3階建てを買って良かった・後悔した理由|住み心地の良い3階建てプランのポイント
都市部では、2階建てではなく3階建てを検討する方も少なくありません。
土地を有効活用でき広々とした住宅にできるため、3階建てにして良かったという意見も多く伺います。
ですが、「階段の上り下りなど住み心地は大丈夫なの?」と不安に思う方もいるのではないでしょうか。
そこで本記事では、「3階建ての良かった点」「後悔した点」や住み心地を良くするための、「間取りのポイント」をご紹介します。
3階建て住宅にしようか迷われている方は、ぜひ記事を参考にしてくださいね。
- point -
- 3階建てのメリット・デメリットがわかります。
- 3階建てを住み心地の良い間取りにするポイントがわかります。
3階建てを買って良かった・後悔した理由
3階建て住宅を購入して良かった点と後悔した点とは、具体的にどのようなことがあるのでしょうか?
まずは実際の口コミ情報などを一緒に確認してみましょう。
3階建てを買って良かった理由
【3階建て住宅の良かった点】
- 部屋数を多くできる
- 都市部でも十分な広さのリビングにできる
- 家族のプライバシーが守られやすい
- リビングを2階以上にすると人目を気にせずくつろげる
- 見晴らし・風通し・日当たりが良い
【3階建て住宅の口コミ 良かったポイント】
- 「狭小地で3階建てを買ったけれどLDKを広くできて快適!」
- 「住宅街なのに窓からの景色が綺麗で3階建てにして良かった。」
- 「大雨などで浸水になっても上階に避難できるから安心。」
3階建ての良かった点として、狭い土地でも広々とした住空間を実現できるところに、魅力を感じてる人が多いようです。
利便性を重視した都心部の土地を選んだとしても、窮屈に感じることなく家族がのびのびと暮らせる住宅にできますね。
3階建てを買って後悔した理由
【3階建て住宅の後悔した点】
- 掃除や洗濯のための階段移動が大変
- 大型家具の搬入が大変
- 宅配便を玄関に取りに行くまでの移動が大変
- 建築費やメンテナンス費用が高い
【3階建て住宅の口コミ 後悔した点】
- 「足を怪我した時に階段の上り下りに苦労し3階建てを後悔した。」
- 「寝室が3階でトイレが1階でノロウイルスにかかったときに本気で後悔した。」
- 「強風や台風の夜だけ揺れを感じて後悔する。」
3階建て住宅は、間取りの作り方やスムーズな動線をプランニングしないと不便さを感じて後悔しやすくなります。
ですが、3階建ての特性を活かした機能的な間取りにすることで、狭い土地でも住み心地の良いお住まいにすることが可能です。
では、3階建て住宅を住み心地の良い間取りにするためにはどうすればいいのでしょうか?
次章で、3階建てを建てる際の重要なポイントをご紹介します。
住み心地の良い3階建てプラン5つの重要ポイント
「3階建て住宅を買って良かった!」と思えるような間取りを完成させる、5つの重要ポイントをご紹介します。
- 建物の建築条件を理解したうえで土地を購入する
- 階段の使いやすさ
- スムーズな生活動線
- スムーズな家事動線
- 実績が豊富な施工業者を選ぶ
順番に詳しく確認しましょう。
建物の建築条件を理解したうえで土地を購入する
3階建て住宅を建てる際にとくに重要なのが、購入する土地の建築制限です。
主な建築制限をご紹介します。
【建築制限】 | 【内容】 |
建ぺい率 | 敷地に対する1階部分の床面積の割合 |
容積率 | 建物全体の延べ床面積の割合 |
高さ制限 | 用途地域によって10mまたは12mなど上限が決まっている |
日影規制 | 3階以上や高さ10mを超える建物の形状を制限 |
たとえば、建ぺい率50%・容積率150%の100㎡の土地の建物面積の上限の計算方法は、下記になります。
建ぺい率 | 100㎡×50%=50㎡(1階部分の上限) |
容積率 | 100㎡×150%=150㎡(建物全体の上限) |
上記の例で3階建てを建てる場合には、1階から3階まですべて床面積50㎡で建てることができます。
