リビング階段やめてよかった?|口コミ情報やメリット・デメリット、後悔しないための対策
リビング階段は、おしゃれで開放的なリビングにできる魅力的な間取りです。
一方で、「リビング階段をやめてよかった」という口コミ情報もあり、後悔しないか不安になる方も、多いのではないでしょうか?
そこで本記事では、リビング階段をやめたほうがいいのか迷っている方に向けて、リビング階段をやめてよかった方の「口コミやSNS情報」「メリット・デメリット」「後悔しないための対策」をご紹介します。
リビング階段をやめてよかった口コミやSNS情報
リビング階段を採用するご家庭が増えてきていますが、「やめたほうがいいのかな」「後悔しそう」とデメリットを考えて迷う場面も多いかと思います。
そこで、リビング階段をやめてよかったと感じている方の口コミやSNS情報をまとめました。
ご家庭にリビング階段が本当に適しているのか、確認するために、ぜひ参考にしてくださいね。
「子どもが友達を連れてきたときに、気がラク」

リビング階段にしなくてよかった理由として、一番多かったのは、子どもがお友達を連れてくる場面です。
玄関からそのまま2階の子ども部屋に移動してくれるため、リビングを見られる心配がありません。
「気にせずゴロゴロ昼寝できる」「必要以上に片づける必要がない」「子どもも親もお互い気を使わないから良い」などの意見がありました。
「小さい子どもがいると危ないから、やめてよかった」

「リビング内に階段がないため、家事をしながら安心して子どもを見守れる」という理由がありました。
リビング階段はリビングから直接、上階に移動できるため、小さい子どもが目を離したすきに、階段を上ってしまうリスクがあります。
もちろん、これはリビング階段に限らず、一般的な独立階段でも危険性はあります。
しかし、リビング階段は扉や廊下がないため、階段前にベビーゲートを設置するなど、安全対策が必須になります。
「大型家具を2階に搬入しやすかった」
リビング階段にしなくてよかったという意見の中に、大型家具の搬入のしやすさがありました。
玄関からすぐに独立階段がある間取りの場合、家具を上階にそのまま搬入できます。
ご紹介したような、リビング階段にしなくてよかった意見がある一方で、「リビング階段にすればよかった」という意見もありました。
次章では、十分検討する際に役立つ、リビング階段のメリット・デメリットをご紹介します。
リビング階段のメリット・デメリット

リビング階段を採用する方が多いのは、それだけ魅力的なメリットがあるからです。
しかし、後悔しないためには、デメリットも含めての検討が大切です。
リビング階段をやめたほうがいいのか判断するために、ぜひ参考にしてくださいね。
リビング階段のメリット
【リビング階段のメリット】
- 家族とコミュニケーションが取りやすい
- 廊下が必要ない
- 吹き抜けと組み合わせた「開放感+高級感」
- おしゃれなインテリアとして活用
家族とコミュニケーションが取りやすい
リビング階段は、家族との時間を大切にしたいご家庭に人気があります。
上階の個室や寝室に移動する際に、必ずリビングを通るため、家族とコミュニケーションする機会が、自然と増える間取りです。
忙しい共働き夫婦でも、思春期の子どもがいるご家庭でも、ちょっとした会話から家族の様子を確認できますね。
廊下が必要ない

リビング内に階段を設けるため、独立階段のように廊下を必要としません。
廊下の代わりに「収納を追加」「居室を広げる」ことが可能なため、床面積を有効活用できます。
関連記事:スケルトン階段で老後までおしゃれな家づくり|落ちそうで怖いなどのデメリットを解消する安全対策
吹き抜けと組み合わせた「開放感+高級感」

リビング階段は、吹き抜けと相性抜群の間取りです。
2つを組み合わせることで、縦の空間をより広々と開放的に演出し、高級感のあるお住まいを実現します。
リビングを実際の床面積より広く見せる効果があるため、リビングをあまり広く設計できない場合にもおすすめです。
関連記事:吹き抜けのあるリビング|メリットデメリットと空調効率を上げるポイント
おしゃれなインテリアとして活用

