狭小地の間取り活用アイデア・施工事例7選│メリットデメリットや費用など家づくりの特徴も解説

狭小地の間取り活用アイデア・施工事例7選│メリットデメリットや費用など家づくりの特徴も解説

「狭小地」と聞くと、コンパクトな土地で狭い家しか建てられない、マイナスのイメージを持つ方もいるでしょう。

しかし、狭小地は土地を上手に活用する間取りのアイデアで、広々と快適な住まいを実現することも可能です。

 

本記事では、狭小地での注文住宅の間取りについて、東京23区内で実現した注文住宅の実例とともに解説します。

都市部での家づくりを目指している方は、ぜひ参考にしてください。

 

 

狭小地ってどんな土地?何坪から狭小地?

狭小地の施工事例:吹抜けで明るさを感じる住まいの事例

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「狭小地」とは、どのような土地を指すのでしょうか。

一般的には、20坪以下の土地を「狭小地」といいます。
明確な基準はありませんが、1坪はおよそ3.305㎡ですので、約50㎡~70㎡弱の土地をイメージするとよいでしょう。

狭小地は面積が狭いだけでなく、変形地(三角形・台形など)も多く、土地の価格は相場より低めになる傾向があります。

特に都市部では「狭小住宅」として有効活用されています。

狭小地に家を建てる5つのメリットとは

狭小地の施工事例:デッドスペースも活用する家の事例

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狭小地に家を建てる場合は、以下の5つのメリットを感じられるでしょう。

  • 土地の取得費を抑えられる
  • 固定資産税・都市計画税を抑えられる
  • 利便性が高く通勤・通学に便利な土地を探しやすい
  • 外構のメンテナンスにかかる手間が少ない
  • 駅近くなどの土地が多く地価・資産価値が下がりづらい

地価が高い狭小地は、都心や駅といった施設が近くにあるケースが多く見られ、利便性の高いエリアで比較的安価に土地を購入できる可能性が高いでしょう。

利便性の高さは資産価値の低下を防ぐことにもつながり、住み替えなどで土地と建物を売却する際に高く売れる可能性も含んでいます。

狭小地に家を建てる5つのデメリットとは

一方で、狭小地に家を建てる場合は、以下の5つのデメリットを感じる可能性があります。

  • 売却時に買い手がつきにくい場合も
  • 建築費用が割高になることがある
  • 各種法令の制限にかかる可能性がある
  • 駐車場や外用の倉庫などを置くスペースを取りづらい
  • 隣家との距離が近くプライバシーを確保しづらい

狭小地に家を建てる場合はコンパクトな敷地の中で、いかに上手に希望通りの間取りを作れるかが大事になります。

狭小地では、各種法令上の制限がかかることが多く、大手ハウスメーカーの手法では建築不能な案件も少なくありません。

狭小地での設計、建築に対応する技術力がなければ限られた土地・空間を上手に使いきれないかもしれません。

空間を有効活用するためには、狭小地での設計・施工に慣れた業者に依頼することをおすすめします。

 

クレバリーホーム東京では、東京23区で「10cmも無駄にしない」設計の家づくりをしています。

狭小地での家づくりを検討する場合は、お気軽にご相談ください。

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狭小地に注文住宅を建てる!費用の相場は?

狭小地の施工事例:狭小地に注文住宅を建てる!費用の相場は?

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続いて、気になる狭小地で注文住宅を建てる場合の費用の相場について解説します。

住宅金融支援機構が公表している、フラット35を利用した人を対象にした調査によると、東京都における建築費用の平均額は2,960万円、延べ床面積の平均は101.3㎡(30.65坪)でした。

参考:住宅金融支援機構「フラット35利用者調査」

狭小地では、特殊な設計を求められる場合や、狭いスペースでの施工に特化した足場を使用する場合があります。

一般的な土地と比べて施工費用が割高になる可能性があることから、こうした平均額より2割前後高くなるかもしれないと考えておきましょう。

具体的にどの程度建築費用が高くなるかは、土地の条件や建物の仕様によって異なるため、建築予定のハウスメーカーに確認が必要です。

関連記事:3階建て住宅の価格相場は?

狭小地に家を建てる場合の注意点は?

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実際に狭小地で家を建てることを考えたとき、注意するべき点は以下の3つです。

  • 隣家の窓の位置などに注意
  • 隣家との距離に注意
  • 建ぺい率・容積率・斜線制限など規制に注意

隣家の窓の位置などに注意

1つ目は、隣家の窓の位置などに注意することです。

隣家の窓の位置と自宅の窓や玄関の位置が合わさってしまうと、視線が合うことを避けるためにどちらも窓を締め切って生活することになるでしょう。

窓だけではなく、道路から玄関に至るアプローチや駐車場も同様です。

こうした人が通過する場所と、自宅の玄関や窓の位置が重ならないよう注意が必要です。

隣家との距離に注意

2つ目は、隣家との距離に注意することです。

距離を近づけ過ぎると、火災が発生した場合や騒音、エアコンの室外機の置き場所など様々な問題が起きる可能性があります。

距離を取ることが難しい場合は、寝室などの静かな環境が求められる間取りを隣家や道路から離すなど、間取り上の工夫を考えることが大切です。

関連記事:隣の家が近すぎる!メリットデメリットを解説

建ぺい率・容積率・斜線制限など規制に注意

3つ目は、各種規制に注意することです。

建ぺい率は土地全体の中でどれだけの面積を建物で覆ってよいかを示し、容積率は建物の総床面積が土地の面積の何倍まで許容されるかを示しています。

斜線制限は、周囲の建物の採光・通風などの環境が悪くなることを防ぐために建物の高さを制限する決まりです。

 

