【新築住宅】木造は何階まで建てられる?木造4階建て・3階建て・2階建て

【新築住宅】木造4階建て・3階建て・2階建て|木造は何階まで建てられる?

木造住宅も3階建て、4階建てなどが建てられる!と耳にした方も多いでしょう。そこで気になるのは、いったい木造住宅では何階まで建てられるのか。

高層になりつつある木造住宅の注意点を合わせて、ご紹介します。大手ハウスメーカーに木造の多層階住宅を断られた方も、ぜひ参考にしてください。


- point -

  • 木造建築物も、3階建て、4階建てなど高層化が進んでいます。
  • 安全、そして快適な住まいにするためポイントを確認しておきましょう。
  • 4階建て木造住宅を建てるための「ハウスメーカー・工務店選びのコツ」も合わせてご紹介します。

木造4階建て「もくよん」ならクレバリーホームへ

− contents −
◼ 木造建築物の高さ制限は?木造建築は何階建てまでできるのだろうか?
◼ 木造4階建ての注意ポイントも合わせて解説
◼ 木造4階建てハウスメーカー・工務店の選び方
◼ まとめ:都内トップクラスの施工実績がある会社に相談を

 

 

木造建築物の高さ制限は?木造建築は何階建てまでできるのだろうか?

木造4階建ての外観

木造住宅 いったい何階まで建てられる?

結論から言うと、現在の建築技術と法律では、「木造4階建て・5階建て」も建築可能です。 (※特殊な工法を使えば10階建て以上の木造ビルも存在しますが、戸建て住宅としてはコスト面から4階建てが現実的です。)

木造建築高さのポイント「建築基準法の法改正」

日本の建築基準法は、かつて木造の多層階化に厳しい制限を設けていましたが、2000年(平成12年)の法改正で「性能規定化」が導入されたことが大きな転換点となりました。

これにより、鉄筋コンクリート造などと同様に、所定の耐火性能さえ満たせば、木造でも4階建て以上の「耐火建築物」を建てられるようになっています。

建築基準法改正防火設計手法の広がり

引用:国土交通省 中大規模木造建築物に係る防火基準の全体像と 設計手法のポイント

 

防耐火規制の合理化(法21条・27条)

さらに、2019年(令和元年)の法改正(防火規定の合理化)では、主に「木造3階建て」や「延焼防止性能」に関するルールが見直されました。

  • 3階建て(16m以下): 準耐火構造等(燃えしろ設計であらわし可能)

  • 4階建て以上: 耐火構造(原則として1時間耐火などが必要)

これにより、3階建ての設計自由度が向上しただけでなく、4階建て以上の計画においても、これまで以上に柔軟な設計とコストダウンが図れるようになっています。

木造であっても「耐火建築物」としての基準を満たせば、構造上の高さ制限は実質的にありません。

ただし、都市部では自治体ごとに「高度地区による高さ制限」や「道路斜線・北側斜線制限」などが厳しく定められています。

これらの制限をクリアしながら最大限の空間を確保するためには、木造の多層階住宅に精通した設計力が必要となります。

関連記事:【木造4階建て】メリット5個・その他の特徴5個 一挙解説

 

 

木造4階建ての注意ポイントも合わせて解説

木造4階建ての屋上

今までは2階建ての木造住宅しか建てられなかった土地に、3階・4階などの建物が建てられることにより、

  • 「住みたい土地に住むことができる」可能性の拡大
  • 東京などの都心部に多い「狭小地」であっても、十分な部屋数を確保できる間取りの実現
  • 二世帯住宅や店舗併設・事務所併用住宅にするなどの可能性の増加

