【40坪の注文住宅の費用相場】延べ床40坪の間取りや実例、費用を抑えるコツについて
家族構成に合わせて、ゆとりのある延べ床面積40坪の注文住宅を検討される方も、多いかと思います。
本記事では、40坪の注文住宅の費用相場やおしゃれな建築実例、間取りのコツについて、ご紹介します。
2024年の補助金一覧や費用を抑えるコツ、2階建て・3階建ての場合の必要な土地の広さもわかるため、ぜひ参考にしてくださいね。
40坪の注文住宅の費用相場
延べ床面積40坪の注文住宅の費用相場について「エリア別」にご紹介します。
エリア別の注文住宅の費用相場
まずは、注文住宅の平均費用について、確認してみましょう。
【注文住宅の費用相場】
全国 | 首都圏 | |
建築費の総額 | 3,715万円 | 4,015万円 |
延床面積 | 122.8㎡ (37.14坪) | 123.4㎡ (37.32坪) |
参照サイト:フラット35利用者調査データ(2022年度)
注文住宅の建築費の総額は、「全国:3,715万円」「首都圏:4,015万円」となり、やや首都圏のほうが、建築費が高い傾向です。
40坪の建築費「4,000万円~4,280万円」
40坪の注文住宅の建築費がいくらになるのか、先ほどの費用相場を参考にシミュレーションしました。
【40坪の注文住宅の建築費】
全国 | 首都圏 | |
建築費の総額 | 約4,000万円 | 約4,280万円 |
1坪あたりの建築費 | 約100万円 | 約107万円 |
40坪の注文住宅の費用は、「全国:4,000万円」、「首都圏:4,280万円」が相場です。
2階建て・3階建て(40坪)が建てられる土地の広さは?
延べ床面積40坪の注文住宅を建てるためには、どれくらいの広さの土地が必要になるのでしょうか?
土地に対して、建築できる家の広さは、「建ぺい率」と「容積率」で、概算できます。
- 建ぺい率:土地100㎡×50%なら、50㎡が1階部分の上限
- 容積率 :土地100㎡×100%なら、100㎡が延床面積の上限
【延床40坪の注文住宅に必要な土地の広さ】
階層 | 建ぺい率×容積率 | 土地の広さ |
2階建て | 50%×100% | 40坪(132㎡) |
3階建て | 60%×150% | 27坪(89㎡) |
4階建て | 60%×200% | 20坪(66㎡) |
2階建てが多い低層住居専用地域は、建ぺい率と容積率が、50%×100%のエリアが多く、延べ床面積40坪の注文住宅を建てるには、同じ広さの40坪の土地が必要です。
3階建てや4階建てが多い、都市部の住宅街では、容積率が150%~200%のエリアが多いため、必要な土地の広さが狭くなります。
土地代が高い東京都などでは、総額を抑えられる3階建て・4階建てを検討される方が、少なくありません。
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注文住宅の建築費は坪単価だけでは計算できない
注文住宅の予算やハウスメーカーを決める際に、坪単価を参考にする方は、大勢いらっしゃいます。
ですが、坪単価だけでは、注文住宅の建築費の総額を計算できません。
メーカーが公表している坪単価は、「本体工事費」のみの費用です。
注文住宅の建築費には、下記の費用がかかります。
- 本体工事費
- 付帯工事費
- 諸費用
費用内訳と目安について、順番にご紹介します。
本体工事費(約70%)
本体工事費は、注文住宅の建築費総額の約70%を占めることが多い、メインとなる項目です。
内装や外観、柱などの骨組み工事が含まれます。
付帯工事費(約20%)
付帯工事費は、建築費総額の20%程度が目安です。
給排水やガス管の引き込み工事、地盤改良費や駐車場などの外構工事が含まれます。
とくに、高額になりやすい項目は「地盤改良費」で、200万円以上するケースもあります。
関連記事:【2024年以降】住宅ローン変動金利の今後は?動向や上昇した場合の対策について
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諸費用(約10%)
諸費用は、10%程度が目安です。
【諸費用の内訳】
- 設計料
- 地鎮祭
- 登記費用
- 火災保険料や地震保険料
- 金融機関に支払う事務手数料や保証料など
諸費用といっても、高額になるケースが多いため、必ず予算に含めて資金計画を立てることが大切です。
延べ床面積40坪の実例と間取りのコツ
40坪前後の注文住宅のおしゃれな実例と間取りのコツについて、解説します。
暮らしやすく、開放的な間取りとなっているため、ぜひ参考にしてくださいね。
【実例1】高級感のあるデザイン住宅/4階建て(40坪)
1階部分に車2台が入るビルトインガレージ付きの4階建てです。
縦の空間を活用した間取りは、開放感あるおしゃれな家づくりに成功しています。
【実例2】暮らしやすい間取りの住宅/3階建て(48坪)
