1階駐車場・2階以上が住居の家|間取りと外観画像、費用、メリット・デメリット、耐震性
1階駐車場・2階以上住居の家は、都市部など「土地が狭い」「土地代が高い」エリアで人気があります。
このような家を暮らしやすい間取りにするにはどうすればいいのでしょうか?
そこで本記事では、1階が駐車場の家の「間取りポイント」や「費用」「おしゃれな外観画像」や「耐震などの注意点」をまとめてご紹介します。
1階駐車場・2階以上が住居の家|間取りのポイント&外観画像
1階駐車場・2階以上が住居の家の間取りポイントやおしゃれな外観画像をご紹介します。
快適で暮らしやすい家とはどのような間取りなのか、ぜひご確認ください。
土地面積 42.08坪・延床面積 40.64坪
デザイン性に優れたスタイリッシュ&クールな外観です。
半地下の駐車場は車2台を並列に駐車できるので、出し入れしやすい点が魅力です。
2階以上の間取りは、「吹き抜けのある開放的なリビング」や「贅沢な日常を味わえる屋上」など、ワンランク上の暮らしを楽しめる工夫が施されています。
1階に駐車場を設けても、4階建てにすることで、ご家族がのびのびと過ごせる住空間を可能にします。
土地面積 29.22坪・延床面積 39.3坪
重厚感のある、シックでモダンな外観デザインです。
1階には「ビルトインガレージ」「お風呂」「洗面所」があり、玄関周りに4人家族のアイテムや衣類をまとめて収納できる間取りです。
玄関横のコートクロークは、日常的に使うご家族のカバンやコートを収納できるため、スムーズな帰宅・外出が可能です。
2階には「リビング」「収納」「スタディースペース」を設けて、お子様が帰宅後、3階の子ども部屋まで移動せずに、宿題や学校の準備ができる工夫がされています。
土地面積 36.25坪・延床面積 82.81坪
黒で統一された、高級感&存在感のあるおしゃれな外観です。
1階駐車場には、なんと3台もの車を停めるスペースを実現した、贅沢なビルトインガレージ付き住居です。
2階住居の間取りは、吹き抜け上部に窓を設けたことで、明るく開放感のあるリビングを実現しています。
1階に駐車場のある住居は、土地の広さや必要な部屋数によっても異なりますが、3階建て・4階建てなど縦に階層を増やすことを視野に入れてのプランニングがおすすめです。
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1階駐車場・2階以上が住居の家の建築費用が高い理由
「1階駐車場・2階以上が住居の家」と「1階・2階が住居の家」を比較すると、1階に駐車場をつくるほうが建築費用は高くなる傾向があります。
【建築費用が高くなる要因】
- 1階が空洞なので、「建物構造の強化」に費用がかかる
- 3階建て以上にする場合は「構造計算」「重量を支える対策」に費用がかかる
- 水回りを2階以上に引き上げるための配管費用がかかる など
上記のような理由から建築費用が高くなるケースがありますが、狭い土地を有効活用できるなどメリットが多いのが実際です。
次章で、1階駐車場・2階以上が住居の家のメリット・デメリットをご確認ください。
1階駐車場・2階以上が住居の家のメリット・デメリット
1階駐車場・2階以上が住居の家は、「耐震性に問題はないのか」「暮らしやすい間取りにできるのか」と不安に思う方もいらっしゃると思います。
そこで、順番にメリット・デメリットや問題の解決法をご紹介します。
メリット
- 狭い土地でも駐車場を確保できる
- 都市部など土地代が高いエリアの縦の空間を有効活用できる
- 月極の駐車場代を支払う必要がない
- 車を「盗難」「いらずら」「紫外線による劣化」から守りやすい
- 雨の日でも車で出かけやすい
- 荷物を家まで運ぶ動線が短くて楽
都市部は土地不足などの影響で地価が上昇し続けているため、駐車スペースを含めた土地面積の確保が難しいのが一般的です。
そのため、土地代を含めたトータル費用を考えて、1階駐車場・2階以上が住居の家を前向きにご検討される方が多いのが実際です。
家から遠い駐車場に毎月お金を支払う暮らしと、利便性が増す1階に駐車場のある暮らしをイメージし、総合的な費用と合わせて比較すると良いでしょう。
デメリット
