屋上のある家をつくるなら新築?後付けリフォーム??|快適と費用を見てみよう
憧れだったマイホームも住んでいるうちに「こうしておけばよかったなぁ」と感じてしまう瞬間もあるでしょう。
いろいろな希望や要望がありますが、その中のひとつが「屋上のある家をつくっておけば・・・」という意見です。
屋上のある家は、居住スペースの拡張の他にもリラックス空間として大活躍してくれます。
今回は、屋上のある家をつくるなら新築?後付けリフォーム??とっちがいいのという疑問にお答えしていきましょう。
家づくりでは建ててから変更できることと、新築でしかできないことのふたつに分かれます。
屋上は後付けもできるのかなど、知りたい疑問にせまってみましょう。
- point -
- 屋上が後付けできる場合、どのくらいの費用がかかるものなのでしょうか。
- 新築時と後付けで屋上をつくった場合を比較してみましょう。
− contents −
◼ 屋上のある家活用法「施工事例から見てみよう」
◼【素朴な疑問】屋上って後から付けることは可能ですか?
◼ 屋上を後からつくる場合の費用はどのくらい?
◼ まとめ:チャンスを実現するお手伝いなら、クレバリーホームへ
屋上のある家活用法「施工事例から見てみよう」
屋上のある家は、どこにどんなスペースをつくり、どんな広さがあるのかによっても使い勝手や快適性も変化します。
ここではいろいろなスタイルの屋上の事例から、その魅力を確認してみましょう。
室内から移動もラクラク♪バルコニー型の屋上
>>施工事例:【ホームエレベーターのある暮らし】敷地22.79坪|延床32.83坪!
こちらは、3階部分のせり出した部分を活用し屋上スペースとしたスタイルです。
居室からサッと出入りができる部分は、とてもうれしいですね。
屋上部分には、大きな透明の庇を設けています。
庇があることで、天候にも左右されにくく雨の日でもバルコニーで過ごすことができます。
>>施工事例:【分離型住宅】敷地21.19坪|延床42.15坪!
こちらも同じように居室から移動できるスタイルですが、逆に庇などを付けずに開放感たっぷり味わえる空間をつくり出しています。
同じようなスタイルでも違いが生まれることが分かりますね。
屋根になる部分を全て、屋上として活用する
>>施工事例:【飲食店併用・4F・屋上・太陽光】敷地29.15坪|延床89.98坪!
こちらは、屋根になる部分を使い切る屋上スタイルです。
お洗濯でも、たくさんの量を干せる。
大型のものでも気にせず干せるなどのメリットがあります。
またこちらのお住まいでは、太陽光パネルを屋上部分に設置しています。
周囲の影響を受けにくい環境をつくり、家計にも優しい住まいを実現しています。
家庭菜園を楽しむなど、趣味に特化した空間として
>>施工事例:【街道沿い・狭小・屋上】敷地22.1坪|延床29.9坪!
敷地購入でのハードルが高い東京というエリアでは、「庭付き一戸建てにしたくても、無理」と諦めてしまうケースもあるのではないでしょうか。
屋上というスペースは庭の代わりに楽しめる空間としても、大活躍してくれます。
こちらのお住まいでは、家庭菜園を楽しむために広めなスペースを確保しています。
このように使用する目的によって、屋上のスタイルにも違いが現れます。
ただ屋上をつくるのではなく、どんな屋上にするのかを考えることにより方向性も定まってきます。
関連記事:屋上庭園の後悔につながるデメリットはどこ|屋上のある家の対策ポイント
【素朴な疑問】屋上って後から付けることは可能ですか?
