【新築・注文住宅】東京で建てる狭小住宅|ローコスト住宅のデメリットから家づくりを学ぼう!
東京での家づくりにはいろいろなハードルがあります。
そのひとつが、希望の土地を手に入れにくい「敷地の問題」そして住宅建築にかかる「建築費用の問題」です。
住宅の建築費用の情報を集めていると「ローコスト住宅」というキーワードに行きついた方も多いでしょう。
ローコストと聞くと「安そう」とは感じても、「安い分どこかにデメリットがあるのでは?」と不安を感じる場面もありますね。
今回は、東京で後悔のない狭小住宅を建てるためのポイントにクローズアップしてみましょう。
注文住宅とローコスト住宅では、どんな部分が違うの?
ローコストのデメリットでどんな部分があるの?など、これからの家づくりに活かせる情報を集めてみました。
- point -
- 注文住宅の良さを伸ばした家づくりをするためには、いろいろな方法があります。魅力的な住まいにするアイデアをご紹介します。
- ローコスト住宅の全てが他の住宅よりも劣る訳ではありません。しっかりとデメリットを知り、注文住宅に活かせるポイントにせまってみましょう。
− contents −
◼ 注文住宅とローコスト住宅の違いとは
◼ ローコスト住宅のデメリットを知り、注文住宅へ活かそう!
◼ 狭さをカバーするアイデアを狭小住宅に取り入れよう
◼ まとめ:注文住宅の良さを最大限活かす家づくりをお手伝いします
注文住宅とローコスト住宅の違いとは
注文住宅には、注文住宅の良さが。
そしてローコスト住宅には、ローコスト住宅のメリットがあります。
ここではお互いの良さや特徴を知り、家づくりに活かせるアイデアを見ていきましょう。
注文住宅の魅力と特徴
注文住宅とは、「お客さまから注文をいただいてから建てる住宅」です。
- 間取り
- 外壁や内装の素材や窓などの仕様
- 住宅の設備
など細部にいたるまで、全てをお客様が決めてつくり上げていくスタイルです。
「デザインはこんな感じがいい」「間取りはこうしたい」など、一から形にしていくスタイルのため「同じものはなく、たったひとつの我が家」を建てることができます。
自分たちの希望や想い、要望を最も取り入れやすい家づくりの方法です。
また土地形状にも対応しやすい側面があり、土地の条件や様々な規制をうまくカバーしつつ、より良い住まいを提供できるのが注文住宅の最大の魅力でしょう。
<注文住宅のメリット>
- 自由度の高い住まいをつくることができる。
- たったひとつの一点ものの住まいがつくれる。
- 家づくりの進み方をひとつひとつ確認しながら進められる。
- こだわりたい部分、費用を抑えたい部分など、費用のメリハリもつけやすい。
など、たくさんのメリットがあります。
注文住宅であれば、デザインや間取りの自由度だけではなく、費用面での自由度も高いのです。
ローコスト住宅の魅力と特徴
確かに注文住宅の場合、こだわればこだわるほど、どうしても費用面への影響をあたえやすくなります。
一方ローコスト住宅と呼ばれる家づくりはあらかじめ「ここからしか選べない」などの規制も多い反面、建築費用を抑えることが可能です。
ただしローコスト住宅といっても、扱っている会社により「選べる範囲」が変化します。
費用面をかなり抑えたローコスト住宅の場合、選択肢がかなり狭められているケースも多いのです。
<ローコスト住宅のメリット>
・家づくりの費用を削減できるため、住宅ローンの負担が軽減できる。
・あらかじめ決められた仕様でつくるため、完成までの工期も削減できる。
・設備のオプション変更も可能で、住まいをランクアップさせることも可能。
などがメリットとしてあげられます。
住宅建築の費用を抑えられる分、注文住宅よりも建て替えなどの検討もしやすいでしょう。
このように注文住宅には、注文住宅にしか感じられないメリットが。
そしてローコスト住宅ならではの良さもあります。
自分たちの夢を叶えるためにはどんな家づくりの方法がベストなのか、しっかりと検討しましょう。
関連記事:【注文住宅】家づくりで後悔したこと9選
ローコスト住宅のデメリットを知り、注文住宅へ活かそう!
