対策、間取りアイデア
都市部では、縦長の家の人気は高く、明るく広々とした住空間を実現した成功事例は、多数あります。
そこで本記事では、30坪台の縦長の家の間取り事例や縦長の家のデメリットと対策方法、おしゃれで快適な間取りにするアイデアをご紹介します。
縦長の家だからこそ、こだわりたい間取りポイントもわかるため、ぜひ家づくりの参考にしてくださいね。
【30坪台】縦長の家の間取り事例|2階建て以上の間取り
30坪台の縦長の家の間取り事例を多数ご紹介します。
「広々とした空間づくり」や「採光の取り方」、「縦の空間設計」など、間取りの工夫が多く採用されているため、注目してみてくださいね。
【31坪】おしゃれで機能的な縦長の家
敷地15.69坪の狭小地に建てた長方形の3階建てです。
白を基調としたデザインは、すっきりと広く見せる効果があります。
スケルトン階段は、採光や視線を遮りにくくなり、奥行きのある明るい住空間にすることが可能です。
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【38坪】暮らしやすい間取りの縦長の家
ビルトインガレージ内に玄関があるため、雨の日でも濡れることなく、室内への移動ができる便利な間取りです。
玄関の土間スペースを広く設けることで、ベビーカーや外で使用するアイテムなど、大きさに関係なく収納できるため便利です。
モダンな畳部屋に合わせた真っ白なクローゼットは、室内をおしゃれで明るい空間にしてくれます。
キッチンの天井を部分的に下げた「つり下げ天井」は、リビングとキッチンを視覚的に別空間にわけることができ、空間に奥行きを持たせる効果があります。
あえて部分的にキッチンの天井を下げることで、リビングの天井が高く感じられ、開放感を得やすくなります。
関連記事:【2025年以降】住宅ローン控除はどうなる?変更点や控除額、省エネ基準や子育て世帯の優遇について
【34坪】採光計画で開放的な縦長の家
敷地21.74坪の狭小地に建つ3階建ての縦長の家です。
3方向が隣家に囲まれている敷地なため、計画的に採光を確保できるように、床面近くの地窓や天井近くに高窓を設置して、自然光が入りやすい工夫がされています。
【38坪】生活動線がスムーズな2階建て
暮らしやすい間取り設計が魅力の縦長の2階建てです。
玄関横には、靴以外にも、日常的に使うカバンなどを収納できるシューズクロークを採用し、帰宅時と外出時の移動をスムーズにしています。
天候や時間帯に関係なく、いつでも洗濯物を干せるランドリールームは、忙しい共働き世帯に、とくに人気の間取りです。
【34坪】ビルトインガレージ付き3階建て
敷地18.79坪に建つビルトインガレージ付きの住宅です。
縦長の3階建ての場合、1階に駐車場のあるビルトインガレージ付き住宅にしても、2階3階で、ご家族に必要な広さを確保することが可能です。
こちらは、「生活スペースを広く確保」×「明るく住まい」を実現するために、1畳半の省スペースな吹き抜けを採用しています。
1畳半でも、3階の高い位置から採光を確保できるため、明るいリビングを実現しています。
廊下ホールには、スタイリッシュな琉球畳敷きスペースを設けて、廊下でもあり、子どもたちが遊べるスペースでもあるなど、10cmも無駄にしない間取りが魅力的なお住まいです。
【34坪】間口の狭い縦長の家
敷地17.33坪の間口の狭い敷地に建つ、縦長のスタイリッシュな3階建てです。
天井を部分的に高くする「折り上げ天井」は、上階の居室スペースを削ることなく、開放的な空間にできます。
また、間接照明と合わせることで、おしゃれで高級感のあるお住まいを実現しています。
縦長のFIX窓は、外観のおしゃれなアクセントにもなりますし、採光を十分確保して、明るいリビングにすることもできるアイテムです。
関連記事:【3階建ての狭小住宅】約15坪でも快適な間取り5選│事例をご紹介
縦長の家のメリット
縦長の家の特性を活かせる間取りのメリットについて、順番に確認してみましょう。
- 採光や風通しの良い家を建てやすい
- 土地代を抑えた狭小地でも、十分な床面積を確保できる
- プライバシーを確保しやすい
採光や風通しの良い家を建てやすい