家事動線や生活動線にこだわった、機能的で暮らしやすい3階建ての住宅です。
リビングにランドセルや勉強道具など、日常的に使うアイテムを収納できるスペースをつくることで、外出や帰宅時の移動をスムーズにできます。
【実例3】10cmも無駄にしない狭小住宅/3階建て(37坪)
デットスペースを極力なくすことで、土地を有効活用しつつ、使い勝手の良い住空間を実現しました。
10cmも無駄にしないためには、柔軟な設計力と高度な技術力が必要です。
東京都の厳しい建築条件のなかで、土地を最大限に活用した注文住宅をご希望の方は、クレバリーホーム東京まで、お気軽にご相談ください。
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【実例4】プライバシーを確保した二世帯住宅/4階建て(43坪)
敷地12.95坪に、延べ床面積43.16坪もの広さ確保した4階建ての店舗兼用の二世帯住宅です。
1階を店舗にしても、2階以上に十分な広さがあるため、二世帯がプライバシーを確保しつつ、伸び伸びと暮らせる間取りを実現しました。
ホームエレベーターを採用したことで、老後も安心して暮らすことできますね。
40坪の注文住宅の費用を抑えるコツ
40坪の注文住宅の費用を抑えるコツについて、2024年の最新の情報をもとに、詳しくご紹介します。
- 首都圏なら3階建て・4階建てを検討
- 補助金を利用(2024年の補助金一覧)
- 耐震性・断熱性・気密性の高い家づくりをする
首都圏なら3階建て・4階建てを検討
土地代が高い首都圏で注文住宅を建築する場合、3階建て・4階建てのほうが、総費用がお得になるケースが、少なくありません。
たとえば、東京都の土地代は、令和6年度の東京都公示価格(住宅地版)のデータによると、平均価格が「23区:70万円/㎡」です。
40坪(132㎡)の土地を購入した場合、土地代だけで「9240万円」と高額になってしまいます。
ですが、20坪(66㎡)の土地であれば、「4620万円」となり、費用を大幅に抑えることができます。
土地代を抑えて、広々とした3階建て・4階建てをご検討中の方は、クレバリーホーム東京までお気軽にご相談ください。
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補助金を利用(2024年の補助金一覧)
注文住宅で利用できる補助金は、住宅性能などによって、「最大100万円以上」受け取ることができます。
補助金は、年度ごとに予算や内容が異なるため、必ず最新の情報を確認することが大切です。
2024年の注文住宅の補助金をご紹介します。
【子育てエコホーム支援事業】
住宅の種類 | 補助金 |
長期優良住宅 | 100万円/1戸 (※50万円/1戸) |
ZEH住宅 | 80万円/1戸 (※40万円/1戸) |
参照サイト:子育てエコホーム支援事業【公式】
【給湯省エネ2024事業】
給湯器の種類 | 基本額/台 | 性能加算額/台 | 撤去加算額/台 |
エコキュート | 8万円 | 2万円~5万円 | 5万円~10万円 |
ハイブリッド給湯機 | 10万円 | 3万円~5万円 | |
エネファーム | 18万円 | 2万円 |
参照サイト:給湯省エネ2024事業【公式】
【戸建住宅ZEH化等支援事業(令和6年度)】
対象となる住宅 | 補助金 |
ZEH | 55万円/戸+α |
ZEH+ | 100万円/戸+α |
参照サイト:ZEH補助金
耐震性・断熱性・気密性の高い家づくりをする
住宅性能の高さは、快適性の向上だけではなく、維持管理費に大きく影響を与えます。
断熱性・気密性の高い住宅は、室内の温度を一定に保ちやすいため、電気代を抑えやすい特徴があります。
耐震性は、地震保険料の割引や地震後の損傷に関係する部分です。
耐震性の高い住宅であれば、大地震後でもそのまま住み続けられる可能性が高く、修繕費を抑えることができます。
人気の記事:「東京で地震に強い地域はどこ?」23区地震危険度ランキングから分かること
まとめ
延べ床面積40坪の注文住宅の費用相場や内訳、40坪の建築実例や間取りのコツについて解説しました。
40坪の注文住宅は、広さが十分あるため、間取りの自由度が高くなります。
ですが、広いからこそ間取り設計の難易度が上がり、悩む場面も多くなるかと思います。
そこで、理想のイメージに近い家づくりを実現させるために、注文住宅のプロに相談してはいかがでしょうか?
東京で注文住宅をご検討中の方は、23区での施工実績が豊富なクレバリーホーム東京まで、お気軽にご相談ください。
- 3階建て住宅・4階建て住宅
- 木造耐火住宅
- 狭小住宅
- 地下室付き住宅・屋上付き住宅
- 二世帯住宅
- 賃貸住宅
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