【新築の床の色で後悔したくない】選び方やフローリングの色で失敗する原因
新築時に選んだ床の色について、住んでから後悔する方は、少なくありません。
色や種類が豊富にあるため、押さえるポイントを間違えると、大きな失敗をする恐れがあります。
そこで本記事では、フローリングの色の選び方や特徴、失敗の原因についてご紹介します。
色ごとのメリット・デメリットがわかるため、ご家庭の条件や好みに合った床を選ぶ参考になります。
新築の床の色は暮らしに影響する
新築の床の色は、使用する面積が大きいため、家全体の印象に大きく影響を与えます。
同じ色でも選ぶ素材によって、お部屋の印象がガラっと変わってしまうため、慎重に検討される方が多い箇所です。
「お部屋の明るさ」「高級感」「掃除のしやすさ」「キズの目立たなさ」など、デザイン性から暮らしやすさまで関係してきます。
床の色がイメージと違ったからといって、簡単に張り替えできない部分だからこそ、10年後、20年後も住みやすいと感じる床を選ぶことが大切です。
床の色で後悔しないために、失敗する原因を次章で確認してみましょう。
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フローリングの色で失敗する原因
フローリングの色選びで失敗する、おもな原因を確認してみましょう。
- 色のデメリットを理解せず失敗
- キズや汚れが目立つ
- 掃除がしにくい
色のデメリットを理解せず失敗
フローリングの色ごとに、「ホコリが目立ちやすい」「空間が狭く感じやすい」などのデメリットがあります。
「クールなモダン」や「ナチュラルモダン」など、希望のテイストに合わせた色を選ぶことは大切ですが、色の特性を理解し、お部屋の広さや機能性を考慮することがポイントです。
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キズや汚れが目立つ
フローリングの色によっては、キズや汚れが目立ちます。
とくに、小さいお子様がいるご家庭では、おもちゃを落としたり、ジュースをこぼしたりと、想像以上に汚れる機会が多くなります。
新築から数年で、汚れが目立つお部屋になってしまう恐れも。
そのため、色や素材によっては「フロアコーティング」など、耐久性を上げる対策がおすすめです。
初期費用はかかりますが、綺麗なフローリングを保ちやすくなります。
掃除がしにくい
フローリングの色と同様に重要なのが、素材の種類です。
素材によっては、使えない洗剤があるなど、掃除がしにくい場合があります。
無垢材のフローリングの場合、塗装の仕方によっては、水拭きできません。
素材ごとの掃除の仕方を確認してから選ぶと安心です。
掃除のしやすい素材を選ぶことで、家事の時短に繋がります。
床の色のメリット・デメリット
床の色ごとのメリット・デメリットをご紹介します。
お部屋に与える印象や汚れ・キズが目立ちにくいなどの特徴を確認し、ご家庭に最適な色を選びましょう。
白
【白色の床のメリット】
白色の床は、お部屋全体を広く明るく見せる効果があります。
比較的コンパクトなお住まいでも、圧迫感を感じにくく、広がりのある住空間を実現できます。
洗練された空間づくりができるため、ホテルライクのような高級感のある内装にしたい方に向いています。
【白色の床のデメリット】
ナチュラルな床と比べると、温かみが感じにくい特徴があります。
冬場は、視覚的に寒さや冷たさを感じるかもしれません。
真っ白な床は、髪の毛や汚れが目立ちやすいデメリットがあります。
オフホワイトやアイボリーなど、柔らかさを含んだ色にすると、掃除が比較的にラクになるでしょう。
黒
【黒系の床のメリット】
ダークブラウンなどの黒系の床は、高級感を演出しやすい特徴があります。
間接照明との相性も良く、落ち着いた大人のお部屋に仕上げることができます。
髪の毛や汚れが目立ちにくいメリットがあります。
【黒系の床のデメリット】
明るい色と比べると、空間を狭く感じやすいデメリットがあります。
コンパクトなお部屋を黒系で仕上げてしまうと、窮屈に感じてしまう恐れがあります。
白っぽいホコリは目立ちやすく、こまめな掃除が必要になります。
ホコリに気が付けるので、ホコリのあるお部屋で生活したくない綺麗好きな方に、おすすめです。
ナチュラル
【ナチュラルな床のメリット】
ナチュラルな床の色は、明るく柔らかい雰囲気をつくれます。
どのようなインテリアとも相性が良いため、大きな失敗をしにくい色でもあります。
お部屋を広く見せる効果もあり、開放的なお部屋づくりが可能です。
ホコリや汚れが目立ちにくい特徴があるため、お掃除を頻繁におこなうのが難しいご家庭におすすめです。
ナチュラルの色味のなかでも、バリエーションは豊富にあるため、好みのテイストを選ぶことができるでしょう。
【ナチュラルな床のデメリット】
明るい雰囲気になるため、高級感や重厚感を演出しにくいデメリットがあります。
ただし、アクセントになるソファやテーブルを配置することで、メリハリのある大人な空間をつくりだすことは可能です。
新築時の後悔しない床の色の選び方
新築時の後悔しないための床の選び方をご紹介します。
ポイントを押さえて、長く快適に過ごせるマイホームづくりを目指しましょう。
- 最初にテイストを決める
- インテリアと合わせる
- 素材感を確認する
- 小さいサンプルだけで決めない
最初にテイストを決める
お部屋のテイストを最初に決めることで、全体的な雰囲気をイメージできます。
デザインのカタログ集などを参考に、ご家族で話し合いましょう。
テイストに合わせた床を選ぶことで、トータルバランスの優れたデザイン住宅に仕上げることが可能です。
テイスト | デザイン |
モダン | 白色・黒系・ナチュラルの組み合わせは自由。モノトーンカラーを取り入れたスタイリッシュなデザイン。 |
ナチュラル | 無垢材や木目調のナチュラルブラウンなど、自然の温かみを感じられるデザイン。 |
和モダン | 畳などの和テイストと相性が良いナチュラル系の床が人気。 |
北欧スタイル | 床は白色やナチュラルが多く、壁紙にアクセントになる水色や緑を取り入れることが多い。 |
インテリアと合わせる
お部屋に配置する家具が決まっている場合、インテリアに合わせて床の色を選ぶ方法があります。
とくに、大型のソファやテーブル、独創的なデザインの家具の場合、インテリアを引き立たせる色を選ぶと良いでしょう。
素材感を確認する
完成後に後悔しないためにも、床の素材は実際に触って確認するのが、おすすめです。
「裸足で歩いた際に肌触りは良さそうか」「耐水性は?」「お手入れはしやすそうか」など、触ることで気づける部分は多いです。
小さいサンプルだけで決めない
床の色を決める際に、小さいサンプルがたくさん載ったカタログで確認するケースがあります。
しかし、小さいサンプルだけでは、床一面の仕上がりをイメージしにくく、完成後にイメージとのギャップが大きくなる恐れがあります。
イメージを明確につかむために、モデルハウスなどで、同じような系統の色や素材を確認すると良いでしょう。
まとめ
新築時の後悔しない床の選び方や色の特徴、失敗する原因についてご紹介しました。
フローリングは簡単に張り替えることができないため、10年、20年と住まいに関わってくる箇所です。
居心地の良い内装にするために、色の特性や素材を確認し、快適な家づくりを目指してくださいね。
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