- 1階居住スペースが狭くなる
- 車のエンジン音やシャッター音が家の中まで響くケースも
- 駐車場のサイズを簡単に広くできない
- 排気ガス対策が必要になる
- 耐震性が低いと地震の際に不安になる
- 断熱性が低いと1階の冷気が2階の居室に影響を与える
1階を駐車場にすることで居住スペースが狭くなり、2階建てでは必要な部屋数を確保できない場合があります。
また、1階駐車場ならではのデメリットが発生するため、新築時にデメリット対策を施すことで解決できます。
次章で、1階駐車場・2階以上が住居の家づくりのポイントをご確認ください。
1階駐車場・2階以上が住居の家づくり4つの重要ポイント
騒音対策
駐車場にシャッターを設置する場合、シャッターの開閉音が意外と広範囲に響きます。
そのため、近隣が静かな夜間などの時間帯に外出・帰宅するライフスタイルの方は、騒音が発生しづらい対策をおすすめします。
騒音対策には、手動シャッターではなく電動シャッターがおすすめです。
手動とは違い静かに開閉できるため、音を最小限に抑えることが可能です。
また、寝室など静かに過ごしたいお部屋はガレージの真上を避けるなど、間取りの工夫もご検討ください。
駐車場の広さには余裕を持つ
駐車場の広さを現在所有している車のサイズに合わせて考えがちですが、将来サイズの大きい車に乗り換える可能性もありますよね。
そのため車のサイズが代わっても駐車できる広さを考慮して、駐車場の面積を決めるのがおすすめです。
耐震性・断熱性の高い施工業者を選ぶ
耐震性が高ければ、1階が空洞になっていても、3階建て・4階建てと縦に長い住居でも安心して暮らすことができます。
また、1階の冷気や熱気が駐車場真上の居室に影響を与えないために、2階床部分の断熱性を確保する必要があります。
居心地の良い住空間づくりのために、住宅性能を十分ご確認ください。
照明やコンセントを設ける
シャッターを閉めた状態や夜でも使用できるように、照明を忘れずに設けることがポイントです。
人感センサー付き照明なら、「スイッチを探す手間を省ける」「防犯対策に繋がる」などメリットがあるためおすすめです。
また、コンセントがあると、電気が必要な工具や電化製品などを使用できるため便利です。
1階駐車場・2階以上が住居の家づくりQ&A
1階駐車場・2階以上が住居の家づくりに関して、よくある質問や疑問をご紹介します。
Q.1階駐車場を、後からつくれますか?
A.敷地内に屋根付きの駐車場をつくることはできます。
ですが、駐車できるスペースが必要になるため、元々の敷地に余裕がないとつくれません。
Q.1階駐車場に必要な面積は、どれくらいですか?
A.車1台分に必要な面積は「普通車:約4.5坪」「軽自動車:約3.5坪」が目安です。
- 普通車に必要な駐車場の広さ「幅2.5m~3m×奥行き6m」
- 軽自動車に必要な駐車場の広さ「幅2.3m奥行き5m」
ですが、車種や扉の開閉タイプによって、必要な幅や奥行きが変化します。
車の乗降も考慮した面積を、施工業者に確認しましょう。
Q.2階以上の住居に必要な面積は、どれくらいですか?
A.世帯人数に合う面積の目安を確認したうえで、ご家族にとって必要な面積をご検討ください。
【国土交通省による居住面積水準】
1人 | 2人 | 3人 | 4人 | |
一般型 | 55㎡ | 75㎡ | 100㎡ | 125㎡ |
都市型 | 40㎡ | 55㎡ | 75㎡ | 95㎡ |
最低水準 | 25㎡ | 30㎡ | 40㎡ | 50㎡ |
まとめ
1階駐車場・2階以上が住居の家は、建築費用が割高になる傾向です。
ですが、都市部の狭い土地を有効活用し、ご自宅に駐車場を確保できるメリットがあります。
圧倒的に車を使用しやすくなり、暮らしの幅も広がります。
間取りの工夫や耐震性の高い構造によってデメリットを解消し、快適で居心地の良い住居を可能にします。
クレバリーホーム東京は、お客様のご希望やライフスタイルに合わせた住まいづくりを提供しています。
- 3階建て住宅・4階建て住宅
- 木造耐火住宅
- 狭小住宅
- 地下室付き住宅・屋上付き住宅
- 二世帯住宅
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