階段の種類やデザインは意外と豊富にあるため、インテリアとしてリビングのデザイン性を向上させることが可能です。
おしゃれな家では、デザイン性の高いリビング階段を見かけることが多く、リビングを一気におしゃれで洗練された空間にしてくれます。
リビング階段のデメリット
【リビング階段のデメリット】
- 冷暖房効率が落ちて、光熱費が高い
- 音とにおいが家全体に伝わる
- 来客時に困る
- プライバシー確保が難しい
冷暖房効率が落ちて、光熱費が高い
リビング階段と独立階段の違いは、冷暖房効率の違いです。
リビング階段は、リビングと上階が階段でゆるく繋がっているため、暖房や冷房が効きにくくなります。
適温を保つために、光熱費が高くなりやすい傾向です。
音とにおいが家全体に伝わる
リビング階段は、扉や壁で完全にリビングと上階が仕切られていないため、料理中のにおいや生活音が家全体に伝わりやすくなります。
上階の部屋で子どもが、ドタバタと遊んでいる音や話し声が伝わり、リビングで静かにくつろげない可能性があります。
来客時に困る
来客時に、気軽に寝間着姿でリビングに降りられないデメリットがあります。
キッチンに用事があっても、身支度を整えていない状態で、お客さんの目の前を通るのはイヤですよね。
朝起きて、サッとシャワーを浴びたい方は、リビングにお客さんがいることで、普段通り移動できず、不満に感じる場合もあるかもしれません。
リビング階段のデメリットを紹介してきましたが、デメリットはマイホーム完成後の暮らし方を具体的にイメージした家づくりをすることで、解消できます
そこで次章では、デメリットを解消する対策をご紹介します。
リビング階段で後悔しないための対策

「リビング階段にしなくてよかった」「リビング階段にすればよかった」どちらの考えになるかは、ご家庭ごとのライフスタイルや考え方によって異なります。
しかし、リビング階段のデメリットは、新築時であれば、工夫やアイデア次第で、解消することができます。
リビング階段のデメリットが不安な方は、採用できそうな対策と合わせてご検討ください。
階段前に扉をつける
階段前に扉を設けることで、リビング階段によるデメリットの大部分を解消できます。
「冷暖房効率の低下」「音やにおいの伝わりやすさ」「小さい子どもが階段を上る危険性」、これらの対策として効果的です。
家族とのコミュニケーションは大切にしたいけれど、デメリット対策はしっかりしたい、というご家庭におすすめです。
断熱性・気密性の高い家を選ぶ
冷暖房効率が落ちることによる「冬は寒い、夏は暑い」というデメリットは、断熱性や気密性の高い家を選ぶことで解消できます。
家全体が外気の影響を受けにくくなるため、「冬は暖かく、夏は涼しい」快適な住空間を実現しやすくなります。
音やにおい対策の間取り
料理のにおいが広がらない対策として、「キッチンの位置をリビング階段から離す」「換気しやすい窓を配置」などが挙げられます。
また、家族の生活音がストレスに感じないために、「寝室をリビング階段から離す」など、間取りを工夫することが大切です。
プライバシーを守る間取り
来客時に気を使って普段の生活がしにくいなど、プライバシーを確保しにくい部分の対策の例をご紹介します。
【対策方法】
- リビングをL字型の間取りにして、リビング階段周辺に死角をつくる
- リビング階段の目の前を来客スペースにしない
- お客さんが座るソファの背をリビング階段側に向ける
- 来客専用の客間をつくる
おしゃれで暮らしやすいリビング階段のあるお住まいは、ライフスタイルに合わせた柔軟な間取り設計やアイデア次第で、十分に実現できることがわかりましたね。
しかし、必ずしも必要な間取りではないため、家づくりにおいて、なにを重視するかをご家族で話し合って決めることが重要です。
まとめ
リビング階段にしなくてよかったと思う方もいますが、リビング階段にすればよかったと後悔している方もいます。
そのため、リビング階段を検討している場合、「リビング階段にしたい理由」と「不安な理由」をプロである施工業者に伝えましょう。
デメリットを解消しつつ、理想のリビング階段のあるお住まいを実現できるかもしれません。
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