屋上のある家をつくりたいと検討している方の中には、「新築時に屋上をつくらず、後から設置することができるのか・・・」と疑問に思う方もいらっしゃるでしょう。
答えは、○
現在では、木造住宅、鉄筋コンクリート住宅のどちらでも強度に問題のない場合、屋根を屋上へと後付けすることが可能です。
しかしいくつか気をつけなければいけないポイントがあります。
容積率など規制を守らなければいけません
住宅は購入した敷地全てに建てることはできず、建てられる広さは「建ぺい率」や「容積率」により変化します。
屋上スペースに屋根がない場合、一般的には「床面積として計算されない」ことになっています。
そのためいくら広いスペースでも、容積率に含まれず、屋上をつくれるのです。
また屋上の位置によっては、行くための階段を設ける必要があります。
階段の位置や屋上の設備によっては床面積に含まれるケースもありますので、事前に確認することが必要です。
面積の計算方法は自治体により変化するケースがあります。
検討段階のうちにしっかりとチェックしておきましょう。
また、地域を知り尽くした会社をチョイスするなど、パートナー選びにも注意しましょう。
屋根の形状によっては、屋上にできないケースも
基本的には後から屋上にすることは可能ですが、どんな屋根の形状になっているかにより「工事が複雑化」してしまうケースもあります。
また屋根は雨水が流れ落ちる形状になっていますが、屋上では人が安全に立ち入れるよう「平面が多く」なり、通常の屋根より雨水が溜まり水漏れにつながる可能性が高まります。
新築時はもちろんですが、後付けならなおさら「水漏れ対策」をすること。
そして高い技術力のある会社を選ぶことが重要です。
水漏れや雨漏りなどが心配な場合、「新築時に屋上を設置する」方がおすすめです。
何より安心度が大きくなります。
せっかくのデザインがチグハグになってしまうケースも
住宅を建てるとき、家全体の雰囲気はおしゃれ度を左右する大きな要因のひとつです。
屋上というスペースが増えることで、家全体のバランスが崩れてしまう可能性があります。
例えばこちらのお住まいでは、正面から見れば屋上なんてないように見えますが、しっかりと屋上のある家を実現しています。
>>施工事例:【屋上つき木造4階建て】敷地29.03坪|延床21.97坪!
このように新築時であれば、屋上の配置や全体の雰囲気も整えやすく、よりおしゃれ度アップさせることができるのです。
ぜひ後から付けるのではなく、「新築時により良い屋上にするチャンス」を逃さないようにしましょう。
屋上を後からつくる場合の費用はどのくらい?
屋上スペースをつくる場合、屋根の上につくる訳にはいきません。
屋根であった部分を屋上にする場合、1度屋根を解体し、新しく屋上部分をつくり直す必要があります。
例えば、平らな形状の屋根であれば工事もしやすくなり、一方傾斜のある屋根の場合、工事が複雑化し費用負担も大きくなるのです。
そのため新築とは違い、後付けの屋上の設置では「○○○円でできる!」と簡単に提示できないのが現状です。
新築時でも設置するための費用は発生しますが、住宅の建築費としてまとめて住宅ローンを組める部分は大きな魅力です。
住宅ローンがいくら、屋上のリフォーム費用はいくらなど頭を悩ませずに済むことは、精神面にも良い効果を生んでくれます。
関連記事:3階建て住宅につくる屋上テラスの魅力│開放的な事例をご紹介
まとめ:チャンスを実現するお手伝いなら、クレバリーホームへ
今回は、屋上のある家をつくるなら新築?後付けリフォーム??とっちがいいのという疑問にお答えしてきました。
実際には後から屋上をつくることは可能ですが、新築に比べより多くのハードルがあります。
そして屋上のある家は、どのハウスメーカーや工務店でも建てられるとは限りません。
東京というエリアは、他の地域よりも住宅建築のハードルとなる規制も多いのが現状です。
様々な規制の多いエリアの特徴を理解し、立地を活かす提案ができること。
そして屋上という特性を理解した上で、最適な設計や施工ができること。など、今まで培ってきた経験や実績が活きる場面も多いのです。
「こんな暮らしがしてみたい」「このエリアで暮らしたい」「相談したけれど、断られてしまった」など、不安や疑問、そしてあなたの思いを声にしてみてください。
お客様との何気ない会話からご要望を見つけ出し、アドバイスやご提案をさせていただいております。
狭小地でも屋上のある家は建てられる!私たちと一緒に夢を現実にしてみませんか。