縦長の家のおしゃれな間取り事例|2階建て以上の間取り、縦長間取りのメリット・デメリット

縦長の家の外観事例|おしゃれな外観デザイン6つのポイント、縦長間取りのメリット・デメリット

長方形の土地に合わせた間口の狭い縦長の家を、「おしゃれに」「暮らしやすい間取り」にするコツはあるのでしょうか?

縦長の家といっても、いろいろな間取りパターンがあるため、多くの事例を見ることが大切です。

そこで本記事では、縦長の家のおしゃれな間取り事例」や「機能的な間取りにするアイデア」、縦長間取りの「メリット・デメリット」をご紹介します。

間口の狭い土地では、縦長の狭小住宅や2階建て以上の住宅が多くなるため、ぜひ今回ご紹介する事例を参考に、ご家族に合った間取りを実現してくださいね。

 

縦長の家のおしゃれな間取り事例|2階建て以上の間取り

縦長の家を「おしゃれ・LDKを広めに・家事動線を効率的に」など、具体的にイメージするのは難しいですよね。

間口が狭い狭小住宅でも、2階建て以上に階層を増やすことで、ご家族がのびのびと暮らせる広さを確保できます。

家の広さやレイアウトの仕方など、様々な縦長の事例を紹介しているので、ぜひイメージづくりの参考にしてください。

【56.30坪】縦を活かしたおしゃれな間取り

おしゃれなリビング

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収納や造作棚などを壁際にレイアウトしており、縦長の家に合った真っすぐな動線を確保しやすい間取りです。

床と天井の木目のラインを揃えたことで、広がりのあるおしゃれな空間づくりに成功しています。

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【27.75坪】アイデアが詰まった間取り

縦長のおしゃれなLDK

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アクセントクロスや高い位置に棚を設けたことで、視線が縦に広がり、圧迫感を感じさせません。

視線を集めるアクセントがあると、一気にデザイン性が向上しますね。

【25.69坪】吹き抜けのある開放的な間取り

吹き抜けのある間取り

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空間を贅沢に使った吹き抜けは、開放的でおしゃれな住空間をつくります。

また、リビング階段+スケルトン階段は、空間を有効活用しつつ、おしゃれなインテリアとしてスタイリッシュなリビングを実現します。

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【23.85坪】縦長の特性を活かした間取り

背面キッチン

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キッチンを壁際の背面キッチンにしたことで、限られた敷地でも広々とした空間を可能にしています。

ロフトや階段下収納、コンパクトなクローゼットなど、デットスペースを利用した充実した収納が魅力的な間取りです。

階段下収納

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【32.83坪】明るいリビングのある間取り

リビング

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キッチン+ダイニングを南側に配置した間取りです。

横幅がある程度あれば、縦長の家でもキッチンとダイニングを並べて配置することが可能です。

【72.63坪】収納豊富な縦長の間取り

小上がり和室があるリビング

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縦に階層を増やした4階建ての住宅です。

間口が狭くとも、ご家族に必要な居住スペースを確保できます。

 

【42.15坪】レイアウトが美しい縦長の家

居室

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壁際に家具や収納スペースを配置した間取りです。

縦長の間取りでは、とくにレイアウトの仕方によって、暮らしやすさが大きく左右されます。

【28.13坪】縦を最大限に活用した狭小住宅

アイランドキッチン

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縦長の家では、回遊性のあるアイランドキッチンは難しいことも多いですが、こちらは土地を最大限に活用することで導入に成功しました。

「横幅が狭いから諦めるしかないかも」と思わずに、まずは、柔軟な間取り設計ができる施工業者にご相談ください。

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【38.66坪】暮らしやすい動線の間取り

収納

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ファミリークローゼットや玄関脇のシューズクロークなど、生活動線や家事動線が短くスムーズになる工夫が盛り込まれています。

 

縦長の家でも、同じ間取りは1つもありませんでしたね。

注文住宅は、ご家族に合ったオリジナルの間取り設計ができるため、全く同じ家は存在しません。

では、どのような間取りが良いのか、次章で縦長間取りの特徴をご紹介します。

縦長間取りのメリット・デメリット

縦長の家特有のメリット・デメリットはありますが、家族構成・ライフスタイルに合わせて様々な間取りパターンが考えられます。

ご家族が暮らしやすい間取りにするために、まずは縦長間取りのメリット・デメリットを順番に確認しましょう。

メリット

  • 採光や風通しの良いリビングにしやすい
  • キッチンからリビング全体を見渡せる
  • 家具のレイアウトが容易

 

縦長の家の間取りは、採光を確保しやすい南側に、リビングを配置するパターンが多くなります。

また、キッチンからダイニングやリビングを見渡すことが可能なため、ご家族の様子を見守りながら、家事がしやすいメリットがあります。

どこに家具を配置すればいいのか迷うことが少なく、壁側に家具を配置することで、一直線のスムーズな生活動線を確保できます。

デメリット

  • キッチンの採光が確保しにくい
  • 回遊性のある間取りづくりが難しい
  • 家の横幅が狭いと、家具が動線の邪魔になる恐れも

 

