東京で建てる木造4階建ての魅力とは|4階建てに向いている人はどんな人?
木造・鉄骨・RC造など、東京の住宅は、いろいろな構造から選ぶことができます。
以前は高層の建物は不可能だった木造住宅も、3階、4階と建てられるようになり、選択肢の幅を広げています。
しかし同じ3階、4階であっても選ぶ構造により、魅力や建築費に違いが現れます。
今回は、東京で建てる新築住宅の中から「木造住宅」についてクローズアップしてみましょう。
木造住宅の特徴から、木造4階建てに向いている人はどんな方?など、建てる前に知っておきたい情報を集めました。
ぜひこれからの東京の住まいづくりに、お役立てください。
- point -
- 東京ではエリアにより、どうしても希望通りの敷地が手に入るとはいいきれません。
- 狭さをカバーしてくれるアイデアが4階建てなどの、高さを活かした住まいづくりです。
- 特徴をしっかりと把握し、後悔のない家づくりを目指すポイントをご紹介します。
− contents −
◼ 木造住宅の魅力とは・・・再確認しよう!
◼ 東京の住まいを木造4階建てにするメリットとは
◼ こんな方に木造4階建ては向いている!4階建てが選択肢におすすめのケースとは
◼ まとめ:木造4階建てを建てる際のポイント
木造住宅の魅力とは・・・再確認しよう!
引用:新築建築物に占める木造建築物の割合(R3年度着工・床面積)(国土交通省の資料より)
上のデータを見ても分かるように、いろいろな構造がある中から新築の戸建て住宅では、約88%が木造となっています。
木造住宅は昔から日本の家屋の中心として、現在でも人気の高い構造のひとつ。
木造住宅の魅力としてあげられるのは、
- 調湿効果が高く、快適。
- 断熱性が高い住まいができる。
- 他の構造に比べ、低コストの家づくりが可能。
など、上の3つのポイントがあげられます。
それだけの方が選ぶ!木造住宅の魅力について、クローズアップしてみましょう。
調湿効果が高く、快適
日本は世界の中でも、春は桜。冬は雪など、春夏秋冬の楽しめる国のひとつです。
しかし住宅から見れば、四季折々変化する環境に対応しなければならず、きっと「大変!」と思っているかも知れません。
木造住宅のメインである木材は、調湿機能が高く、梅雨などのある日本の住まいではとても重宝します。
調湿機能があることで、いらない水分は吸収し、乾燥しているときには水分を補ってくれ、住まいの環境を整えてくれるのです。
余分な水分のない環境は、「結露の防止」「カビの増殖を予防する」など住宅の寿命を伸ばすことにもつながるのです。
断熱性が高い住まいができる
調湿機能に合わせ木材は、優れた断熱性を持った素材です。
木材住宅のメインで使われている木材は、鉄やコンクリートよりも断熱性が高く、そして何より温もりを感じさせてくれます。
木材から出る成分は、私たちの健康にも大きな影響をあたえます。
木材の匂いや香りに含まれている「セスキテルペン類」など嗅覚への刺激は、大脳辺縁系に作用し、心身をリラックスさせてくれます。
冷暖房費の節約や心身のリラックスなど、見えない効果をたくさん感じることができます。
他の構造に比べ、低コストの家づくりが可能
木材は、鉄やコンクリートよりも低コストの素材です。
そのため材料費を抑えられる、工期が短いなどの部分から、住宅の建築費の負担を軽減することができます。
その一方、近年ではウッドショックによる木材の不足などにより「価格が高騰する可能性がある」部分は頭の中入れておきましょう。
関連記事:【新築住宅】木造4階建て・3階建て・2階建て|木造は何階まで建てられる?
