【東京に家を買う!】考えたい8つのリスクと回避策を解説
利便性が高い東京で家を建てたい・買いたいと希望する方も多いでしょう。
しかし東京で家を建てるなら、考えておきたいリスクがあります。
本記事では、東京に家を買う場合に考慮したい8つのリスクと回避策ついて解説します。
家を買うタイミングや人気のエリアも紹介しますので、これから東京で家づくりを行う人は、ぜひ参考にしてください。
「そもそも東京で家を買うべきなのか」「家を買うならどこがいいのか」といった話題についても紹介しているので、東京での家づくりで悩みを抱えている人も参考にしてくださいね。
東京に家を買う際に考えたい「8つのリスク」
東京都で家を買う場合に考えておきたいのは、以下の8つのリスクです。
- 東京直下型地震のような「地震」
- 家が浸水してしまう「台風・水害」
- 密集した家屋での延焼による「火災」
- ライフラインの被害で生じる「停電」
- 住宅ローン返済や家計支出の「資金」
- 不動産の価値の変動による「資産形成」
- 転職・転勤などによる「引越」
- 自己責任となる「メンテナンス」
それぞれ具体的にどのように対処すればよいのでしょうか。
8つのリスクを回避する方法はある?
東京に家を買う場合に直面する8つのリスクを回避するためには、以下の方法が効果的です。
- 地震に強い土地選び・家づくりを行う
- 台風・水害に強い土地選び・家づくりを行う
- 耐火性能の高い家づくりを行う
- ライフラインの被害に強い家づくりを行う
- 適切な返済や支払いができる資金計画を立てる
- 資産価値が下がりにくい家づくりを行う
- 転職・転勤を想定した家づくりを行う
- メンテナンスへの不安が少ない家づくりを行う
災害リスクを回避する方法
はじめに、地震・台風・水害といった災害に関連するリスクを避ける4つの方法を紹介します。
(1)地震に強い土地選び・家づくりを行う
東京都周辺では、200~300年に一度のペースで大きな地震が発生しており、これから先も首都直下地震が起こる可能性があることから被害想定も発表されています。
大きな地震に耐えるためには、地震に強い土地選び・家づくりを意識する必要があります。
柔らかい地盤の土地は不同沈下を起こす可能性があるので、可能な限り強固な地盤の土地を選択することで、地震の際の影響を抑えられます。
地盤は直接調査することもできますが、重ねるハザードマップや国土地盤情報検索サイトを利用して、昔の土地利用や過去に行われたボーリング調査の結果を調べることが可能です。
建物本体についても、地震に対して強い耐力を持つ工法や金物、材料を使用することで、地震による被害を最小限に抑えられます。
関連記事:災害に強い家を実現する3つの工夫
(2)台風・水害に強い土地選び・家づくりを行う
ハザードマップなどを確認することで、大雨による水害や台風によるリスクも軽減できます。
たとえば、洪水による被害を避けるために標高の高い場所に土地を求める、浸水被害を最小化する家づくりなどが考えられます。
関連記事:ハザードマップが気になる人へ
湾岸エリアなど立地条件から低地に土地を求める場合でも、1階部分を駐車場として利用して浸水時の被害を最小限に防ぐことや、リビングダイニングなど主要な部屋を2階・3階に配置することも効果的です。
関連記事:台風に強い家にする10の方法
関連記事:水害に強い家を実現する6つの方法
こうした対策を施し、台風・水害に強い家づくりを目指すなら、台風・水害対策が広く認められたハウスメーカーでの建築がおすすめです。
クレバリーホームの「台風対策パッケージ」は2022年、ジャパン・レジリエンス・アワード最優秀賞を受賞しています。
こうした総合的な取り組みが評価されていることも、ハウスメーカー選びの参考にするとよいでしょう。
(3)耐火性能の高い家づくりを行う
自然災害や事故、住宅が密集することから起こる延焼といった火災に対しては、外壁を中心に耐火性能の高い仕様を選択することが効果的です。
たとえば「タイル外壁」は耐火性能が高い素材の代表格です。
クレバリーホームでは、仕上げのタイルの下地に防火仕様のタイルベースを採用。表面が800℃の高温に20分さらされても、内側は高温になりません。
こうした対策を施すことで、自宅が火災で消失するリスクを回避できます。
関連記事:木造の耐火住宅にする5つのメリット
(4)ライフラインの被害に強い家づくりを行う
災害が発生した場合、水道や電気といったライフライン系の被害も予想されます。
停電が発生すると、特にオール電化の住まいでは機器が使用できなくなり、ライフラインの復旧まで不便な生活を強いられます。
そこで「太陽光発電・蓄電池・V2H」といった製品の活躍が期待されています。
