都市型住宅とは?特徴や間取りの重要ポイント、郊外住宅との違いについて解説

都市型住宅とは?特徴や間取りの重要ポイント、郊外住宅との違いについて解説

都心部で住宅を検討している方は、都市型住宅という言葉を聞いたことがあるかもしれません。

ですが、具体的な意味や特徴を知らない方も多いです。

そこで今回は、都市型住宅の特徴や魅力、都市型住宅を建てる際の重要ポイントや郊外住宅との違いについてご紹介します。

 


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  • 都市型住宅の特徴や間取りのポイントをまとめているので、都心部で住宅を検討している方はぜひ参考にしてください。
  • 郊外住宅の特徴や違いについてご紹介しています。

 

− contents −
◼ 都市型住宅とは?魅力や特徴を解説
◼ 郊外住宅との違いは?特徴について解説
◼ 都市型住宅の間取りや重要ポイント
◼ まとめ

都市型住宅とは

都市型住宅とは、名前の通り都市部に建てられた住宅のことを指します。

比較的に住宅密集地に建てられることが多いため、郊外住宅と比べて狭い土地や変形地など制限された中で家づくりをおこないます。

都市型住宅の魅力

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利便性の高いエリアに住める

都市型住宅を建てる大きな魅力として、利便性の高いエリアに住めることです。

交通の利便性が高いことで通勤や通学にかかる時間を短縮でき希望の会社や学校も選びやすくなります。

家族と過ごす時間も確保しやすくなりますね。

電車やバスを利用することで車を所有しなくても困ることはありません。

また、スーパーや商業施設、病院など生活に必要な施設の近くに建てることで徒歩や自転車のみで生活することも可能です。

資産価値が高く安定しやすい

都市部の土地は、人口が集中しており利便性が高いことから資産価値が下がりにくい傾向です。

土地の値段が安定しやすいため、建物の価格が下がっても郊外住宅と比べて売却価格を期待できます。

そのため、将来住み替えを予定している方の中には都市型住宅を選択する方も少なくありません。

都市型住宅の特徴

3階建てや4階建てなど多層階住宅

都市型住宅では3階建てや4階建て以上など多層階住宅が多くなります。

階層を増やすことで限られた土地でも広い住宅を建てることができます。

また、リビングや寝室、個室や趣味部屋などを階層ごとにわけることでプライバシーを守りやすい特徴があります。

3階建て以上にすることで1階部分をビルトインガレージにするケースもあります。

高い駐車料金を支払う必要がなくなり、シャッターをつけることで大切な車を雨風やいたずらからも守りやすくなります。

地下室のある住宅

土地を有効活用するために地下室を設けている都市型住宅もあります。

防音性に優れているため住宅密集地でも近隣を気にせず生活できます。

音が出やすいシアタールームやピアノ室、カラオケ―ルームやホームパーティー会場として利用することが可能です。

静かな空間を利用して寝室や書斎、趣味部屋としての活用方法も人気があります。

屋上のある住宅

施工事例>>> 3角形の敷地に建つデザインが印象的な家 

都市型住宅では屋上付きの住宅を検討する方も多いです。

都市部でもプライバシーを確保できるように工夫することで、視線を気にせず満喫できる広々スペースになります。

広い庭を確保しにくい都市型住宅だからこそ、広い空間をつくれる屋上は暮らしをゆたかにしてくれます。

テーブルとイスを設置して第二のリビングとしてランチやディナーを楽しむことも家キャンプをすることも可能です。

休日にどこにもお出かけしなくても家で旅行気分を味わうことができますね。

また、採光を確保しやすいため洗濯物を干すスペースとしても活用できます。

狭小住宅になることが多い

施工事例>>>【狭小住宅の4階建て】敷地9.64坪

住宅が密集しているため郊外と比べて広い土地がそもそも販売されていません。

また、都市部の地価の高さを考慮して30坪以下の敷地で住宅を建てるケースが多くなります。

郊外住宅との違いは?郊外住宅の特徴

郊外住宅

広い土地を購入しやすく庭も広くできる

郊外住宅は広い土地を購入しやすく、庭付き戸建てにすることが可能です。

都市部と比べて土地の値段も安いため予算を抑えて住宅を購入できます。

通勤通学に時間がかかりやすい

都市部に会社や大学などが集中しているため、通勤通学に時間がかかりやすくなります。

今は職場に近くても将来転職することも十分考えられます。

