30坪で建てる賃貸併用住宅の間取り4選|4階建ての実例や間取りアイデア、確認ポイントも解説

30坪の土地を有効活用した賃貸併用住宅の間取りには、どのようなものがあるのでしょうか?
本記事では、30坪の土地に建てる賃貸併用住宅の間取りや3~4階建ての建築実例、間取りアイデアについて、ご紹介します。
30坪の土地だからこその確認ポイントもわかるため、ぜひ参考にしてくださいね。
30坪でも高収益を見込める賃貸併用住宅は建てられる
30坪の土地でも、高収益を見込める賃貸併用住宅を建てることは可能です。

こちらは「敷地34坪、延床71坪」の3階建て賃貸併用住宅です。
1階部分を賃貸用の倉庫スペースとしていますが、賃貸のお部屋にした間取りも可能です。
さらに、4階建て・5階建てにすることで、部屋数が増え、高収益を見込めます。
関連記事:併用住宅とは|固定資産税は店舗・賃貸と一般住宅ではどう違う?税額の確認方法や軽減の条件
30坪に賃貸併用住宅を建てる際の確認ポイント

土地30坪に賃貸併用住宅を建てるなら、下記2点の事前確認が大切です。
- 建ぺい率・容積率
- 住宅ローンに関係する延床面積
建ぺい率・容積率
30坪に建てられる賃貸併用住宅のボリュームは、建ぺい率と容積率が、大きく関係してきます。
土地ごとに定められている建ぺい率と容積率が高いほど、広い住宅を建てることが可能です。
- 建ぺい率:1階部分の床面積の上限
- 容積率:住宅全体の広さの上限
【計算例】
- 100㎡(敷地面積)×50%(建ぺい率)=50㎡(1階部分の上限)
- 100㎡(敷地面積)×150%(容積率)=150㎡(延床面積の上限)
3階建て以上の賃貸併用住宅では、容積率の高さが重要になります。
容積率が高いほど、4階建て・5階建てなど、縦に階層を増やして、賃貸スペースを増やすことが可能です。
住宅ローンに関係する床面積
賃貸併用住宅では、居住スペースが延床面積の「1/2以上」ある場合、金利の高い事業者ローンではなく、住宅ローンを利用できます。
金利の相場は、住宅ローンが「0.5%~1.9%」、事業者ローンが「2%~13%」です。
金利の違いによる総返済額の違いを確認してみましょう。
【借入額8,000万円 借入期間30年間の場合】
| 毎月の返済額 | 総返済額 | |
| 住宅ローン 金利0.5% | 23.9万円 | 8,620万円 |
| 事業者ローン 金利4.0% | 38.2万円 | 1億3,750万円 |
同じ借入額でも住宅ローンを利用することで、大幅に総返済額を抑えることができます。
居住スペースと賃貸スペースの割合を約半分と考えている方は、総返済額の違いを含めて、慎重に割合を決めることが大切です。
東京で賃貸併用住宅をご検討の方は、23区内での施工実績が豊富なクレバリーホーム東京まで、お気軽にご相談ください。
30坪に建てる賃貸併用住宅の間取り4選