東京の住まいを木造4階建てにするメリットとは
東京の家づくりを成功に導くためには、限られた土地をどう有効的に活用できるのかが分かれ目になります。
現在ではまだまだ多いとはいえない木造4階建てですが、まだ知られていない大きなメリットもいっぱいです。
ではどんなメリットがあるのかを見ていきましょう。
限られた土地でも十分な住居が確保できる
東京の都心部や利便性の高いエリアでは、どうしても希望通りの広さの土地を手に入れることが困難なケースも多いものです。
長く暮らす住まいだからこそ、「ここに住みたい!」という希望に添った場所に建てたいものです。
木造4階建ての魅力のひとつが、狭い土地を有効活用できるという点です。
購入できた敷地が希望通りの広さではなくても、上手に上を活かすことで「広い居住スペースを確保」することができます。
また住宅の建築費用の中で大きな割合を占める「土地の購入費用」を抑えられることで、費用負担の軽減にもつながる可能性が広がります。
見晴らし・日当たりの良い環境づくりができる
木造住宅というとまだまだ2階建てが主流のため、リビングが1階にというご家庭がほとんどです。
4階建ての場合、1階をガレージ。
2・3・4階にリビングやキッチン、お風呂、居室などのスペースを配置するなど、間取りの違いにより変化させることができます。
2階・3階部分にリビングをつくることで、周囲の視線を感じさせない空間にすることが可能です。
高い位置に長い時間過ごす空間をつくることで、日当たりや風通りも良くなり、過ごしやすい環境も整えやすいのです。
プライベート空間を確保しやすい
横ではなく縦に広がる4階建ての住まいでは、2階建てよりもバリエーションの幅の広い間取りをつくることができます。
上を活かす4階建てでは、上下階の独立性も高いため、間取りの工夫によりプライベートな空間も確保しやすくなります。
例えば、子どもたちが成長しても雰囲気を感じながら過ごしたい方は、2階にご両親の寝室をつくることで「家族の行き来を感じる」ことができます。
また家事楽な住まいにしたい方であれば、リビングの上にご両親の寝室を配置し、屋上を洗濯できるスペースにすることもおすすめです。
上に上げたメリットも、ほんの一例です。
クレバリーホームでは、数多くの木造4階建てのお住まいをお手伝いしています。
「こんな風に暮らしたい」「こんな間取りはできるの?」など、お気軽にお問い合わせください。
こんな方に木造4階建ては向いている!4階建てが選択肢におすすめのケースとは
木造を含め4階建てでは、たくさんのメリットがあります。
その中でも下のような方は、ぜひ住まいづくりの選択肢に「木造4階建て」をプラスしてみましょう。
- 二世帯住宅を検討している方。
- 1階部分を活用したい方。
- 家族の人数が多めで、居室の数が必要な方。
- 趣味やプライベート空間をつくりたい方。
例えば二世帯住宅の場合、木造2階建てであっても可能ですが、プライベートの分けやすい構造である4階建てであれば「より過ごしやすい環境」が整えられます。
また主軸を「木」にすることで、木造住宅のメリットを4階建てに活かすことも可能でしょう。
関連記事:【木造4階建て】メリット5個・その他の特徴5個 一挙解説
まとめ:木造4階建てを建てる際のポイント
家づくりの方法に、これが正解というものはありません。
家族構成やライフスタイルにより、「これがいい!」という形には違いがあります。
ただし、まだまだ一般住宅の建築数の数は多いとはいえない4階建てでは、「どこを依頼先に選ぶのか」により違いが現れます。
特に木造4階建てであれば、過去の実績や一級建築士の在籍などをしっかりとチェックしておきましょう。
クレバリーホーム東京では、狭小住宅から、3階建て住宅、4階建て住宅、二世帯住宅、地下室付き住宅、屋上付き住宅、木造耐火住宅など、お客様のご希望やライフスタイルに合わせた住まいづくりをご提供しています。
「こんな暮らしがしてみたい」「このエリアで暮らしたい」「相談したけれど、断られてしまった」など、不安や疑問、そしてあなたの思いを声にしてみてください。
お客様との何気ない会話からご要望を見つけ出し、アドバイスやご提案をさせていただいております。
上の空間を上手に活用する住宅を、私たちと一緒に建ててみませんか。