【ガレージ付きの家】9つのメリット・5つのデメリット│施工事例やよくある疑問も解説

【ガレージ付きの家】9つのメリット・5つのデメリット│施工事例や費用相場、疑問も解説

愛車を守るために力を発揮する設備は「ガレージ」です。

本記事では、雨風から愛車を守り利便性も向上できるガレージ付きの家について、メリットデメリットを解説します。

 

ガレージ付きの家の中でも、1階部分が駐車場になっている住まいは、土地の単価が高い東京23区内の一戸建てに最適です。

1階に駐車場を設けた一戸建ての施工事例も紹介しますので、東京で注文住宅を建てたいと思っている人も参考にしてみてください。

東京都で実現『ガレージ付きの家』施工事例5選

はじめに、ガレージ付きの家を建てるとどのような家になるのか確認しましょう。

都内で実際に建てられた一戸建ての施工事例を紹介します。

関連記事:インナーガレージとビルトインガレージの違いとは?

2台横置きの半地下ガレージ【敷地面積42.08坪】

車が2台入るガレージを半地下に造成

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練馬区に建てられた半地下のガレージのある家は、敷地面積42.08坪、延床面積40.64坪の3階建ての住まいです。

車2台を横置きにできるガレージは非常に使い勝手がよく、夜間のライティングもおしゃれな仕上がりになっています。

1階で愛車、屋上で菜園を楽しむ家【敷地面積22.1坪】

1階部分に加えて屋上も利用できる住まい

【1階で愛車を眺め、屋上で菜園を楽しむ家】の事例を見る>>>

中野区の延床面積29.9坪の家は、敷地面積22.1坪の土地に建てられました。

1階のリビングや廊下は駐車場に向かって窓が沢山設けられていて、ガレージに停まっている愛車を眺められます。

1階部分に加えて屋上も利用できる住まい (2)

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光が十分に差し込む広々とした屋上では家庭菜園が営まれています。

ただ住むだけではなく、ご夫婦の趣味を楽しめる住まいといえるでしょう。

車・バイクも置ける広々ガレージ【敷地面積10.59坪】

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品川区に建てられた住まいは敷地面積10.59坪、延床面積24.49坪の家です。

1階部分を広々としたガレージにするため、1階を鉄骨造、2階3階を木造にする混構造とした点が特徴的です。

車・バイクが出入りする部分には頑丈なシャッターを設けて、愛車を雨風やイタズラから守ります。

車・バイクに加えてお手入れ用品も置ける広々としたガレージ

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ガレージの内部は、手前に車を置くスペース、階段の奥にバイクを置くスペース、さらに収納用の棚も設置して、非常に使い勝手に優れたガレージになっています。

通り抜けられるガレージのある家【敷地面積15.89坪】

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江東区に建てられた敷地面積15.89坪、延床面積33.60坪の住まいは、ガレージが通り抜けられる構造になっている点が特徴的です。

ガレージは使い方によっては排気ガスの充満が気になるケースがありますが、本事例のように開放的なガレージであれば問題になりません。

3方向を壁で囲まれたガレージとカーポートの間の特徴を持つので、どんなガレージにしようか検討している方は、開放的なガレージも選択肢に加えてみましょう。

外観と調和するガレージ【敷地面積24.22坪】

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品川区に建てられた住まいは、敷地面積24.22坪、延床面積57.48坪の家です。

ガレージ部分は入り口がアーチ形状になっており、南欧風の外観や外壁と雰囲気が合っています。

建物と一体的にガレージを設ける場合は、本事例のようにガレージまわりのデザインにも気を配りましょう

吹き抜けのある明るく魅力的なLDK

本事例は3階建ての住まいで地下室・屋上も備え付けられていて、全体で5層になっている点が特徴的です。

吹き抜けからは日差しが降り注ぎ、住宅街でありながら十分な採光を実現できています。

コンパクトな敷地に1階がガレージになった住まいを建てる場合は縦方向に家を伸ばすことを検討しますが、一部を吹き抜けにすると非常に魅力的な空間を実現できる可能性があります。

【アーチが印象的なガレージ付きの家】の事例を見る>>>

 

ガレージ付きの家を建てることで、今回紹介したようなおしゃれで機能的なガレージ空間を実現できます。
ただし、機能とデザインを満たすガレージの実現にはコツが必要です。