電気を自宅で作り、蓄電池や電気自動車のバッテリーに貯められる仕組みを作っておけば、東京で地震が起こり停電になったときの不便さを回避できます。
なお、2023年は太陽光発電や蓄電池に関連する補助金を東京都で実施しており、費用を抑えつつライフラインの被害に強い家を建てるチャンスといえるでしょう。
関連記事:【2023年】東京都 蓄電池補助金を解説
関連記事:【2023年】東京都 V2H補助金を解説
資金・資産価値の変動リスクを回避する方法
住宅購入資金や建築後の生活費といった建築前後の収支に問題が無いかチェックすることも大切です。
(5)適切な支払いができる資金計画を立てる
住宅ローンの支払いに対して不安を感じる場合は、現在の貯蓄・収支を考慮して適切な土地・建物を求めることが必要です。
特に土地の取得費用が高額になりがちな東京23区内では、資金計画の重要性が高まります。
「自分で資金計画を立てるのは不安」という方は、ハウスメーカーの資金計画担当者やFPへの相談がおすすめです。
クレバリーホーム東京では、不定期にFPへの相談会を開催するとともに、資金計画の担当者がいつでも相談を受け付けています。
お金についての不安を感じているなら、お気軽にご相談ください。
(6)資産価値が下がりにくい家づくりを行う
「転勤などで家を手放すことになったとき、家・土地が値下がりしていたら…」こうしたリスクにも、資産価値が下がりにくい家づくりを行うことで対処可能です。
資産価値が下がりにくい家は、以下の2つの特徴を持っています。
- 需要が高いエリアの土地に建っている
- こまめに手入れされて状態がよい
1つ目の「需要が高いエリアの土地」については、東京23区で土地選びを行う場合、時期的な変動はあるものの長期的には底堅いといえるでしょう。
人口がいまだ増加傾向にある東京23区は、令和5年の地価公示でも全ての区で地価が上昇しています。
2つ目の「こまめに手入れされて状態がよい」という条件については、ハウスメーカー選びや設計の段階で適切な選択を行えば、市場価値を高く維持できるでしょう。
具体的には、本記事で紹介した災害に強い工夫や劣化に強い工夫、メンテナンス性を高める工夫を取り入れたハウスメーカー・工法を採用することです。
こうした対策を行い、資産価値が下がりにくい家づくりを行うとよいでしょう。
ライフスタイルの変化に伴うリスクを回避する方法
最後に、ライフスタイルの変化に伴うリスクを回避する方法を紹介します。
(7)転職・転勤を想定した家づくりを行う
現在の職場から転職や転勤が考えられる場合は、転職・転勤を想定した家づくりが求められます。
具体的には、転職により生活様式が変化したり、単身赴任で夫婦どちらかが家を出た場合に一人でも家事・育児ができる間取りの工夫や、賃貸住宅として貸し出す場合に備えた間取りを取り入れることが挙げられます。
賃貸する、売却するといった選択を行う場合には、立地も重要な要素になります。
東京23区内で土地を求める場合でも、特に需要の高いエリア・立地の土地を選択するのがよいでしょう。
関連記事:住居と収益を兼ねた土地活用のアイデア3選
一般的な住宅のほか、賃貸併用住宅や店舗併用住宅、宿泊併用住宅といった選択肢も考えられます。
建物用途を限定しない家づくりを行うことで、ライフスタイルの変化にも対処できる場合があります。
一般住宅以外の選択肢も含めて、求めるライフスタイルに合致する選択を行いましょう。
(8)メンテナンスへの不安が少ない家づくりを行う
東京で家を建てる場合に注意したい事柄のひとつは、メンテナンスです。
特に隣家との距離が近く、足場が入りづらい家では、将来的にメンテナンスが行えないか行えても通常よりも高い費用が必要になる可能性があります。
関連記事:メンテナンスコストを下げる外装材
メンテナンスに対するリスクに不安を感じている場合は、陶器瓦や外壁タイルといった、長期間メンテンナンスフリーの製品を利用することをおすすめします。
雨漏りの心配がなくなることに加えて、メンテナンスにかかる費用も節約できるので、長い目で見ると費用の面でもお得に感じられるでしょう。
東京で家を建てる場合には、気にしておくべきリスクが複数存在しますが、それぞれのリスクについて対策を立てれば長く安心して住み続けられる住まいは建てられます。
一方で全てのリスクに対処する具体的な対策を考えるのは困難です。
こうした場合は、家づくり・資金計画の専門家に頼ることをおすすめします。
クレバリーホーム東京では、資金計画・土地探しから注文住宅の建築まで一貫した家づくりをサポートしています。
東京での家づくりを行う中で不安を感じたら、クレバリーホーム東京までお気軽にご相談ください。
東京で家を買うべきか?判断に迷ったら?