また、通学まで時間がかかることでお子様が一人暮らしする可能性もあります。

一番支出が増える大学時代にお子様の住居費や生活費を仕送りをすることで家計が圧迫しやすくなるデメリットがあります。

車が必須になることも

郊外住宅では移動手段として車をメインにしているエリアが多くなります。

夫婦で2台所有することもあり、車の購入費や維持費など住居費以外のコストが多くなるケースもあります。

都市型住宅の間取りのポイント

施工事例>>> 採風採光の工夫を凝らした快適二世帯住宅

採光や風通しのよい間取り

都市型住宅では住宅が密集していることで採光を取り入れるのが難しく風通しが悪くなりがちです。

窓を大きく設けても隣の建物が邪魔で光や風が入らないことがあります。

そのため、天窓を設けるなど採光が室内に入りやすい間取りにすることが大切です。

また、吹き抜けは家全体を柔らかい自然光で明るくすることができます。

1階2階と繋がった大空間をつくるため風通しがよくなるメリットもあります。

プライバシーを確保した間取り

隣の住宅との距離が近く、人通りも多い立地に建てることもある都市型住宅では、プライバシー確保が重要になります。

マイホームでくつろぐためにも外からの視線が気にならないような工夫が必要です。

ですが、プライバシーを守るために閉鎖的すぎると窮屈に感じてしまう恐れがあります。

窓の位置やくもりガラスを設けるなど工夫をして開放感を感じられるような間取りを検討してみましょう。

また、バルコニーや屋上など屋外空間も取り入れることで開放的で広々とした住宅にできます。

スケルトン階段を設けた間取り

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蹴り込み板がないスケルトン階段は、視線が奥まで通りやすくなるため広く開放的にみせることができます。

都市型住宅では階層が多くなりがちなので特に階段の存在は重要になります。

採光を遮りにくくなるため明るい室内にすることが可能です。

素材も豊富にありインテリアの一部として住宅のおしゃれさをワンランク上げてくれる存在にもなります。

階層ごとにエリアをわけた間取り

3階建て以上の住宅を検討している場合、ご家族にあった階層ごとの使い方をイメージすることが大切です。

階段が多いことで暮らしにあっていない間取りにしてしまうと、階段の上り下りの回数を無駄に増やしてしまうことになります。

家事動線や生活動線を意識した間取り

縦の移動が多くなりがちな都市型住宅では、家事動線や生活動線が一般的な2階建て住宅より重要になります。

特に水回りは、階をわけずに1つのフロアにまとめると家事効率が上がりやすくなります。

都市型住宅を建てる際の重要ポイント

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都市部の高い土地を無駄にしないプランニング

都市部では1坪あたりの土地の価格が郊外と比較して何倍も高くなることがあります。

そのため、変形地であっても少しも無駄にしないプランニングが重要です。

柔軟にプランニングできる施工会社を選ぶことで、デットスペースをつくらずに土地を最大限に活用できます。

収納スペースを増やせたり、リビングを広くしたりなど快適に住める住宅をつくりやすくなります。

都市型住宅を建てた実績の多い施工会社を選ぶ

都市部で住宅を建てる場合、日照権を確保するための斜線制限や日影規制などさまざまな制限の中で建築する必要があります。

また、3階建て以上の住宅の場合、構造計算など高度な設計力や工法が重要になります。

土地の価値を最大限に活かし、暮らしやすい間取りにするためにも都市型住宅を建てた実績の多い施工会社がおすすめです。

都市型住宅ではハウスメーカー選びが重要

都市型住宅では制限が多くなるため、最適なプランニングや柔軟な工法ができるハウスメーカーを選ぶことが重要です。

無駄なデットスペースをつくらずに希望の間取りやデザイン、こだわりの住宅をつくりやすくなります。

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監修者情報

高坂 昇

高坂 昇ou2株式会社 専務取締役 一級建築士

木造密集地域や防火地域において、木造ならではの施工性や設計の柔軟性、コストパフォーマンスを活かして木造耐火4階建て住宅(もくよん®)や、災害時の避難場所となる地下室や屋上を備えた災害住宅も提唱しています。

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