注文住宅の失敗12選|口コミや経験者から失敗例を学び後悔しない家づくり
注文住宅は、設備や間取り、デザインなどの自由度が高いからこそ、失敗したと後悔してしまう方も、少なくありません。
そこで本記事では、口コミや経験者などから、注文住宅の失敗例をまとめました。
気づきにくい失敗例も多いため、ぜひ家づくりをスタートする前に参考にしてくださいね。
注文住宅のよくある失敗例15選
注文住宅の失敗で多かった事例をご紹介します。
- 間取り
- 収納
- 設備
- 庭・外構
- 費用面
注文住宅の失敗例「間取り」
「吹き抜けにしたら、電気代が高くなった」
注文住宅の間取りでは「吹き抜け・リビング階段」は、開放感や高級感を得られるため、人気があります。
ですが、縦に空間が広がることで、冷暖房の効率が悪くなり、電気代が高くなったという意見があります。
広い空間をつくる場合、断熱性や気密性の高い施工会社を選び、熱を逃がさない家づくりが重要です。
「洗濯物を2階まで運ぶのが大変」
一般的な間取りである1階が洗濯機置き場、2階が干すスペースの場合、「洗濯・干す・畳む・収納」の動線が長くなり、階段の上り下りの回数も増えます。
洗濯家事は意外と工程が多いため、洗濯機置き場と干すペースを同じフロアにするなど、動線が短くなる間取りを検討してみましょう。
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「日当たりが悪く、日中でも薄暗い」
都市部では、隣家との距離が近く、どうしても日当たりが悪くなりがちです。
ですが、難しい立地条件でも、縦の空間設計や窓の位置によって、採光を確保した明るい家づくりは可能です。
間取りプランは施工会社ごとに異なるため、プランを比較検討し、土地の特性を活かせる設計力の高い会社を選ぶことが大切です。
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注文住宅の失敗例「収納」
「玄関収納が足りず、シューズクロークを採用すれば良かった」
玄関は「収納が足りない・下駄箱が使いにくい」など、失敗事例が多い箇所です。
玄関は、靴以外にも「ベビーカー・傘・外用のおもちゃ・掃除道具・自転車」など、家族のアイテムが集まりやすい場所です。
可動式の棚が付いているシューズクロークなら、アイテムの大きさに合わせて、すっきり収納できるため便利です。
「リビングや階段下に収納を設ければ良かった」
「帰宅後、自分の部屋までカバンを置きに行くのが面倒」などの意見を目にします。
日常的に使う「掃除道具・コート・カバン・勉強道具」を収納できるスペースがリビング近くにあると、生活動線がスムーズになります。
ただし、収納が広すぎると、居住スペースが狭くなる恐れがあるため、「壁面収納」や「階段下のデットスペース」など、省スペースを活用した収納がおすすめです。
「生活感が出てしまう洗面所で、来客の際に恥ずかしい」
洗面所は、来客者も使用する機会があるため、スッキリと整理整頓しておきたい場所です。
ドライヤーや髭剃りなど、家族だけが使うアイテムを隠せる位置に収納できず、失敗したというケースがあります。
子どもの成長とともに、洗面所に収納するアイテムは増える傾向にあるため、将来の家族構成に合わせて、洗面所の広さや収納をプランニングすると良いでしょう。
注文住宅の失敗例「設備」
「ダウンライトだけで薄暗いリビングになって失敗した」
注文住宅のメインの照明になりつつある天井埋め込み型のダウンライトですが、配置や種類によっては、明るさが足りないと感じてしまうケースがあります。
ダウンライトは、配置の自由度が高く、デザイン性に優れていますが、お部屋全体を照らすシーリングライトとは異なります。
そのため、明るさや色味を調節できる「調光・調色」機能付きタイプがおすすめです。
シーンに合わせた最適な明るさに調節できます。
「コンセントの位置が悪く、結局延長コードが必要になった」
意外と注文住宅の失敗例で多いのが、コンセント関係です。
