【注文住宅】家を建てるときの8つの注意点と解決策|失敗しないための優先ポイントも解説
注文住宅で家を建てるときには、どこに注意すれば良いのでしょうか?
本記事では、家を建てるときの注意点や解決策、家づくりの優先ポイントについて、解説します。
注文住宅で重要視するポイントや見落としがちな費用、比較するポイントなどもわかるため、ぜひ記事を参考にしてくださいね。
注文住宅で家を建てるときの注意点と解決策
注文住宅で家を建てるときの注意点と解決策について、順番にご紹介します。
- 住宅会社選びは重要「比較ポイントは?」
- 土地は慎重に選ぶ「重要視するポイントは?」
- 見積書で総額を比較「見落としがちな費用は?」
- 収納の広さや位置を確認「基本の考え方は?」
- デザインや間取りのデメリットも確認
- 外壁や内装の仕上げ材を確認
- 耐震性や断熱性の高さを確認「比較する値は?」
- 無理のない住宅ローンを組む「年収別の適正ローンは?」
住宅会社選びは重要「比較ポイントは?」
注文住宅は「大手ハウスメーカーだから」「価格が安いから」だけで、住宅会社を選ぶと失敗しやすくなります。
住宅会社の比較ポイントをご紹介します。
【坪単価や価格事例】
・予算内で建てられるか、おおよその価格を確認。
【デザイン】
・好みのデザインの建築実績があるかを確認。
【住宅性能】
・耐震性や断熱性、気密性や省エネ基準など、住宅性能の高さを確認。
【構造】
・木造や鉄骨造、RC造など、得意な構造を確認。
【保証やアフターサービス】
・保証期間や保証内容、アフターサービスの充実度を確認。
【対応エリア】
・住みたいエリアに対応しているかを確認。
まずは、「資料請求」や「HPで施工実績の確認」など、情報収集してみましょう。
住宅会社ごとに、強みとしているポイントが異なるため、どのような家づくりを得意としているのか比較することで、ご家庭に合った住宅会社を選びやすくなります。
土地は慎重に選ぶ「重要視するポイントは?」
住むエリアによって暮らしやすさがガラリと変わるため、土地選びでは優先順位をつけて、慎重に選ぶことが大切です。
【土地選びで重要視されるポイント】
- 交通の利便性
- 子育て環境の充実度
- 病院やスーパーなど周辺の施設
- 周辺環境の安全性
- 日当たりや風通しの良さ
職場や学校、最寄り駅から近いことで、毎日の通勤や通学にかかる時間を短縮でき、趣味や家族との時間を充実させることができます。
利便性の高い立地は、土地代も高い傾向ですが、土地を有効活用した家づくりをすることで、費用を抑えることが可能です。
また、土地ごとに建築基準法が定められているため、建築できる住宅に制限がかかります。
【建築基準法の例】
- 建ぺい率・容積率
- 絶対高さ制限
- 北側斜線制限・隣地斜線制限・道路斜線制限
- 耐火建築物や準耐火建築物
とくに、「敷地ギリギリに建築したい」「都市部の防火地域内で建築したい」など、厳しい条件下での建築には注意が必要です。
希望の広さの建物が建築できない恐れがあるため、土地購入前に仮プランを入れて判断するのが、おすすめです。
▶資金計画や間取りプランなど東京で家を建てる方に役立つイベント情報
見積書で総額を比較「見落としがちな費用は?」
坪単価だけを比較して、住宅会社を選んでしまうと、予算オーバーしやすくなるため注意が必要です。
「坪単価×延床面積」で計算できる費用は、注文住宅の本体工事費のみになります。
家づくりでは、「本体工事費・付帯工事費・諸費用」がかかります。
付帯工事費にどの費用を入れるかは、住宅会社ごとに異なるため、必ず総額の見積書を確認して比較することが大切です。
【見落としがちな費用】
- 地盤改良費(200万円以上する場合も)
- 外構費(駐車スペースや塀)
収納の広さや位置を確認「基本の考え方は?」
注文住宅では、収納の広さや位置について、迷われる方は大勢いらっしゃいます。
「収納が足りない」「収納の位置が悪くて使い勝手が悪い」など、住んでから後悔したくないですよね?