東京で家を買うべきか、賃貸にするべきか、あるいは郊外に家を買うべきか、様々な選択肢の中で迷うときもあります。
判断に迷ったら、どうすればよいのでしょうか。
家族のライフスタイルに合致するのか確認
東京で家を買うべきか迷ったら、家族の求めるライフスタイルを再確認することをおすすめします。
都内だけでなく、田舎暮らしや海や山が近い地域にも住んでみたい。このような場合は、東京で家を購入したとしても、将来のライフスタイルの変化は予想が難しいかもしれません。
逆に都内の利便性の高さや、多くのイベントに気軽に行ける状況に満足を感じているなら、東京を拠点とした家づくりをするのもいいかもしれません。
自身・家族の求めるライフスタイルを再確認してみましょう。
家を購入する・一生賃貸かを検討する
次に迷ってしまうのは、持ち家に住むのか、一生賃貸住宅に住み続けるのかということです。
持ち家と賃貸住宅、どちらが優れているかは長く議論され続けている問いです。
経済性の面でも住みやすさの面でも、求めるライフスタイルによって選択肢が変わります。
持ち家を将来的には賃貸・店舗などと併用し、二拠点居住などの用途で使用する方法もありますので、じっくり検討してから選択しましょう。
関連記事:一生賃貸が賢いは本当なの?
迷っている事項をまとめて専門家に相談する
東京で購入するべきか、そもそも持ち家か賃貸住宅か、家族内で話し合っていても答えが出ないこともあるでしょう。
こうした場合は、家づくりの専門家に相談することをおすすめします。
多くの家づくりをサポートしてきた経験から、最適な選択肢を選ぶ助言が受けられる可能性があります。
クレバリーホーム東京では、オンラインで気軽に相談できる環境を整えていますので、東京での家づくりに悩んだら、お気軽にご相談ください。
東京に家を買うなら、場所はどこ?いつ頃がいい?
最後に、東京で家を買う場合に迷う、場所と時期についての疑問を紹介、解説します。
東京に家を買うならどこがいい?
ひと口に東京と言っても、23区内だけでも多くのエリアがあるので、どこを選択すればよいのか迷ってしまいます。
この場合、家族の求めるライフスタイルを明確にしたうえで「住みやすさランキング」を利用してみましょう。
様々なメディアが、東京都に住んでいる人を対象に、居住する上でのおすすめのエリアについて取材しています。
実際の生の声を見て「このエリアは私たちに合っているかも」「こんな土地選びの基準があるんだ」と参考にしてみましょう。
東京に家を買うなら、いつがいい?
家を買う時期についても、他の人の意見を参考にしてみましょう。
住宅金融支援機構では、住宅ローンを利用する予定の人を対象にした調査を行っており、その中で住宅を取得する動機についても尋ねています。
どういった理由で家を取得する人が多いのか、該当する理由で家を建てたいと思う人が何歳なのか、参考にしてみましょう。
まとめ│東京に家を買う?迷ったら専門家に相談を
東京に家を買う場合に考えておきたいリスク、および対処法について解説しました。
一戸建て住宅を検討するとき、以下のような様々な点で悩んでしまいます。
- 一戸建てを建てるのか、賃貸住宅に住むのか
- どこに建てるのか
- いつ建てるのか
- 予算はどれくらいか
他にも様々な点で迷うことになります。
家族間で話し合って決められる事柄もありますが、結論が出しづらい問題も多々あるでしょう。
こうした場合には、相談しやすい専門家が身近にいることが大切です。
資金計画・土地選び・設計・施工・アフターサービス…。一連の流れを相談できるハウスメーカーや工務店を探しましょう。
東京23区内で相談できるハウスメーカーを探しているなら、オンライン相談やLINEを利用した相談も受け付けている、クレバリーホーム東京へお気軽にご相談ください。
クレバリーホーム東京は、お客様のご希望やライフスタイルに合わせた住まいづくりを提供しています。
- 3階建て住宅・4階建て住宅
- 木造耐火住宅
- 狭小住宅
- 地下室付き住宅・屋上付き住宅
- 二世帯住宅
「こんな暮らしがしてみたい」「このエリアで暮らしたい」「狭小地過ぎて建てられないかもしれない」などの不安や疑問、そしてあなたの想いをお聞かせください。
お客様との何気ない会話からもご要望を汲み取り、最適なプランをアドバイスいたしますので、お気軽にご相談ください。