縦長の家の間取りは、北側の奥にキッチンを配置することが多いため、採光が届きにくいデメリットがあります。

また、ぐるりと家の中をまわれる回遊性のある間取りにしにくい特徴があります。

動線が一本道になるため、家の中で家族とスムーズにすれ違えるように、動線の横幅に余裕を持つと良いでしょう。

縦長・狭小の家でのびのび暮らす4つの間取りアイデア

縦長の家や間口の狭い狭小住宅でも、アイデア次第でのびのびと暮らせる間取りは可能です。

横幅が限られていても窮屈に感じず、「暮らしやすさ」「開放的なおしゃれさ」を兼ね備えた間取りアイデアをご紹介します。

 

【4つの間取りアイデア】 

  • リビングの間取り
  • デットスペースを利用した収納
  • 階段
  • 家事動線を意識した間取り

リビングの間取り

吹き抜け

縦長の家や狭小住宅のリビングのポイントは、「縦の空間を有効活用した間取り」です。

横に広げるのが難しい住宅でも、「必要なスペースを増やせる」「開放的な空間にできる」など、おしゃれで暮らしやすい住空間を実現できます。

 

間取り

特徴

スキップフロアおしゃれで開放的な空間になる。段差下に収納を増やせる。
吹き抜け縦に空間が広がるため開放的。住宅密集地でも、上から採光を確保しやすい。
小上がり和室段差をソファ代わりに使える。段差に収納を増やせる。
ダウンフロア空間に広がりが生まれ、おしゃれになる。段差に収納を増やせる。

 

関連記事:「畳コーナー(小上がり)はいらなかった」と後悔する理由&畳コーナーを快適にする5つのデメリット解消法 

デットスペースを利用した収納

縦長の家や狭小住宅は、横幅の広い収納家具を配置すると、生活動線や家事動線の邪魔になってしまう恐れがあります。

そのため、デットスペースを利用した収納スペースがおすすめです。

窮屈感や圧迫感を感じずに、ご家族にとって必要な収納スペースを増やすことができます。

 

間取り

特徴

階段下収納空間を有効活用でき、扉付きなら隠す収納ができる。
ロフト子ども部屋やリビングに設置。大幅に収納スペースを増やせる。
廊下収納本棚・飾り棚・クローゼットなど廊下の壁を収納として利用。
壁面収納高さのある壁面収納なら、奥行きが狭くても収納力が高く便利。

 

階段

階段は間取りに大きく影響する大事な部分です。

無駄な廊下を極力少なくするなら「リビング階段」がおすすめです。

廊下スペースも居室スペースとして利用できるため、広々としたリビングを実現しやすくなります。

また、階段を含めておしゃれで開放的な空間にするには、「スケルトン階段」を検討してはいかがでしょうか?

踏み板と踏み板の間に空間があるため、視線を遮りにくく、開放的な空間をつくることが可能です。

デザインも豊富にあるため、インテリアとして空間をおしゃれに演出できます。

家事動線を意識した間取り

縦長の家は、ぐるりと回れる回遊性のある間取りではなく、一直線の動線が基本です。

そのため、水回りも一直線に配置するなど、まとめることで家事の負担を軽減できます。

また、家事といっても「洗濯・掃除・ゴミ出し・料理」など項目が多いため、すべての家事がスムーズになる間取りづくりは、難しい場合があります。

その場合、一番ご自身が負担に感じる家事を優先して、家事動線が短く・スムーズになる間取りを意識しましょう。

 

間取りを工夫することで、縦長の家を機能的でおしゃれなお住まいにできることがわかりますね。

今回ご紹介したアイデアを参考に、のびのびと暮らせるおしゃれなマイホームづくりを実現してください。

まとめ

縦長の家や間口の狭い狭小住宅では、間取りによっては横幅が狭く、圧迫感を感じやすくなります。

ですが、アイデア次第で開放的でおしゃれな住空間をつくることは可能です。

今回ご紹介したように、縦長の家の間取りといっても、様々な間取りがあります。

限られた間口の土地でも、おしゃれで暮らしやすいお住まいにするには、10cmも無駄にしない柔軟な設計力と技術力が重要です。

クレバリーホーム東京は、東京都内でおしゃれな狭小住宅の施工実績が豊富な施工業者です。

工法や構造に縛られずに、土地を最大限に活かした家づくりをご提案させて頂きます。

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監修者情報

高坂 昇

高坂 昇ou2株式会社 専務取締役 一級建築士

木造密集地域や防火地域において、木造ならではの施工性や設計の柔軟性、コストパフォーマンスを活かして木造耐火4階建て住宅(もくよん®)や、災害時の避難場所となる地下室や屋上を備えた災害住宅も提唱しています。

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