そこで、収納を決める際の基本の考え方を確認してみましょう。
【収納の基本の考え方】
- 日常的に使用するアイテムは、生活動線上に設ける
- デットスペースを有効活用して収納スペースを確保する
- 外出や帰宅時の動線上に、家族のアイテムを収納できるスペースを設ける
- 収納の広さは、将来の家族構成を考慮して決める
最適な収納の広さは、ライフスタイルや家族構成によって異なるため、住宅展示場などで実物を見て、広さをイメージすると良いでしょう。
デザインや間取りのデメリットも確認
注文住宅では、おしゃれなデザインや間取りなど、魅力的なマイホームづくりが可能です。
しかし、おしゃれなデザインには、メリットだけではなく、デメリットもあるため注意が必要です。
たとえば、吹き抜けは、開放的な空間を実現し、日当たりや風通しの良い間取りにできます。
ですが、空間を広く使うため、断熱性の低い注文住宅の場合、部屋を適温にするために時間がかかり、光熱費が高くなる恐れがあります。
デザインや間取りは、デメリットも確認してから決定するのが、おすすめです。
関連記事:コンセントの使い勝手は高さが重要|空間ごとに適切な位置を解説
外壁や内装の仕上げ材を確認
外壁や内装の仕上げ材は、使用する面積が広いため、全体の印象に大きく影響を与えます。
完成後の全体像をイメージするために、なるべく大きいサンプルで確認すると良いでしょう。
とくに、外壁の素材は、室内で見る色と太陽の下で見る色が若干異なります。
また、フローリングやクロスは、色だけではなく、肌触りや掃除のしやすさ、耐久性も確認すると安心です。
耐震性や断熱性の高さを確認「比較する値は?」
地震の多い日本では、耐震性の高い住宅が人気です。
耐震性の等級は、1~3まであり、一番地震に強い等級が、最高等級3になります。
耐震等級1の1.5倍程度の強度があり、大地震後もそのまま住み続けられる可能性が高くなるため、安心して暮らすことができます。
また、断熱性が高い住宅は、外気の影響を受けにくくなるため、夏は涼しく、冬は暖かい住環境を実現しやすくなります。
窓サッシや分厚い外壁など、断熱性の高い素材は、いくつもありますが、家全体の断熱性の高さは「UA値」で確認できます。
UA値は、数値が低いほど高断熱な住宅です。
クレバリーホーム東京は、「UA値:0.46」の最も厳しい北海道の基準と同等の断熱性能を実現しています。
▶LINEでお問い合わせ【都内トップクラスの施工実績クレバリーホーム東京まで】
無理のない住宅ローンを組む「適正ローンは?」
家を建てた後の暮らしを楽しむために、無理のない住宅ローンを組むことは大切です。
無理なく組める住宅ローンの借入額は、「年収倍率なら6倍から7倍」「返済負担率なら手取り収入の25%以内」が定説です。
共働きのご家庭では、世帯年収で確認してみましょう。
年収 | 無理なく組める借入額 |
500万円 | 3000万円~3500万円 |
600万円 | 3600万円~4200万円 |
700万円 | 4200万円~4900万円 |
800万円 | 4800万円~5600万円 |
900万円 | 5400万円~6300万円 |
※上記は、年収倍率の6倍~7倍で計算
また、無理なく組める住宅ローンは「金利タイプ」や「借入期間」にも左右されます。
金利の低い変動金利を選び、35年間と長期で組むことで、返済負担率を軽減できます。
関連記事:【2024年以降】変動金利はいつ・いくらまで上がる?今後の見通しや推移、一気に上がる可能性について
▶LINEでお問い合わせ【都内トップクラスの施工実績クレバリーホーム東京まで】
注文住宅で失敗しないための優先ポイント
注文住宅で失敗しないための優先ポイントをご紹介します。
- 断熱性・耐震性・気密性の住宅性能は妥協しない
- 土地と建物の費用割合を予算に合わせて調整する
断熱性・耐震性・気密性の住宅性能は妥協しない
断熱性や耐震性、気密性などの住宅性能は、快適性や安全性に大きく影響する部分です。
家族みんなが長く安心して住むために、これらの住宅性能は妥協しないほうが、良いでしょう。
土地と建物の費用割合を予算に合わせて調整する
注文住宅では、最初に予算を決めてから、土地や住宅会社を探すのが、一般的な流れです。
ですが、住宅会社や土地を探している途中に、「もう少し利便性の良い土地に住みたい」「部屋数を1つ増やしたい」など、希望が変わることがあります。
土地と住宅会社を決める前であれば、費用の割合を変えることができます。
最終的な優先順位を確認し、予算に合わせて費用割合を調整しましょう。
まとめ
注文住宅で家を建てるときの注意点や解決策、家づくりで失敗しないための優先ポイントについて、解説しました。
注文住宅は、間取りやデザインの自由度が高く、理想のマイホームを建築できるメリットがあります。
一方で、気をつけるポイントが多いため、ご家庭にあったプランを提案できる設計力と技術力のある住宅会社を選ぶことが、重要です。
東京都で注文住宅をご検討中の方は、23区内での施工実績が豊富なクレバリーホーム東京まで、お気軽にご相談ください。
- 3階建て住宅・4階建て住宅
- 木造耐火住宅
- 狭小住宅
- 地下室付き住宅・屋上付き住宅
- 二世帯住宅
- 賃貸住宅
「こんな暮らしがしてみたい」「このエリアで暮らしたい」「狭小地過ぎて建てられないかもしれない」などの不安や疑問、そしてあなたの想いをお聞かせください。
お客様との何気ない会話からご要望を汲み取り、最適なプランのアドバイスをいたしますので、お気軽にご相談ください。
ヨコだけではなくタテの空間を上手に活用する住宅を、私たちと一緒に建ててみませんか。