【木造と鉄筋の違いを徹底比較】注文住宅ならどっちがいい?メリット・デメリットを解説

【木造と鉄筋の違いを徹底比較】注文住宅ならどっちがいい?メリット・デメリットを解説

注文住宅なら、木造と鉄筋コンクリート造のどっちがいいのでしょうか?

構造ごとの違いを正しく理解することで、ご家庭の条件に合った家づくりがしやすくなります。

本記事では、木造と鉄筋の項目ごとの違いメリット・デメリット家づくりの条件によって向いている構造などをご紹介します。

 

 

木造住宅と鉄筋住宅(RC造)の違い

木造住宅と鉄筋住宅(RC造)の違いを項目ごとに、ご紹介します。

構造ごとに強みとなる特徴は異なるため、ご家庭のなかで重要視するポイントの違いをぜひご確認ください。

  • 建築コスト
  • 耐用年数
  • 断熱性
  • 気密性
  • 遮音性
  • 耐震性
  • 間取りの自由度

 

違いについて順番に解説します。

建築コスト

家 お金

建築コストは、ハウスメーカーごとに違いますが、相場から見ると一番安いのは「木造」です。

鉄筋コンクリート造や鉄骨造の住宅と比べて、建築コストを大幅に削減できます。

一例として、東京都の構造別の坪単価を確認してみましょう。

 

【東京都の構造別の工事費用】

構造
木造約58万
鉄骨造(S造)約106万
鉄筋コンクリート造(RC造)約112万

参考サイト:国税庁 構造別の工事費用表【令和5年分用】

木造と鉄筋コンクリート造とでは、費用に約2倍の差があります。

30坪の住宅の場合、「木造:約1,740万」「鉄筋:約3,360万」となり、構造による費用の違いの大きさがわかりますね。

耐用年数

長く住むために、法定耐用年数の違いも気になるところです。

構造ごとの法定耐用数は下記の通りであり、鉄筋コンクリート造が構造のなかで一番優れています。

 

構造法定耐用年数
木造22年
軽量鉄骨造(厚さ3㎜以下)19年
軽量鉄骨造(厚さ3㎜超え~4㎜以下)27年
鉄筋コンクリート造47年

参照サイト:国税庁 法定耐用年数

ただし、「法定耐用年数=建物の寿命」ではなく、あくまでも税制上の基準です。

そのため、法定耐用年数を超えても、住み続けられる可能性は高く、メンテナンスや住環境が、実際の建物寿命に大きく影響してきます。

断熱性

断熱性は、木造のほうが優れています。

木造は鉄筋コンクリート造と比べて、熱伝導率が低く、外の寒さが室内に伝わりにくい性質を持っています。

外気の影響を受けにくいため、室内を適温に保ちやすい構造です。

逆に、鉄筋コンクリート造は、熱伝導率が高いため、断熱性を高めるためには、外壁に「外断熱」工事をおこなう必要があります。

ただし、断熱性の高さは構造ではなく、断熱材や高断熱の窓による部分が大きくなります。

断熱性の高さは「UA値」で比較できます。

「UA値」が低いほど、断熱性が高くなり、一年中快適な室内環境をつくることが可能です。

関連記事:【木造住宅が寒い理由3選】寒さ対策や鉄骨造・鉄筋コンクリート造との違いについて 

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気密性

気密性は、鉄筋コンクリート造のほうが、優れています。

気密性が高いと、室内の空気を外に逃さないため、一度部屋を暖めてしまえば、長時間室温を維持しやすくなります。

ただし、気密性が高いことで、カビや結露を起こしやすくなるため、換気システムについても、同時に検討する必要があります。

遮音性

遮音性は、壁も厚く、気密性に優れている鉄筋コンクリート造のほうが優れています。

住宅密集地でも、音漏れを気にすることなく暮らすことが可能です。

耐震性

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耐震性の違いを確認してみましょう。

鉄筋コンクリート造は、頑丈なため大地震が起きても倒壊や崩壊するリスクが低い構造です。

ただし、建物重量があるため、地震による揺れを感じやすく、耐震性を上げるためのコストも割高です。

木造は、建物自体が軽く、曲がる力に強いしなやかさもあるため、地震による揺れを小さくできます。

地震に強い耐震等級3の家づくりも、比較的低コストでおこなうことができます。

間取りの自由度

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間取りの自由度は、鉄筋コンクリート造のほうが高いです。

頑丈な壁で構造上の耐力をとるため、柱のない広いワンフロアをつくることが可能です。

ただし、一般的な30坪程度の住宅であれば、木造でも間取りの自由度に大きな差はありません。

 

東京都内で注文住宅をご検討中の方は、東京都の土地を最大限に活用できるクレバリーホーム東京までお気軽にご相談ください。

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木造のメリット・デメリット

木造のメリット・デメリットについて、それぞれご紹介します。

木造のメリット

【木造のメリット】

  • 初期費用を抑えられる
  • 将来、リフォームや増築しやすい
  • 調湿効果があり日本の気候にあっている

 