縦長の家は、吹き抜けや勾配天井など、縦の空間を活用した間取りをつくりやすく、住宅密集地でも、高い位置から採光を確保しやすいメリットがあります。
土地代を抑えた狭小地でも十分な床面積を確保できる
コンパクトな土地でも、縦に階層を増やすことで、ご家族に必要な床面積や部屋数を確保できます。
土地1坪が100万円~200万円以上するケースも多い都市部では、土地面積を30坪から18坪に減らすことで、「1200万円~2400万円」も土地代を抑えることが可能です。
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プライバシーを確保しやすい
3階建てなどの縦長の家は、2階にリビングを設ける間取りが多く、外からの視線を感じにくい住空間を実現できます。
人通りが多い道路に面してる土地でも、安心してくつろぐことができますね。
縦長の家のデメリットと対策
縦長の家のデメリットと対策について、順番に解説します。
- 上下階の移動が多くなる
- 建築費が高くなる傾向
上下階の移動が多くなる
平屋や2階建てと異なり、3階建て以上の住宅は、必然的に階段移動が多くなります。
暮らしやすいお住まいにするために、できるだけ階段移動を少なくできる間取り設計が重要です。
【機能的な間取りにするコツ】
- リビング収納と玄関収納を充実させる
- 2階をリビングにする
- 洗濯機と干すスペースをワンフロアにまとめる
建築費が高くなる傾向
3階建ての縦長の家は、建物の安全性を確認する「構造計算」が必要になったり、重い建物を支えるために「地盤改良」が必要になるなど、建築費が高くなる傾向です。
予算内で理想の家づくりをするために、費用を抑えるポイントを確認してみましょう。
【費用を抑えるポイント】
- 建築費が安く、建物重量も軽い木造にする
- 狭小地を選び、土地代を抑える
木造は、鉄骨造や鉄筋コンクリート造と比べて、建築費の相場が安く、費用を大幅に抑えることが可能です。
また、都市部や駅チカに多い防火地域のエリアでも、耐火構造にすることで、問題なく木造で建てることができます。
▶【都内トップクラスの施工実績】防火・準防火地域で建てる「木造耐火住宅」
縦長の家をおしゃれで快適な間取りにするアイデア
縦長の家や間口の狭い狭小住宅でも、間取りを工夫することで「開放的な住空間」と「おしゃれで暮らしやすい家づくり」は可能です。
おすすめの間取りアイデアを順番に、確認してみましょう。
【間取りアイデア】
- 縦の空間を活用した間取り
- デットスペースを活用した充実の収納
縦の空間を活用した間取り
ワンフロアがコンパクトな縦長の家は、縦の空間を活用した間取りにこだわることで、広々とした開放的な住空間を実現できます。
間取り | 特徴 |
吹き抜け | 開放的でおしゃれな空間にできる。 |
勾配天井 | 空間に広がりが生まれ、高窓やロフトの設置も検討できる。 |
折り上げ天井 | 生活スペースを削ることなく、開放感を演出できる。 |
スケルトン階段 | 視線や採光を遮りにくく、おしゃれさもUPできる。 |
デットスペースを活用した充実の収納
ワンフロアがコンパクトな縦長の家は、収納スペースを広くしすぎると、生活スペースが足りなくなってしまう恐れがあります。
そのため、デットスペースを活用した収納がおすすめです。
間取り | 特徴 |
階段下収納 | 扉付きなら隠す収納ができる。 |
ロフト | 生活スペースを削らずに、大容量の収納スペースを確保できる。 |
壁面収納 | 天井まで広く活用できるため、奥行きが狭くても収納力が高く便利。 |
まとめ
30坪台の縦長の家の間取り事例や2階建て以上の間取りのメリット・デメリット、おしゃれで暮らしやすいお住まいにする間取りアイデアについて、ご紹介しました。
快適な縦長の家にするためには、縦長の間取りの特性を十分理解した住宅会社に相談することが、近道です。
東京で3階建て・4階建ての縦長の家をご検討の方は、23区内での施工実績が豊富なクレバリーホーム東京まで、お気軽にご相談ください。
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