家づくりの費用を抑えつつ建てられるローコスト住宅。
やはりメリットがあれば、少なからずのデメリットは存在します。
ここではローコスト住宅のデメリットから、注文住宅の家づくりに活かせるポイントを見ていきましょう。
<ローコスト住宅のデメリット>
ローコスト住宅のデメリットといわれている部分は、下のようになります。
- 設計に対する自由度がとても狭い。
- 構造や住宅の強度に不安感が残る。
- メンテナンス費用がかかるケースがある。
- 住宅設備などのグレードが低い。
- 保証期間が短いケースが多い。
ローコスト住宅の最大のメリットは、建築費用の安さです。
そのためどうしても選択できる範囲も限定され、自分たちの希望を取り入れにくいのが正直な部分です。
そして建築費用を抑えるために、建材や壁紙、設備などのグレードも低く設定されるケースが多くあり、建ててから「安っぽさ」を感じ後悔につながるケースもあるでしょう。
ローコスト住宅のデメリットを注文住宅に活かすには
注文住宅を選んで後悔するケースのひとつが、「予算オーバーをしてしまった」などの費用面のケースがあります。
確かに自由度の高い注文住宅であれば、自分好みの思いの詰まった家づくりが可能です。
その中でも「予算オーバーにつながりやすい原因」としてあげられる点は、
- ① 住宅にかかる費用を把握していない。
- ② 住宅にかけられる費用(借入限度額)が分からないまま、進めてしまった。
- ③ アレもコレもとこだわりすぎて、設備や希望を取り入れ過ぎてしまった。
- ④ エリアにこだわりすぎて、土地の購入費用が予想より高くなってしまった。
- ⑤ 住宅会社に自分たちの予算を伝え切れていなかった。
などがあげられます。
ローコスト住宅は建築費を削減するために、いろいろな部分の余裕を削減しています。
住宅にかけられる費用や広さには、限りがあります。
ローコスト住宅を見習って、本当にその設備はそのグレードは必要か。
ここは汚れやすく、傷みやすいから、安価でメンテナンスのしやすい素材を選ぼう!など、新たな視点を入れてみるのも方法のひとつです。
狭さをカバーするアイデアを狭小住宅に取り入れよう
東京での家づくりの場合、自分たちの希望通りの広さが手に入れられるとは限りません。
特に利便性の高いエリアであれば、なおさらです。
しかし希望通りの広さが手に入らなくても、アイデアと工夫で快適性の高い家づくりは可能です。
小さい家ならではのデメリットも把握し、対策とセットでご紹介します。
小さい家のデメリットでは、
- 居住空間、収納スペースが不足しがち。
- 間取りに圧迫感が出やすい。
- プライバシー面が保護しにくい。
などがあげられます。ひとつひとつ対策法を見ていきましょう。
居住空間、収納スペースが不足しがち
居住空間の広さを左右するひとつが、収納スペースをどう確保するのかも重要なポイントです。
一般的な注文住宅でも後悔・悩みにあがりやすい収納問題では、どのくらいの収納量が必要なのかをしっかりと見極めることが大切です。
必要な収納量を正確に計算し、各部屋にバランス良く配置することに心がけることで、居住スペースにものが散らからず「スッキリとした空間」にすることができます。
また収納は広さだけではなく、使いやすい場所に設置することも重要です。
間取りに圧迫感が出やすい
間取りがコンパクトになることで移動距離が短くなる反面、他の空間の影響を受けやすくなります。
圧迫感を減らすためには、あまり細かく空間を仕切らないこと。
そして上の空間を上手に活用することも必要です。
プライバシー面が保護しにくい
コンパクトな間取り、圧迫感の感じにくい工夫を取り入れることで、プライバシー面が低下しやすいという側面があります。
生活時間帯が同じご家族の場合音の伝わりも気にならないケースもありますが、生活時間帯が異なるケースでは注意が必要です。
例えば、リビングと寝室は離れた位置に配置する。
下の階は上の階からの影響を受けやすいので注意するなど、ほんのちょっとの工夫で快適性は大きく異なります。
その他にも、ホールや廊下を省略して間取りのムダをなくす。
階段下や天井裏などのデッドスペースを上手に活用するなど、いろいろなアイデアを注文住宅の自由度の高さでカバーしていきましょう。
関連記事:収納テクニック必須な狭小住宅!収納のアイディアとコツをご紹介
まとめ:注文住宅の良さを最大限活かす家づくりをお手伝いします
今回は、東京で後悔のない狭小住宅を建てるためのポイントにクローズアップしてきました。
家づくりの方法にこれが正解というものはありません。
それはつくりたい家のスタイルは、そこで集う家族構成やライフスタイルによっても変化するためです。
自分たちが家をつくる理由には、どんなものがあるのか。
建てた家でどんな暮らし方がしたいのかなど、基盤になる部分をハッキリさせることで「家づくりの方向性」も見えてきます。
クレバリーホーム東京では、経験豊富な設計士がお客さまの小さな声にも耳を傾け、理想の暮らしを叶えるお手伝いをしています。
デザイン性に優れているのはもちろん、耐震性の高い住まいや防犯面をアップさせる工夫など、暮らしやすさも一緒に考えていきましょう。
「こんな暮らしに憧れている」「こんな形がいいなぁ」など、大まかなイメージでも大丈夫です。
ぜひあなたの声を、聞かせてください。
敷地の狭さも気にならない!そんな注文住宅を、私たちと一緒に建ててみませんか。