狭小地で家を建てる場合、こうした決まりによって建物の高さや床面積が制限される可能性があります。

土地を購入する前に、制限によってどんな家を建てられるのかを確認する必要があります。

 

ただし、行政区・地区ごとに建築制限が異なるため、都市部での設計・建築に慣れた設計者に依頼することが求められます。

クレバリーホーム東京は東京23区内での豊富な施工実績があるだけでなく、土地選びの段階から家づくりをサポートしています。

こうした制限についての疑問が生じた場合や、よさそうな土地があった場合など、いつでもお気軽にご相談ください。

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狭小地の間取りアイデア・施工実例7選

こうした特徴や注意点がある狭小地ですが、間取りの工夫を凝らすことで、広々とした快適な住まいを実現することも可能です。

狭小地での間取りを考える上でのアイデアの一例を、実際に東京23区内で建てられた事例をともに紹介します。

「3・4階建て」で土地を有効活用する

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3階建ての家は、狭小地に最適な間取りのアイデアの一つです。

平屋と比較すると、階段部分の面積を除くと、3~4倍の床面積を確保できます。

1つのフロア全体をリビングやダイニングとして利用すれば、2階建てに負けないほどの広い空間を実現可能です。

 

3階建てでも床面積が不足する場合は、4階建ての住まいを建てることも可能です。

鉄骨造より建築費用を抑えられる、木造4階建ても候補に加えてみましょう。

施工費用を抑えながら床面積を確保できる「木造4階建て住宅」

「吹き抜け・スケルトン階段」で採光・通風を

【敷地17.96坪 】吹き抜けやスケルトン階段で明るい家の事例を見る>>>

狭小地で縦方向に家を伸ばすと、階下に光が当たらず暗くなったり、風が通らなかったりと問題になることがあります。

吹き抜けやスケルトン階段を利用することで、階下に光と風を届けましょう。

都市部でも工夫して設計することで、自然の光や風を取り込んで暮らすことは可能です。

関連記事:小さい家に吹き抜けをつける理由とは?

「ロフト」の利用で空間を最大限活用する

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高額な費用をかけずに収納や書斎などを作る場合は、ロフトの利用がおすすめです。

地下を利用する場合は深く掘削し、屋上を利用する場合は防水層の施工が必要です。
しかしロフトは、元々ある小屋裏空間に内装などの仕上材を貼り付ければよいため、比較的安価に空間の有効活用を図れます。

「屋上利用」でプライベート空間を屋外に

【敷地18.10坪 】広い屋上のある収納力のある家の事例を見る>>>

狭小地では、建物の床面積を確保するために、庭やアプローチなどの屋外空間を設けづらいものです。

そこで期待されるのは屋上空間です。

洗濯物を干すなど実用的な使い方から、机とイスを持ち込みテラスとしての利用まで、幅広く活用できる点がメリットです。

関連記事:ルーフバルコニーを設置するポイントと注意点

「ビルトインガレージ」で身近に愛車を感じる

【敷地17.33坪 】奥行きのある駐車場に2台を駐車できる家の事例を見る>>>

土地がコンパクトで駐車場を設けることが難しい場合は、1階部分をビルトインガレージとして利用することもおすすめです。

本事例は奥行きのある敷地を活かして2台分の駐車スペースを確保しています。

こうしたガレージは、車のほか自転車やバイクを置く場合も、スポーツ用品を収納する場合にも、様々な場面で多目的に利用できる点が魅力です。

「ホームエレベーター」でデメリットを解消

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3階建てや4階建てを建てる場合、気になることは将来足腰が弱った場合の移動方法です。

上下の移動に不安を感じる場合は、ホームエレベーターの利用がおすすめです。

本事例では、階段左のドアがエレベーターになっていて、買い物など重たいものを運ぶときにも活用できます。

「二世帯住宅」生活空間の分離を容易に

【敷地19.60坪 】こだわり詰まった二世帯住宅の事例を見る>>>

狭小地で3階建て・4階建てを選択する場合、二世帯住宅という選択肢も考えられます。

階ごとに世帯を分けられるため、世帯間でプライベートをしっかり守れる点がメリットに挙げられます。

 

このように、狭小地・狭小住宅であっても、間取りを工夫することで広々と明るく暮らすことは可能です。

予算の関係からコンパクトな敷地を選ばざるを得ない場合でも、空間を有効活用できるハウスメーカーを探せば、豊かな生活を実現できるでしょう。

まとめ│狭小地は間取りの工夫で豊かに暮らそう

【敷地13.27坪 】内装デザインにもこだわった家の事例を見る>>>

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狭小地での家づくり、間取りの考え方について解説しました。

「狭小」と聞くと、狭さを感じる住まいを想像しがちですが、間取りの工夫によっては紹介したような明るく広々とした住まいを実現することも可能です。

 

大切なことは、土地の広さや高低差、周囲の建物の状況や法律などを正しく把握したうえで、各種要望を叶えられるように設計することです。

しかし、狭小地で狭小住宅を建てるには、施工実績に基づくノウハウが必要になります。

このため狭小地での家づくりを成功させるためには、都市部での施工実績が豊富なハウスメーカーや設計者を探すことが重要です。

 

クレバリーホーム東京は、本記事で紹介した様々な狭小地での施工実績を有しています。

都市部での家づくりを考えている方は、お気軽に家づくりについてご相談ください。

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監修者情報

高坂 昇

高坂 昇ou2株式会社 専務取締役 一級建築士

木造密集地域や防火地域において、木造ならではの施工性や設計の柔軟性、コストパフォーマンスを活かして木造耐火4階建て住宅(もくよん®)や、災害時の避難場所となる地下室や屋上を備えた災害住宅も提唱しています。

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