木造4階建てって高いの?|建築費用や暮らしやすさから比較してみよう!
限られた土地を有効活用しなければならない、東京での家づくり。
居住スペースや快適度をアップさせるために、2階建てのみならず、3階建て・4階建てなどを選択肢に入れている方も多いでしょう。
今は木造住宅であっても高層化が進み、3階建て・4階建ても珍しくはありません。
しかし木造4階建ての場合、建築費用の面で「高いのでは?」と不安に思う方もいらっしゃるでしょう。
今回は、東京で後悔しない家づくりのために「木造4階建ての費用と選び方」についてクローズアップしてみましょう。
住宅を選ぶ際、価格だけで決めてしまってもいいのでしょうか?
住宅購入のポイントをご紹介します。
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- これから家族で集う住まいの購入では、価格面だけではなく快適性なども視野に入れなければいけません。
- 住宅購入で後悔しない選び方には、どんな方法があるのかを見ていきましょう。
− contents −
◼ 【家づくりの後悔とは・・・】住宅の良し悪しを決めるポイント
◼ 木造4階建ては高い?住宅にかかる建築費の坪単価
◼ 費用の負担をカバーする!4階建ての家のメリット
◼ まとめ:木造4階建てを任せられる施工会社を選ぼう!
【家づくりの後悔とは・・・】住宅の良し悪しを決めるポイント
住宅を購入して後悔につながったと感じてしまうポイントとして、
- 住宅建築にかかる「費用面の負担」
- こんなはずでは・・・と感じてしまうなどの「住み心地・快適性への不満」
このふたつがあげられます。
では後悔のない家づくりを進めるためには、どう選択していけばいいのかを解説していきましょう。
住宅建築にかかる「費用面の負担」
住宅にかかる費用は、選択するエリアや敷地の広さ、そして住宅の構造などによっても大きく変化します。
確かに住宅購入の際、建築にかかる費用はもっとも気がかりなポイントのひとつ。
購入するべきか、このエリアで建てられるのかなど、判断基準になるケースも多く、「安い住宅=劣っている」「高価な家=優れている」と一概に言いきれないのが「住宅購入の難しさ」なのです。
住宅の良し悪しは、建築の価格では決まりません。
家づくりにはいろいろな方法がありますが、その中でも注文住宅の最大の魅力は「自分たちで選び、一から作りあげられること」です。
注文住宅では間取りだけではなく、「ここは譲れない」「ここはひとつグレードを下げてみようか」など、価格面での自由度も高いのです。
自分たちの希望を叶えつつ、建築費用に関する負担を軽減させるアイデアも取り入れることができます。
こんなはずでは・・・と感じてしまうなどの「住み心地・快適性への不満」
住宅建築の難しさは、自分たちの希望や思いなど「形のないものをカタチにする」ことです。
これは家づくりの難しさでもあり、楽しみでもあります。
住宅購入には大きな金額が動くため、どうしてもかけられる費用にも限りがあります。
しかしせっかく建てた住まいでも、暮らしにくい・住みにくいでは、本末転倒です。
住宅購入の目的やそこでの暮らしをイメージすることで、方向性も見えてきます。
住宅購入のタイミングとしては、家族構成やライフスタイルの変化など「人生の節目」を選択するケースも多いでしょう。
どんな構造を選択しても人生の中で大きな買い物となってしまう住宅購入ですから、やはり後悔なく、家族が過ごしやすい環境を整えたいものですね。
関連記事:3階建てでも老後に快適に暮らすには?家づくりのポイントをご紹介
木造4階建ては高い?住宅にかかる建築費の坪単価
一般的に4階建てなどの場合、鉄骨やRC(鉄筋コンクリート)をイメージする方も多いでしょう。
鉄骨やRC(鉄筋コンクリート)で4階建ての建築を計画する場合、坪あたり100万円以上の費用を想定する必要があり、木造より割高になりがちです。
一方木造4階建て住宅の場合、坪単価は「80万円~」が相場と抑えることができ、選択肢の幅を広げることができます。
しかし鉄骨やRC(鉄筋コンクリート)、木造4階建てでの相場はおおまかなもので、実際に建築するときには変動が生じることも多いのです。
そのため「○○○円で建てられる!」と一概に金額で表すことは、とても難しいのです。
- 施工条件が異なるため、価格の違いとなって現れること。
- 間取りや設備などのセレクトが、価格に反映されるため。
この2つが理由としてあげられます。