30坪の土地に建てる賃貸併用住宅の間取りをご紹介します。
間取りごとの特徴やメリット・デメリットを含めて、確認してみましょう。
1階オーナー、2階以上に賃貸
1階がオーナー世帯の住居、2階以上が賃貸の間取りです。
3階以上の建物の場合、1階・2階をオーナー世帯、3階より上層階を賃貸にすることも可能です。
【メリット】
オーナー世帯に小さいお子様がいる場合、階下の入居者を気にする必要がないため、のびのび育てることが可能です。
また、玄関から住居までの動線を短くできるため、外出や帰宅がスムーズになり、快適性が上がります。
【デメリット】
上階の入居者による足音や生活音によって、ストレスを感じる可能性があります。
1階賃貸、最上階にオーナー
1階が賃貸、最上階がオーナー世帯の住居の間取りです。
【メリット】
オーナー世帯の最上階まで来る入居者はいないため、プライバシーを守りやすい間取りです。
人通りの多い道路に面している土地でも、外からの視線を気にすることなく、暮らすことができます。
【デメリット】
階下の入居者に、オーナー世帯の生活音によって、ストレスを与えてしまう可能性があります。
入居者と騒音トラブルにならないためにも、防音対策が必須になります。
縦割りで左右に分けた間取り
左側がオーナー世帯、右側が賃貸など、一つの住宅を縦割りにした間取りです。
【メリット】
上下階への足音を気にせず、生活できます。
【デメリット】
30坪の土地を縦割りにした住宅は、住居も賃貸も細長い間取りになります。
お部屋全体を窮屈に感じさせないために、縦の空間を活かすなど、開放感のある間取りがおすすめです。
賃貸の一室にオーナーが住む間取り
建物全体を賃貸向けの間取りにして、その一室にオーナー自らが住む間取りです。
【メリット】
間取りを統一できるため、設計しやすく、建築費の削減にもつながります。
部屋数も確保できることから、高収益を見込めます。
【デメリット】
完全に投資用の賃貸物件として建築した場合、オーナー自らが住むためには、金融機関からの許可が必要になります。
オーナー自らが一室を利用することで、一室分の賃料が得られず、ローン審査を通した前提条件が変わるからです。
賃貸併用住宅の間取り実例(3階建て・4階建て)
東京に建てた賃貸併用住宅の間取り実例をご紹介します。
「部屋数の確保」や「防音対策」、「広々としたリビング」など、賃貸併用住宅に適した間取りになっています。
木造4階建ての賃貸併用住宅

こちらは、木造4階建ての賃貸併用住宅です。
厳しい建物の高さ制限があるなかでも、半地下にすることで、土地を最大限に活用した住空間を実現しました。
マンションのような高級感のある外観に仕上がっており、高い集客率につなげることができます。

防音対策バッチリの賃貸併用住宅

1階が賃貸、2階、3階が住居の賃貸併用住宅です。
防音対策として、上階からの振動を緩和し、下階に伝わる音を低減する「防振吊木」採用しています。

広々としたリビングの賃貸併用住宅

広々としたリビングを実現した3階建ての賃貸併用住宅です。
間取りを工夫したことで、必要な賃貸スペースと広々とした住居スペースの確保に成功した事例です。
デットスペースを限りなく少なくしたことで、十分な収納スペースも確保できています。

30坪に建てる賃貸併用住宅の間取りアイデア
30坪に建てる賃貸併用住宅の間取りアイデアについて、具体的な例を含めて、わかりやすく解説します。
- プライバシー確保
- 防音対策
- リフォームの頻度を減らせる外壁や屋根
- 空間の縦活用
プライバシー確保
賃貸併用住宅は、間取りを間違えてしまうと、プライバシー確保が難しくなります。
「玄関の位置を分ける」「出入口を遠ざける」など、日常的に、入居者と会わない間取りがおすすめです。
防音対策
オーナー世帯の住居をくつろげる空間にするために、下記のような防音対策を検討してみましょう。
- 防音材を床や壁に使用する
- 防音性の高いRC造にする
- 寝室など静かにしたい空間は賃貸フロアと離す
防音対策は、住宅会社によって得意な方法が異なります。
複数の住宅会社を比較し、予算も含めて、検討してみましょう。
リフォームの頻度を減らせる外壁や屋根
30坪に賃貸併用住宅を建てる場合、敷地を最大限に活用したボリュームになることが多く、隣地や前面道路との距離が近くなりがちです。
足場を組むスペースが難しくなることから、特別な工程が必要になり、リフォーム時に費用が割高になる恐れがあります。
リフォーム費を抑えるために、足場が必要になる外壁材や屋根材は、耐久性の高いメンテナンスフリーの素材が、おすすめです。
空間の縦活用
都市部の限られた敷地面積を有効活用するには、空間の縦活用が基本です。
3階建てなら4階建て・5階建てに伸ばして居住空間と収益物件となる賃貸スペースを確保する。災害への備えや趣味の空間として屋上・地下室を有効活用するなど、ライフスタイルに応じて空間の活用法が広がります。
東京で賃貸住宅を建てるなら、空間を縦方向に最大限に活用するのがおすすめです。
まとめ
30坪の土地に建てる賃貸併用住宅の間取りや建築実例、間取りアイデアや建てる前の確認ポイントについて、ご紹介しました。
30坪でも、土地を有効活用することで、必要な部屋数や広々とした住居の確保は可能です。
東京で賃貸併用住宅をご検討の方は、23区内での施工実績が豊富なクレバリーホーム東京まで、お気軽にご相談ください。














