【失敗した注文住宅のポイント】選んではいけない仕様・間取り・対策をプロが解説

【失敗した注文住宅のポイント】選んではいけない仕様・間取り・対策をプロが解説

注文住宅では、慎重に家づくりをスタートしても、失敗したと後悔するケースが少なくありません。

そこで本記事では、注文住宅の失敗例選んではいけない仕様、失敗しないための対策についてご紹介します。

失敗したポイントを参考に、満足できる家づくりを目指しましょう。

 

 

注文住宅は失敗しやすい?

注文住宅で失敗が多いのは、なぜなのでしょうか?

家づくりを成功させるために、まずは失敗しやすい理由について、確認してみましょう。

注文住宅とは

注文住宅とは、間取りやデザインの自由度が高く、ご家庭に合わせた理想の住宅を実現できます。

建売住宅と異なり、家の隅々までこだわれる魅力があります。

注文住宅で失敗しやすい理由

注文住宅は、100人いれば100通りになり、満足できる条件はそれぞれ異なります。

理想の住まいを設計士と十分に共有することが重要であり、希望条件が明確化していないと、失敗しやすくなります。

ご家庭ごとに最適な注文住宅を具体的にイメージするために、失敗例を確認してみましょう。

 

東京都内で注文住宅をご検討中の方は、東京都の土地を最大限に活用できるクレバリーホーム東京までお気軽にご相談ください。

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注文住宅の失敗例【リビング】

ご家族で過ごす時間が長いリビングは、こだわっておしゃれにした結果、失敗してしまった例が多くある場所です。

吹き抜けにしたら寒かった

吹き抜けは、おしゃれで開放感のあるお住まいにできる人気の間取りです。

ですが、空間が縦に広がるため、暖かい空気は上に溜まり、寒さを感じやすいデメリットがあります。

対策として「シーリングファンや床暖房の設置」「高断熱の窓や断熱材」と合わせて検討するのが良いでしょう。

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大きな窓にしたら家具や収納を配置しにくくなった

リビング

大きな窓は、明るく開放的なリビングになりますが、壁の面積が狭くなるため、家具のレイアウトが限定的になります。

収納スペースも限られるため、お子様のランドセルや学習用具を置けないなど、使い勝手が悪くなる可能性も。

注文住宅の失敗例【玄関】

家の顔とも呼ばれる玄関は、来客時に最初に目に入る場所であり、家の印象を左右します。

使いやすく清潔感のある玄関にするために、失敗例をご確認ください。

玄関の収納が足りなかった

玄関を失敗したという意見で、とくに目立つのが収納の足りなさです。

玄関は靴以外にも、家族のアイテムが集まりやすい場所なため、想像以上に収納スペースが必要になります。

近年では、おしゃれで収納力のある「シューズクローク」が人気です。

ベビーカー・自転車・外遊び用のおもちゃなど、まとめて収納できるため、玄関を整理整頓しやすくなります。

また、カバン・コートなど、外出時に使用するアイテムを収納することで、生活動線がスムーズになるメリットもあります。

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玄関に姿見があれば良かった

姿見付きの高さのある靴箱は、玄関の広さによっては圧迫感を与えやすくなるため、設置を諦める方もいらっしゃいます。

ですが、靴箱とセットにせずに、玄関の壁に鏡だけを設置することも、注文住宅なら可能です。

靴箱の種類に関係なく、身だしなみをチェックできる鏡を設置できます。

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注文住宅の失敗【キッチン】

種類が豊富にあるキッチンは、選択肢が多い分、失敗しやすい箇所でもあります。

デザインだけではなく、機能面も考慮して選択してみましょう。

オープンキッチンにしたら収納が足りなかった

近年では、定番になっているオープンキッチンですが、収納が足りず、片付けしにくいという失敗も多くあります。

とくに、アイランドキッチンやペニンシュラキッチンは、リビングからキッチンのなかが見えやすく、隠せる死角が少ない特徴があります。

キッチンの壁面に扉付きの収納あると、綺麗なキッチンを保ちやすくなり、来客時でも安心してリビングに通すことができます。

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収納を重視しすぎて、家電が置けない

キッチンでは「炊飯器・トースター・電子レンジ・電気圧力鍋」など、日常的に使用する家電を置くスペースの確保も重要です。

収納を重視しすぎて、使いやすい位置に家電を配置できないと、効率的に料理を作れなくなります。

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注文住宅の失敗【水回り】

水回りの位置やレイアウトを失敗すると、使い勝手の悪い住宅になるため、家事の負担を減らすために、慎重にプランニングしましょう。