ですが、「日影規制」などによって3階部分の天井を勾配天井にするケースもあります。
とくに住宅密集地では隣地との距離が近いことから、建物の間取り制限を受けやすくなります。
ほかにも間取りや外構などに影響を与える法令制限は多くあるため、土地購入前に不動産会社や施工業者に確認することが重要です。
「希望の間取りを建てることができない!」と後悔するリスクを減らすことができます。
関連記事:狭い家の間取りの考え方│狭小住宅を快適空間にするコツ
階段の使いやすさ
階段の形状・設置方法にはいくつかの種類があり、それぞれ使い勝手が異なります。
使いやすい階段を採用すると3階建ての住み心地が大きく変わりるため、主な形状・設置方法の種類を紹介します。
【階段の形状】 | 【特徴】 |
直線階段 | スタイリッシュ、コストを抑えられる |
かね折れ階段(L字型) | 空間を有効活用できる |
らせん階段 | おしゃれ、狭いスペースで設置できる |
折り返し階段(コの字型) | 踊り場があり安全性が高い |
回り階段(U字型) | 踊り場がなくU字型にカーブしている |
【階段の種類】 | 【特徴】 |
箱階段 | 蹴込み板があり、階段下に収納スペースを設置できる |
スケルトン階段 | 蹴込み板がなく、開放的でおしゃれ |
また、「段の高さ」・「幅」・「奥行き」などを細かく調整することも可能です。
機能性やデザイン性を考慮した、使い勝手のよい階段を検討しましょう。
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スムーズな生活動線
3階建ては、2階建てと比べて移動が多くなりがちです。とくに1階から3階への移動が多くなる間取りは、不便さを感じやすくなってしまいます。
そのため「移動をなるべく短くできる間取り」が重要です。
【生活動線の良い間取りの例】
- 滞在時間の多い部屋は2階に配置
- 寝室とトイレは同じフロアに配置
- 玄関に荷物を置けるシューズクロークを配置 など
ご家族の毎日の暮らしをイメージして、朝起きてから夜寝るまでの生活動線を確認してみましょう。
スムーズな家事動線
家事動線の良い間取りは、家事の負担を軽減してくれます。
ただし、家事といっても「洗濯・料理・掃除・収納・ゴミ出し」など多岐に渡ります。
すべての家事動線を短くスムーズにできる間取りがベストですが、まずは一番大変だと思う家事を優先して間取りを考えてみましょう。
【家事動線の良い間取りの例】
- 洗濯の動線を短くする(脱衣場・洗濯機・物干し場を同じフロアに配置)
- リビング収納を充実させる(階段を昇降して片付ける必要がないため、部屋が散らかるのを防げる)
- 宅配ボックスを設置(宅配便を好きなタイミングで受け取れる) など
実績が豊富な施工業者を選ぶ
3階建て住宅は、2階建てにはないような法令上の制限を受けることがあります。
- 安全な住宅を建てるための複雑な構造計算が必要
- 高さ制限をクリアするための柔軟な設計力が必要 など
そのため、3階建てや4階建てなど多層階住宅を得意とするハウスメーカーを選ぶことが重要です。
施工実績が豊富な施工会社であれば、「住み心地の良い間取りの提案」・「デットスペースを無駄にしない技術力」などが期待できます。
2~3社と打ち合わせを行い、見積もり作成を依頼したうえで信頼できる施工会社を選ぶことがおすすめです。
まとめ
3階建て住宅は、間取りを工夫することで階段移動の面倒さなどを軽減することが可能です。
ライフスタイルに合った間取りの設計で、限られた土地を最大限に活用した広々とした住空間を手に入れられますよ♪
「3階建てを買って良かった!」と思える家づくりのために、まずは実績豊富な施工会社に相談してみてはいかがでしょうか?
クレバリーホーム東京は、お客様のご希望やライフスタイルに合わせた住まいづくりを提供しています。
- 3階建て住宅・4階建て住宅
- 木造耐火住宅
- 狭小住宅
- 地下室付き住宅・屋上付き住宅
- 二世帯住宅
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