携帯や学習用タブレッドなど、家族が日常的に電化製品を使う機会が増えており、コンセントの数や位置は、使い勝手に大きく関係してきます。
とくに、リビングのコンセントの位置は、お部屋の模様替えをした場合にも、使いやすい位置にすることが大切です。
注文住宅の失敗例「庭・外構」
「自転車が取り出しにくく、失敗した」
駐車場の広さだけではなく、駐輪場まで考えて設計する方は、あまり多くありません。
通学や通勤、保育園までの送迎など、自転車を使用する機会は多いため、出し入れがスムーズにできないと、ストレスの原因になります。
とくに、敷地の奥に駐輪スペース、手前に駐車スペースの場合、自転車がスムーズに通れる隙間を確保することがポイントです。
「目隠しフェンスの高さが足りず、リビングでくつろげない」
人通りの多い道路に面した土地で注文住宅を建築する場合、プライバシーを確保するための目隠しフェンスの高さは重要です。
一般的に、道路面より宅地のほうが高く設計されるため、想像以上にリビングの位置が高くなり、外からの視線をカットしきれなかった失敗例があります。
くつろげるリビングにするために、目隠しフェンスや視線を遮るアイデアが重要です。
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注文住宅の失敗例「費用面」
「坪単価で計算したら、予算オーバーしてしまった」
坪単価を目安に施工会社を比較する方は、大勢いらっしゃいます。
しかし、坪単価は「本体工事費」のみになり、それ以外にも「付帯工事費」や「諸費用」がかかります。
どの項目を本体工事費としているかは、施工会社ごとに異なるため、必ず「総額の見積書」や「オプション費用がかかる項目」を確認することが大切です。
「初期費用を抑え過ぎて、メンテナス費用が高くなった」
屋根や外壁は、一般的に10年~15年での塗り替えを推奨されます。
劣化することで雨漏りをおこすリスクが高くなるからです。
ですが、メンテナンスフリーの外壁材や耐用年数が長い屋根材を使用することで、メンテナンスの頻度を減らすことが可能です。
初期費用を抑え過ぎるより、高品質な素材を使用することで、トータル費用がお得になるケースは、少なくありません。
後悔せずに注文住宅を建てるポイント
注文住宅の後悔しないためのポイントをご紹介します。
- 家事動線や生活動線は「短く」収納は「動線上に」
- こだわり箇所のデメリットも確認する
- 耐震性・断熱性を妥協しない
家事動線や生活動線は「短く」収納は「動線上に」
家事動線と生活動線は「短くスムーズに移動できる」間取りを検討してみましょう。
すべての家事の動線を短くできる間取りが難しい場合には、負担が大きい家事を優先してプランニングすると良いでしょう。
また、収納はコンパクトでも動線上に配置することで、使い勝手が良く、片付けしやすい家になります。
こだわり箇所のデメリットも確認する
注文住宅は、デザインや設備、間取りなど、こだわれる家づくりが最大のメリットです。
ですが、こだわる箇所はメリットだけではなくデメリットも確認することが重要です。
「高性能なキッチンは、おしゃれで使い勝手が良いけど、キッチンスペースを広くとる」など、デメリットを確認したうえで、決定するのが良いでしょう。
耐震性・断熱性を妥協しない
耐震性や断熱性などの住宅性能は、快適性に大きく関わってくる項目です。
高断熱な住宅は「冬は暖かく・夏は涼しい」家づくりがしやすくなり、電気代の節約にも繋がります。
安心して快適に住むためには、住宅性能の高さは重要です。
まとめ
注文住宅の失敗や後悔しないための家づくりのポイントをご紹介しました。
口コミや経験者から失敗例を学び、住んでから気づけるような失敗箇所を回避したプランニングを目指しましょう。
クレバリーホーム東京は、お客様のご希望やライフスタイルに合わせた住まいづくりを提供しています。
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