木造は初期費用を安く抑えることができるため、ご家族に必要な広さの住宅を実現しやすいメリットがあります。

また、増築やリフォームなど、ライフステージに合わせた間取り変更がしやすい構造です。

部屋と部屋の間の壁を撤去して、大きなワンフロアにするなど、比較的低コストでリフォームできるのは、大きな魅力ですね。

木造のデメリット

【木造のデメリット】

  • シロアリ対策が必要
  • 火災に弱い
  • 防音性が低い

 

木造住宅は、シロアリ対策が必須であり、家の資産価値や安全性を守るために、メンテナンス費用がかかります。

また、木造を防火地域内で建築する際には、注意が必要です。

火災時に表面が燃えやすい構造なため、「木造を耐火建築物または準耐火建築物」にする必要があります。

そのほか、木造は気密性が低く、壁もコンクリートほどの遮音性がないため、音漏れしやすい構造です。

快適な住環境にするためには、防音対策が大切です。

鉄筋コンクリート造のメリット・デメリット

鉄筋コンクリート造のメリット

【鉄筋コンクリート造のメリット】

  • 防音性が高い
  • 耐火性能が高い

 

鉄筋コンクリート造は、壁が厚く気密性が高いため、防音性が非常に高いといえます。

隣の家が近い住宅密集地であっても、交通量の多い道路に面していても、快適に過ごすことができるでしょう。

もちろん、完全防音ではないため、ピアノなどの楽器を演奏する際には、特別な防音工事が別途必要になります。

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鉄筋コンクリート造のデメリット

【鉄筋コンクリート造のデメリット】

  • 建築費用が高い
  • 結露が発生しやすい
  • 増改築が難しい

 

やはり、鉄筋コンクリート造の一番のデメリットは、建築費用が高くなることです。

また、木造と違い工事が大がかりになりやすく、土地形状や前面道路によっては、増改築工事が困難になるケースがあります。

木造と鉄筋どっちがいい?

木造と鉄筋の違いについてご紹介しましたが、どっちがいいかは、ご家庭ごとの住宅に求める条件によります。

構造ごとの向いている条件をご確認ください。

木造住宅が向いている場合

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国土交通省のデータによると、1階や2階など低層住宅の8割が木造住宅です。

木造住宅が主流な日本では、ほとんどのハウスメーカーで木造を建てることができ、選べるバリエーションが豊富です。

デザインや住宅性能・設備などを比較しつつ、理想の家づくりを叶えることができるでしょう。

柔軟な設計やこだわりの間取りにしたい方は、木造住宅がおすすめです。

鉄筋住宅が向いている場合

鉄骨住宅は、耐用年数も長く頑丈なため、資産価値を重視したい方に向いています。

地震後の建物損傷も小さく抑えられる可能性が高いため、将来、売却することを視野に入れて資金計画を立てることも可能です。

一般的に、高層住宅やマンションなどの賃貸物件は、木造で建てるためには、高い技術力や設計力が必要になるため、対応できる施工会社が少なく、鉄筋コンクリート造が主流です。

 

クレバリーホーム東京なら、比較的低コストである木造で、4階建て・5階建てや賃貸マンション物件を建築することが可能です

価格を抑えて、規模の大きい建築物をご希望の方は、ぜひお気軽にご相談ください。

クレバリーホームの木造4階建て

まとめ

木造住宅と鉄筋住宅の違いやメリット・デメリットなどについてご紹介しました。

注文住宅において、どっちの構造が優れているということはなく、ご家庭で重視するポイントを明確にし、判断することが大切です。

クレバリーホーム東京は、お客様のご希望やライフスタイルに合わせた住まいづくりを提供しています。

  • 3階建て住宅・4階建て住宅
  • 木造耐火住宅
  • 狭小住宅
  • 地下室付き住宅・屋上付き住宅
  • 二世帯住宅
  • 賃貸住宅

「こんな暮らしがしてみたい」「このエリアで暮らしたい」「狭小地過ぎて建てられないかもしれない」などの不安や疑問、そしてあなたの想いをお聞かせください。

お客様との何気ない会話からご要望を汲み取り、最適なプランのアドバイスをいたしますので、お気軽にご相談ください。

ヨコだけではなくタテの空間を上手に活用する住宅を、私たちと一緒に建ててみませんか。

 

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監修者情報

高坂 昇

高坂 昇ou2株式会社 専務取締役 一級建築士

木造密集地域や防火地域において、木造ならではの施工性や設計の柔軟性、コストパフォーマンスを活かして木造耐火4階建て住宅(もくよん®)や、災害時の避難場所となる地下室や屋上を備えた災害住宅も提唱しています。

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