機能的でおしゃれなガレージを作るためには、ガレージの設計・施工経験が豊富な業者に依頼することをおすすめします。

ガレージの施工経験が豊富なハウスメーカーを探しているなら、東京23区を対象に注文住宅を建築する、クレバリーホーム東京まで、お気軽にご相談ください。

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『ガレージ付きの家』建てて分かる9つのメリット

ガレージ付きの家がどのようなデザインになるのか確認したところで、詳しい特徴についても見ていきましょう。

(1)愛車を安全に保管できる

【シャッター付きで安心感のある家】の事例を見る>>>

ガレージ付きの家は、大切な愛車を安全に保管できます

近隣の駐車場を借りる場合は、他の人が駐車場から車を出し入れする際に擦ってしまったり、通行人が手を触れてしまったりして、傷がつく可能性があります。

自宅の敷地内に保管できる、家と一体のガレージであれば、こうした心配を抱えずに愛車を保管できるでしょう。

(2)自転車やバイク置き場としても利用できる

【車とバイクを保管できるガレージ】の事例を見る>>>

ガレージに止められるのは車だけではありません。

日常的に使用する自転車週末のレジャーで活躍するバイクも一緒に保管できます。

棚を設置すればレジャー用品や工具などを収納することもできるので、非常に汎用性が高い設備といえます。

(3)雨の日でも濡れずにアクセス可能

ガレージに車や自転車、バイクを置いていれば、乗り降りする際に雨が降っていても濡れずに利用できます

傘を差さずに荷物の上げ下ろしもできるので、買い物帰りにも便利に利用できるでしょう。

(4)子育て世帯・介護世帯にとっては特に便利に

雨の心配がなくなるメリットは、特に子育て世帯や介護を行う世帯にとって大きなメリットになります。

子どもや高齢者の乗り降りは時間を要するので、雨が降っていると衣服や荷物、車内が濡れてしまいます。

雨の時でも焦らずに乗り降りできるのは大きなメリットです。

(5)ガレージ部分で趣味を楽しめる

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ガレージは屋根の下で濡れることがなく、日差しも遮られるので快適な屋外空間といえます。

アウトドア用品やバイク、釣り竿など趣味の品をメンテナンスする趣味のための場所として理想的な空間といえるでしょう。

雨の日に子どもが遊ぶ空間としても利用したり、傘や雨具を干す場所としても利用できるので、家族誰もが使いやすい空間でもあります。

(6)コンパクトな土地でも駐車場を確保可能

1階部分を駐車場として利用するタイプのガレージであれば、コンパクトな敷地でも駐車場を確保できる点もメリットに挙げられます。

駐車場を1階に設ける場合、車と玄関との距離が近くなり、室内に入る際の動線が短くなる点もメリットです。

関連記事:狭小住宅で叶えるビルトインガレージ

(7)間取りによっては水害対策になる

【主要な間取りが2階以上にある家】の事例を見る>>>

1階部分を駐車場と玄関にする間取りは水害対策にもなります。

台風や大雨で自宅が被災した場合に、1階部分が駐車場と玄関だけであれば、建物や家財への被害を最小限に抑えることができるでしょう。

ハザードマップを確認して、水害の可能性があるエリアに入っている場合は検討してみましょう。

関連記事:水害に強い家を実現する6つの方法について

関連記事:ハザードマップが気になる方へ

(8)駐車場代を支払わずに済む

ガレージを設ければ、駐車場代金を支払わずに済む点もメリットです。

東京23区内をはじめとする都市部では駐車場を借りる場合、安いエリアでも月額1万円を超え、高いエリアでは3万円を超えます。

自宅に駐車場があれば、駐車料金を支払う必要はありません。

(9)車を置くこと自体がディスプレイになる

こだわりの愛車を人に見てもらえることもメリットに挙げられます。

都内の住宅は土地を有効に活用するため、箱型の外観になるケースが多いもの。

ガレージを設けて、おしゃれな車が駐車されている姿は、外観を引き立てる要素になるでしょう。

 

こうしたメリットの多いガレージ付きの家。

車を趣味とする人のほか、アウトドア系の趣味を持つ人にもおすすめできますし、雨のときでも外の空間を利用できるので子どもから高齢者まで、誰もにおすすめできます。

ガレージ付きの家の事例をもっと見たい。
ガレージ付きの家についてもっと詳しく知りたい。

このように思ったら、1階がガレージの家をたくさん施工してきたクレバリーホーム東京まで、お気軽にお問い合わせ下さい。

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『ガレージ付きの家』建てて分かる3つのデメリット

メリットが多いガレージ付きの家ですが、反対にデメリットを感じるケースもあるので確認しておきましょう。

建築費用が高くなる

ガレージ付きの家は建築費用が高額になることも

ガレージ付きの家は、建築費用が高くなる点には注意が必要です。

同等の機能を持つカーポートは柱だけで構成されているため、比較的安価に設置できます。

一方でガレージの場合は、壁や天井を建物と同レベルの仕上げにする必要があるので、施工費用が高くなりがちです。

関連記事:3階建てのビルトインガレージの価格・間取り

 

