【2024年】東京の土地価格一覧表や平均価格、高い土地ランキングや土地探しに役立つ基礎知識
東京の土地価格を令和6年度の地価公示価格をもとに、一覧表でご紹介します。
地域ごとの平均価格や土地購入費の平均、高い土地ランキングもわかるため、これから住宅のための土地を購入予定の方は、ぜひ参考にしてくださいね。
【2024年】東京の土地価格の平均はいくら?
東京の土地価格の平均
東京の土地を購入する場合、地域の平均価格を知っておくことは、重要です。
まずは、おおまかに23区と23区外での平均価格を令和6年度の地価公示価格(住宅地版)をもとにした表で、確認してみましょう。
【土地価格の平均】
地域 | 1㎡ | 1坪 |
23区 | 704,600円 | 約230万円 |
23区外 | 227,200円 | 約75万円 |
東京の土地価格の平均は、23区「約230万円/坪」、23区外「約75万円/坪」という結果になりました。
たとえば、注文住宅を建てるために、25坪の土地を購入した場合、23区の平均価格は「5,750万円」、23区外は「1,875万円」になります。
地域によって、平均価格が何千万円と異なることがわかりますね。
参照サイト:東京都財務局 令和6年地価公示価格(東京都分)
東京の土地購入費用の平均
実際に、東京の土地を購入した方々の土地取得費の平均は、いくらになるのでしょうか?
フラット35利用者調査(2023年度)のデータによると、土地取得費の平均は「約3,800万円」です。
23区平均価格の1坪約230万円と考えると、15坪前後の狭小地を購入することで、3,800万円程度にできます。
コンパクトな土地でも、3階建て・4階建てを検討することで、ご家族に必要な広さや部屋数を確保することが可能です。
参照サイト:フラット35利用者調査 2023年度
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東京(23区)の土地価格一覧表
東京(23区)の土地価格を一覧表でご紹介します。
今回ご紹介する土地価格は、住宅地の平均価格です。
同じ地域でも、店舗や事務所が建築できる商業地の平均価格とは異なるため、混合しないようにしましょう。
【東京23区の土地価格 住宅地版】
地域 | 1㎡ | 1坪 |
千代田区 | 2,968,600円 | 約980万円 |
中央区 | 1,490,800円 | 約490万円 |
港区 | 2,297,300円 | 約760万円 |
新宿区 | 906,100円 | 約300万円 |
渋谷区 | 1,483,200円 | 約490万円 |
文京区 | 1,136,700円 | 約380万円 |
台東区 | 1,043,200円 | 約340万円 |
墨田区 | 490,700円 | 約160万円 |
江東区 | 539,400円 | 約180万円 |
品川区 | 971,000円 | 約320万円 |
目黒区 | 1,090,800円 | 約360万円 |
大田区 | 579,100円 | 約190万円 |
世田谷区 | 682,700円 | 約230万円 |
中野区 | 675,000円 | 約220万円 |
杉並区 | 600,200円 | 約200万円 |
豊島区 | 728,400円 | 約240万円 |
北区 | 597,400円 | 約200万円 |
荒川区 | 577,200円 | 約190万円 |
板橋区 | 472,200円 | 約160万円 |
練馬区 | 425,900円 | 約140万円 |
足立区 | 348,500円 | 約120万円 |
葛飾区 | 346,500円 | 約110万円 |
江戸川区 | 394,900円 | 約130万円 |
参照サイト:東京財務局 令和6年地価公示価格
関連記事:「東京で地震に強い地域はどこ?」23区地震危険度ランキングから分かること
東京の土地価格(住宅地)が高いランキング
東京の土地価格(住宅地)をランキング順にご紹介します。
1位:千代田区 約980万円
2位:港区 約760万円
3位:中央区 約490万円
4位:渋谷区 約490万円
5位:文京区 約380万円
1位 千代田区
1位の千代田区は1坪約980万円と、ほかの地域と比べて圧倒的に高くなります。