特に2階建て住宅よりも4階建てでは、どうしても建築費用がかかってしまう傾向があります。
「こんなはずでは・・・」「予算オーバーをしてしまった!」となる前に、しっかりと施工会社に自分たちの予算を伝えることは、とても大切です。
関連記事:【木造4階建て】メリット5個・その他の特徴5個 一挙解説
費用の負担をカバーする!4階建ての家のメリット
木造4階建て住宅では、どうしてもコストの負担が大きくなるケースもあります。
しかし木造4階建てだからこそ感じられるメリットもたくさんあるのです。
ここでは木造4階建ての住まいで実感できるメリットを見ていきましょう。
土地の購入費を抑えられる・エリア選定の幅を広げられる
東京での家づくりの場合、住まいを建てるエリア選定。
どのくらいの敷地が実際に購入可能なのかなど、さまざまなハードルがあります。
また家族構成によっては、子育てのしやすいエリアがいい。
子どもたちへの環境の良いエリアを選んであげたい!など、人それぞれニーズが異なります。
そして人気のあるエリアや利便性の高い地域では、「思い通りの広さが手に入らない」「敷地の坪単価が高くて購入への負担が大きい」などのケースが考えられます。
2階建て住宅よりも敷地面積が少なくできる木造4階建てでは、土地の購入負担を抑えつつ「希望に近い居住空間を確保する」ことができます。
住宅の建築費用は、アイデアや工夫により変化させることも可能です。
ここで暮らしたいなど場所の面での希望がある方は、木造4階建て住宅を選択肢にぜひ入れてみましょう。
鉄骨・RC住宅よりも、快適性の高い住まいを作れる
木造は昔から、日本の住まいに取り入れられている構造です。
春夏秋冬で多種多様な環境となる日本では、木の持つ特徴が住まい環境をアップさせることにつながります。
近年ではヒートアイランド現象などにより、外気温が上がっている状況です。
鉄骨・鉄筋・コンクリートでは、いずれの材料も熱を通しやすく室内に熱を通しやすくなります。
一方木造住宅の場合、熱伝導率が低く、外部の熱を室内に通しにくいのです。
木造住宅は、家族の過ごしやすい環境づくりで大きな味方となってくれます。
木造4階建ての特徴を活かし、新たなスペースを作れる
木造4階建ての場合、2階建て住宅よりも「上を活かす」アイデアを取り入れやすくなります。
- 屋上を設けスペースを有効活用する。
- 親世帯とも一緒に暮らせる二世帯住宅にする。
- 立地によっては、1階部分を店舗とし上階を住まいとする「店舗併用住宅」を作る。
などもアイデアの一例です。
その他にも、
- 固定資産税が他の構造よりも安い。
- 地盤改良費を安くできる可能性がある。
など、たくさんのメリットを実感することができるのです。
通常の2階建て住宅よりも建築費が高い分、どんなメリットが自分たちには感じられるのか。
そして費用面だけで判断せず、建築費とメリットを比較して自分たちにあう住まいづくりを選ぶことが、後悔のない家づくりへつながっています。
関連記事:やっておけばよかった…新築に住み始めてわかる10の後悔
まとめ:木造4階建てを任せられる施工会社を選ぼう!
今回は、東京で後悔しない家づくりのために「木造4階建ての費用と選び方」についてクローズアップしてきました。
住宅の良し悪しは、住宅の建築費用や家の広さで決まるものではありません。
そこで暮らす人の家族構成やライフスタイルなども視野に入れることが重要です。
特に4階建て住宅を建築するためには、建物を「耐火構造」にする必要があります。
耐火構造を用いることで、「火災が発生しても1時間は構造部分が燃え落ちず、倒壊しない」建物になります。
「耐火構造」にするためには、通常の住宅よりも注意点も多くなってしまいます。
そのエリアの特徴を知り尽くした、地元密着の施工会社を選ぶこと。
木造4階建て住宅の実績のある施工会社を選ぶなど、安心して家づくりの任せられる会社に依頼することをおすすめします。
クレバリーホーム東京では、狭小住宅から、3階建て住宅、4階建て住宅、二世帯住宅、地下室付き住宅、屋上付き住宅、木造耐火住宅など、お客様のご希望やライフスタイルに合わせた住まいづくりをご提供しています。
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お客様との何気ない会話からご要望を見つけ出し、アドバイスやご提案をさせていただいております。
ヨコだけではなくタテの空間を上手に活用する木造4階建て住宅を、私たちと一緒に建ててみませんか。