施工費用を抑えるためには、建築資材の単価が安くなる木造住宅を選択することをおすすめします。

コンパクトな敷地を有効活用する目的で建物の階数を増やす場合、一般的には鉄筋コンクリートや鉄骨構造が用いられますが、近年は木造で4階建てを実現する技術も開発されています。

複数の工法を検討して、ガレージを設けながら施工費用も抑えられる構造を選択しましょう。

施工費用を抑えながら床面積を確保できる「木造4階建て住宅」

耐震性の低下に注意が必要

建物の耐震性を高めるためには、4つの面に均等に柱や壁を配置することが求められます。

しかしガレージ付きの家は、車が出入りするためのスペースを開放することになり、耐震性が下がる可能性があります。

ガレージを設けながら耐震性を確保できるよう、鉄骨構造や混構造なども含めて検討しましょう。

後から高さ・幅を変更できない

ガレージ付きの家はガレージ部分の上に家が建てられるので、後から高さや幅を変更できない点もデメリットといえるでしょう。

将来、高さのあるミニバンなどを購入する予定があるなら、設計の初期段階で図面に反映させる必要があります。

『ガレージ付きの家』よくある疑問3選

【外壁タイルで高級感ある家】の事例を見る>>>

記事の終わりに、ガレージ付きの家を実現する場合によく聞かれる疑問について解説します。

固定資産税が安くなるって聞いたんだけど?

A.基本的に固定資産税は安くはなりませんが、固定資産税に関する扱いは自治体によって異なりますので、お住まいの課税担当課に問い合わせることをおすすめします。

ガレージ付きの家やビルトインガレージで話題になる「固定資産税が安くなる」というメリット。

実は固定資産税を計算する際の床面積と、建築確認を取る際の容積率計算の床面積とが混同されて誤った情報が拡散されているのです。

一般的には、一戸建ての一部をガレージにしても固定資産税が安くなることはないと認識しておきましょう。

ビルトインガレージの固定資産税について、より詳しく知りたい方は、以下のコラムをご確認ください。

関連記事:ビルトインガレージと固定資産税について

ガレージの広さはどれくらい必要?

A.普通車の場合は、幅2.5m✕奥行き6.0mが基準です。

ガレージの広さを考えるうえで参考になるのは、国土交通省が公表している「駐車場設計・施工指針」です。

参考:国土交通省「駐車場設計・施工指針」

本指針によると、普通乗用車の駐車スペースの広さを幅2.5m✕奥行き6.0m以上にすることとあります。

しかし、本指針通りに駐車場を設計すると、特に横幅が狭くなりドアの開閉が大変になります。

2.5✕6.0の大きさを基準に、しっかりドアを開けたいなら0.5mだけ幅を広くする、トランクを開けたいなら1.0m奥行きを広げるなど、使用実態に合わせて調節しましょう。

関連記事:2台分のビルトインガレージがある間取り

シャッターが台風で飛ばされるのが心配

ガレージにシャッターを設ける場合、シャッターの横幅が広くなるため台風などによる強風が心配になる場合もあります。

こうした心配を抱えている場合は、耐風性能が高い製品を選択したり、強風時に補強できる製品を選択しましょう。

関連記事:台風に強い家にする10の方法

まとめ│ガレージ付きの家で快適に暮らす

【ガレージの通風に配慮した家】の事例を見る>>>

一戸建ての1階部分に駐車できるガレージのある家について、施工事例を紹介しつつメリット・デメリットを始めとする特徴を解説しました。

ガレージ付きの家は、雨風のあるときでも人や車が濡れることなく動作できるなど、多くのメリットを持っています。
一方でデメリットを持つことも確かです。

メリットを最大化し、逆にデメリットを最小化できるよう、ガレージのある家の施工に慣れたハウスメーカーを選択することをおすすめします。

 

クレバリーホーム東京では、1階にガレージがあり、2階以上にリビングや居室のある住まいを豊富に建てています。

コンパクトな住まいでマイカー用の駐車場を確保したいと思う人は、資料請求やオンライン相談、LINEを利用した窓口からお気軽にご相談ください。

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監修者情報

高坂 昇

高坂 昇ou2株式会社 専務取締役 一級建築士

木造密集地域や防火地域において、木造ならではの施工性や設計の柔軟性、コストパフォーマンスを活かして木造耐火4階建て住宅(もくよん®)や、災害時の避難場所となる地下室や屋上を備えた災害住宅も提唱しています。

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