洗濯の「洗う・干す・畳む・収納」の位置が遠い

「1階に洗濯機・2階のベランダで物干し」が一般的な間取りですが、階段の上り下りがあり、移動が大変です。

毎日の洗濯家事を少しでもラクにするために、「洗う・干す・畳む・収納」の位置をできるだけ近づけることが大切です。

洗濯機と物干し場を同じフロアにすることで、家事の時短に繋がります。

洗面所に生活感が出てしまい、来客時に恥ずかしい

洗面所は1~2坪などの狭い空間なことが多く、レイアウトを工夫しないと生活感のある空間になってしまいます。

洗面所に通した来客者に、ドライヤーや化粧品、洗剤の予備など、隠したいプライベートな部分を見られて失敗したと思うことも。

とくに、洗面所兼脱衣所の場合、バスタオルやお風呂掃除グッズなど、収納するアイテムが多くなるため、十分なスペースを確保することが大切です。

注文住宅の失敗【収納】

収納は、広すぎても狭すぎても失敗します。

ご家庭にとって最適な収納にするために、失敗例を確認してみましょう。

デットスペースを活用すれば良かった

収納を広くしすぎると、居室スペースが狭くなり暮らしにくくなります。

必要な居室スペースを確保しつつ、収納を増やす方法としてデットスペースの活用がおすすめです。

廊下の壁・階段下など、収納として利用できる箇所は、意外にも多くあります。

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収納棚を可動式にすれば良かった

収納があっても、サイズが合わず上手く収納できないケースがあります。

収納棚を可動式にすることで、サイズに合わせて調整できるため、空間を最大限に有効活用できます。

注文住宅の失敗【屋外】

注文住宅は、外観やエクステリアも自由に設計できるため、失敗しない方法をご確認ください。

駐車場が狭く、車の出し入れがしにくい

車のサイズによって、必要な駐車スペースは異なります。

ライフステージの変化によって、大きめの車を購入することを予想し、スペースに余裕を持つことで失敗しにくくなります。

駐車スペースの確保が難しい場合は、ビルトインガレージ付き住宅という選択肢もあります。

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道路からリビングが丸見え

南側接道の注文住宅で多い失敗が、外からの視線が気になってリビングのカーテンが開けられない点です。

明るく開放的なリビングでも、くつろげない空間になってしまえば、もったいないですよね。

人通りが多い道路に面している土地であれば、あらかじめ目隠しフェンスの設置がおすすめです。

注文住宅の選んではいけない仕様

注文住宅には、さまざまな仕様やオプションがありますが、そのなかでも選んではいけない仕様が存在します。

断熱性の低い外壁材や窓

建築費を抑えるために、低断熱の仕様を選ぶことはおすすめしません。

断熱性は、住宅の快適性や電気代などのランニングコストに大きく関係しています。

とくに、外気の影響を受けやすい窓は、高断熱な「ペアガラス」「樹脂サッシ」をコストを含めて検討してみましょう。

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維持費が高い素材

耐久性が弱い素材は、維持費が高くなります。

数十年と住む家だからこそ、維持費も含めて素材を選ぶことが大切です。

とくに、外壁は面積が広いため、定期的なメンテナンス費用が高くなりがちです。

メンテナンスフリーの素材を選ぶなど、長期的に考えてお得になる素材を検討してみましょう。

まとめ

注文住宅の失敗例と選んではいけない仕様についてご紹介しました。

事前にポイントを押さえることで、大きな失敗を避けることが可能です。

ご家庭ごとの条件やこだわりを実現させるために、柔軟な設計と確かな技術力のある施工会社に相談してみましょう。

クレバリーホーム東京は、東京23区での施工実績が豊富な施工会社です。

  • 3階建て住宅・4階建て住宅
  • 木造耐火住宅
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「こんな暮らしがしてみたい」「このエリアで暮らしたい」「狭小地過ぎて建てられないかもしれない」などの不安や疑問、そしてあなたの想いをお聞かせください。

お客様との何気ない会話からご要望を汲み取り、最適なプランのアドバイスをいたしますので、お気軽にご相談ください。

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監修者情報

高坂 昇

高坂 昇ou2株式会社 専務取締役 一級建築士

木造密集地域や防火地域において、木造ならではの施工性や設計の柔軟性、コストパフォーマンスを活かして木造耐火4階建て住宅(もくよん®)や、災害時の避難場所となる地下室や屋上を備えた災害住宅も提唱しています。

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