23区のほぼ中心に位置し、中央区や港区とともに「都心3区」とも呼ばれる人気のエリアです。
ただし、区内に住宅地の割合は少なく、皇居や国会議事堂などの政府機関や大企業のオフィス街が集積しています。
2位:港区
港区は1坪約760万円と、千代田区に続いて、土地の高さは2位にランキングします。
港区といえば、南青山や六本木、麻布など高級住宅街として、ブランド力のある地域です。
東京の中心に位置していることから、交通アクセスも非常に良く、生活環境も整っています。
3位:中央区
「都心3区」の1つに含まれる中央区は、1坪約490万円となり、土地価格は高額です。
銀座や日本橋など、高級ブランド店やデパートが立ち並んでおり、ハイクラスの暮らしを楽しめるエリアです。
子育て支援も充実している自治区なため、ファミリー層に人気があります。
4位:渋谷区
渋谷区の土地価格の平均は、1坪約490万円と中央区とほぼ同じです。
渋谷駅周辺は、繁華街となっており、大規模な再開発プロジェクトにより、日々進化を続けているエリアです。
ですが、緑豊かな落ち着いた住宅街もあるため、都心の利便性を享受しながら、ライフスタイルにあった暮らしを楽しむことができます。
5位:文京区
1坪約380万円の文京区は、23区のなかでも、特に治安の良いエリアといわれています。
教育環境が充実しているため、お子さまの受験対策を理由として、文京区に引っ越してくるご家庭もいるなど、ファミリー層に人気エリアです。
関連記事:【ファミリー向け】東京で子育てに適した住みやすい街7選|子育てしやすい街を選ぶ基準とは
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東京の土地探しで役立つ基礎知識
東京の土地は、常に需要が高いため、入れ替わりが激しい特徴をもっています。
希望の土地を見つけても、探し方によっては、購入タイミングを逃す恐れも。
そのため、東京の土地を効率的に探すために、基礎知識を事前に学ぶことが大切です。
東京の土地探しに役立つ基礎知識を順番にご紹介します。
- 土地の探し方
- 建ぺい率・容積率
- 土地の方角と形
土地の探し方
土地の探し方は、「ハウスメーカーに依頼」「不動産会社に依頼」「インターネット検索」の3通りありますが、おすすめは「ハウスメーカーに依頼」です。
東京の土地は、住宅密集地など法令上の制限が厳しいエリアが多いため、土地購入前に、仮プランを土地に入れるのが、一般的な流れです。
ハウスメーカーに土地探しも依頼することで、希望のボリュームが建てられる土地を効率的に探すことができます。
建ぺい率・容積率
土地に建てられる住宅の広さの上限は、建ぺい率と容積率で、おおまかに知ることができます。
建築に関わる法令上の制限は、数多くありますが、こちらの内容だけも理解しておくと、条件にあった土地を選別しやすくなります。
【建ぺい率】
建ぺい率は、1階部分の床面積の上限がわかります。
- 計算例:100㎡(敷地面積)×50%(建ぺい率)=50㎡
建ぺい率が、50%・60%・70%と増えるほど、敷地を広く使用して建築が可能です。
【容積率】
容積率は、住宅全体の広さの上限がわかります。
- 計算例:100㎡(敷地面積)×150%(容積率)=150㎡
東京で3階建て・4階建てなど、縦長の住宅を検討されている方は、容積率の高さが重要です。
容積率が高いほど、狭小地でも広い住宅を建築できます。
土地の方角と形
土地に接道している方角や形によって、土地価格の相場が異なります。
一般的に、南側接道や角地は、日当たりが良くなるため、価格が高くなる傾向です。
また、整形地と呼ばれる正方形や長方形の土地は、間取りが入りやすく、資産価値を維持しやすいことから、相場は高めです。
逆に、変形地や道路から奥に入った旗型の土地は、間取りが入りにくいことから、相場より安くなる傾向です。
まとめ
東京の土地価格の平均や高い土地のランキング、東京の土地探しに役立つ基礎知識をご紹介しました。
土地代の高い東京では、土地を有効活用した家づくりが重要になります。
東京の土地を最大限に活用した家づくりをご希望の方は、23区内での施工実績が豊富なクレバリーホーム東京まで、お気軽にご相談ください。
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