縦長の家の外観事例|おしゃれな外観デザイン6つのポイント、縦長間取りのメリット・デメリット
縦長の家を「おしゃれな外観&暮らしやすい間取り」にするには、どうすればいいのでしょうか?
本記事では、モダンやスタイリッシュな縦長の家の外観事例や押さえておきたい外観デザインの基本、縦長の間取りのメリット・デメリットをご紹介します。
「デザイン性」と「機能性」に優れた縦長の家をご希望の方は、ぜひ記事を参考にご家庭に合った理想のお住まいを実現してくださいね。
縦長の家のおしゃれな外観事例
縦長の家のおしゃれな外観事例をご紹介します。
敷地面積 21.19坪、延べ床面積 42.15坪
縦長の外観に、三角屋根がアクセントになった、かわいい雰囲気のデザインです。
しかし、正面は三角屋根の形状ですが、屋根の奥側は屋上になっています。
こだわりの外観デザインと必要なスペースを両方叶えることに成功したお住まいです。
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敷地面積 28.7坪、延べ床面積 48.4坪
家全体を白で統一し、アクセントの「妻飾り」を設けたおしゃれな外観です。
ベランダを前に突き出したことで、凹凸のある美しいフォルムを実現しています。
採光が確保しやすい南側に、リビングとは別にご家族がくつろげる広さのベランダを設けることができました。
敷地面積 9.64坪、延べ床面積 23.85坪
縦長の外観に合わせて、窓も縦長形状を採用。
スタイリッシュで高級感のあるデザインに仕上がっています。
敷地面積 31.9坪、延べ床面積 40.6坪
縦のラインを美しく見せた、こだわりの外観デザインです。
モノトーンの外壁に木目のルーバーの組み合わせは、おしゃれにまとまりやすいメリットがあります。
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敷地面積 24.48坪、延べ床面積 32.93坪
外壁に白タイルを貼った、高級感のある外観です。
縦長の窓を均等に配置したことで、「外観のデザイン性が向上」「外からの視線を遮りやすい」などの効果があります。
縦長の家の外観をおしゃれにデザインする6つのポイント
「縦長の家の外観をおしゃれにしたい!」と思っても、どこを意識してデザイン設計すればいいか迷いますよね?
そこで、押さえておきたい6つのデザインポイントをご紹介します。
ポイントを押さえつつ、理想の家づくりを目指しましょう。
【外観づくりの6つのポイント】
- デザインのテイスト
- 外観の素材
- 外観の色
- 屋根の形状・素材
- 窓の形状・配置
- 外観(外構を含めて)
デザインのベースとなるテイストを決める
まずは、外観のデザインのベースとなる、テイストをご家族で相談して決めましょう。
最初にテイストを決めることで、統一されたデザインに仕上げやすくなります。
主なデザインをご紹介します。
【シンプルモダン】
外観は「白・黒・グレー」などモノトーンが多く、シンプルで飽きにくい、スタイリッシュなデザインが多いです。
【ナチュラルモダン】
木目を活かした自然の温もりを感じられるデザインです。
木目の割合によって、印象を調整できます。
【和モダン】
意匠性の高い「ルーバー」や「格子」など縦長のラインや丸い窓など、和を感じさせるデザインを現代風に取り入れたデザインです。
【北欧テイスト】
外観に「白・ベージュ・アースカラー」など淡い色を用いることが多く、天然素材やレンガを使用した柔らかい雰囲気のデザインが特徴です。
外壁の素材を決める
外壁は、外観の中で一番面積の大きい部分です。
外壁の素材感・色が外観の印象を大きく左右するため、外壁の素材の種類・特徴を確認しましょう。
【外壁の素材は5種類】
外壁素材 | 特徴 |
サイディング | パネルを貼る外壁。種類が豊富。 |
モルタル・漆喰など | 塗り壁の(職人の手によって塗って仕上げる)外壁。意匠性が高い。 |
ALC | 軽量気泡コンクリートのパネルを貼る外壁。費用が高い。 |
タイル | 石や土、粘土を高温で固めた素材。重厚感がある。 |
板張り | 本物の木材を板状にして貼り合わせた外壁。独特の風合いを楽しめる。 |
上記の主な種類の中でもサイディングは、「窯業系サイディング」「金属サイディング」「木質系サイディング」「ラップサイディング」に分けることができます。
外壁素材で人気が高いのは、「窯業系サイディング」です。
費用や耐久性、デザイン性など総合的にバランスが良い特徴があります。
外壁素材選びでは、素材感やデザイン性以外にも、耐久性などの機能面も考慮して判断すると良いでしょう。
外壁の色の割合や組み合わせを決める
外壁の色は、「白・黒・グレー・ベージュ」など落ち着いた色が人気です。
上記の色にナチュラルカラーの組み合わせは、クールすぎない外観が好みの方におすすめです。
また、外壁の色選びの基本は下記のとおりです。
- 基本は2色以内。多くても3色以内で選ぶ
- 外観シミュレーションで色の面積効果を確認
- 塗装できないサッシ部分との相性を考える
カタログなど小さい面積で色を確認するだけでなく、実際の大きさの割合でシミュレーションすることで、失敗しにくくなります。
屋根の形状・素材を決める
屋根の形状は、三角の「切妻屋根」や「片流れ屋根」、平らな「陸屋根」など豊富にあります。
しかし、屋根の形状は「間取り」「建築制限」「太陽光パネル設置の有無」などによって、選べる種類が限られる可能性があります。
そのため、事前に希望の形状ができるのか施工業者に確認しましょう。
また、屋根の素材は、軽量で耐火性の高い「スレート」や耐熱性の高い「瓦」、各メーカーから独自の商品もあります。
屋根は、外観のデザインに大きく影響する箇所なため、外壁の色との相性を考慮して選ぶことが大切です。
窓の形状・配置|防犯も意識した配置
窓の形状は意外とたくさんあるため、まずは窓形状の種類を確認して、「このおしゃれな形状の窓を使いたい」という希望があれば、施工業者に伝える必要があります。
また、窓の配置は家全体の採光・通風を意識する必要があるため、間取り作成と一緒に配置を決めていくと良いでしょう。
そのほか、外からの視線や防犯を意識した配置にすることで、安心してくつろげる住空間を実現しやすくなります。
外構を含めて外観全体をデザインする
外観は、外構を含めたトータルデザインが大切です。
庭や塀、植栽など外観デザインとのバランスを考慮することで、まとまりのあるお住まいになります。
縦長間取りのメリット・デメリット
縦長間取りのメリット・デメリットをご紹介します。
メリットを活かし、デメリットを感じにくい間取りづくりを目指しましょう。
メリット
- 採光や風通しが良いリビングをつくりやすい
- キッチンからリビング全体を見渡せる
- 家具のレイアウトがしやすい
窓に面してリビングを配置しやすいため、明るく開放的な空間にできます。
また、縦長の間取りは、家具を壁側にレイアウトできるため、真っすぐな生活動線をつくれます。
スムーズな移動ができ、暮らしやすい家づくりを可能にします。
デメリット
- キッチンに光が届きにくい
- 回遊性のある間取りをつくりにくい
- 家の幅が狭いと家具が動線の邪魔になる可能性も
縦長の家は、南側にリビング、北側にキッチンの間取りが多くなります。
窓からキッチンの位置が遠くなるため、キッチンが暗くなりやすいデメリットがあります。
また、横幅が狭い家の場合、家具のサイズによっては、生活動線の邪魔になってしまう恐れも。
幅の狭い壁面収納など、動線の邪魔にならない家具を選ぶことがポイントです。
まとめ
縦長の家の外観事例やおしゃれにするポイント、暮らしやすい間取りについてご紹介しました。
縦に高さのある注文住宅をご希望の方は、「デザイン性」と「機能性」に優れた家づくりを得意とするクレバリーホームまで、お気軽にご相談ください。
クレバリーホーム東京は、お客様のご希望やライフスタイルに合わせた住まいづくりを提供しています。
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