など、たくさんのメリットを感じることができるでしょう。

しかし法改正により規制が緩和されたとはいえ、通常よりも高くなる建物ゆえ「気をつけなければならないポイント」があるのも現実です。

ここでは木造で4階建てを建てるためのポイントを、解説していきましょう。

木造4階建ての建築費とメリット

木造で4階建てを建てる場合、鉄筋コンクリート(RC)造に比べて建築費を抑えられるのが最大のメリットです。

また、建物重量が軽いため、地盤改良費もRC造より安価に済むケースが多く、工期も短いため、総予算を抑えつつ床面積を最大化できます。

ただし、構造計算費や耐火被覆工事費がかかるため、2階建て・3階建てよりは坪単価が上がります。

木造住宅の耐火性能の違いは

建築中の木造住宅の外観 木造建築物の防耐火性能を高める必要がある

木造建築物の防耐火性能は、

  • 耐火建築物:建築物の主要構造部が耐火構造となっている建物
  • 準耐火建築物:隣接建築物や建築物における火災などによっても、主要構造部が崩壊・倒壊しない性能有する建物
  • その他建築物(一般木造)

の大きく分けて3つに分類することができます。

その建物ごとに特徴があり、「地階を除く階数が4階以上、または高さが16mを超える建物※1」などは「火災時対策準耐火構造・耐火構造・耐火性能検証法による耐火建築物※2」のいずれかで建築しなければいけません。

※1:法21条1項の対象となる木造建築物

※2:法21条1項 令109条の5

※3:木造耐火構造とは、木材を石膏ボードなどの不燃材で包み込むことで、1時間以上の火災でも建物が倒壊しない性能を持たせたものです。火災保険料が鉄筋コンクリート造と同等に安くなる点もメリットです。

そのため木造で4階建てを建築する場合は、しっかりと基準をクリアできる建物を設計する必要があります。

 

建物の耐火性能だけじゃない!木造4階建て住宅の注意ポイント

平屋や2階建の住宅と違い、4階建て住宅は、特殊なつくりゆえ、どうしても複雑な構造になってしまいます。また暮らしてから「こんなはずではなかった…」というリスクを回避するためには、建てるうえではさまざまな点に目を向ける必要があります。

 

建物が建てられる地盤の強さが必要

住宅の基礎 耐震性を高めるために地盤補強が必要になる

RC住宅や鉄筋住宅よりも軽いとはいえ、木造住宅でも4階建てになるとどうしても建物の重さは増えてしまいます。そのため、4階建ての木造住宅に耐えられる強さの地盤が必要となります。

地盤の強さは見た目では分かりません。建物の重さが耐えられない地盤では、地盤補強の必要性も検討しなければいけません。

 

構造が複雑になるがゆえ、間取り工夫が求められる

間取りの工夫でバイクガレージも設置できる

上の空間が活かせる木造4階建てでは、どうしても構造が複雑化しやすくなります。これから暮らす住まいは、家族が長い時間集う空間となります。そのため、建てた時だけではなく将来的な目線も必要なのです。

高さによる自由度が広がることから、

  • 1階をガレージとして活用する
    ※構造壁や建物形状寸法により不可の場合あり
  • リビングの位置を、家族の負担にならない2階に配置する
  • 将来に備え、エレベーター設置を検討する
  • 高さをより活かせる屋上の活用も検討する

など、家族内でどんな部分が必要で、どの部分を選択していくのかをしっかりと話し合いましょう。

 

施工会社選びが、通常よりも難しくなる

クレバリーホーム東京で建てた木造4階の間取り図の事例

特殊なつくりである木造4階建て住宅の場合、「許容応力度計算」という高度な構造計算が必須です。

また、1時間の火災に耐える「耐火構造」の施工ノウハウも求められます。

建物に対する規制やそれにともなう設計力。耐火構造にする建材選びや耐震性能などの安全面など、一般的な住宅以上に高い技術力が必要となります。

そのためどの施工会社でも建てられるという訳ではありません。

木造4階建ての実績がない会社には依頼すべきではありません。パートナー選びひとつで、住宅全体の仕上がりに大きな影響をあたえるのです。

 

関連記事:4階建てという選択|間取りと暮らし方

 

 

木造4階建てハウスメーカー・工務店の選び方

木造4階建て住宅の場合、どのような施工会社を選ぶのかにより家づくりに対する安心度も大きく変化します。

ここでは木造4階建てだからこそ気をつけておきたい「ハウスメーカー・工務店の選び方」についてクローズアップしてみましょう。

 

工務店(建築会社)の特徴

工務店(建築会社)は心強いパートナーになる会社を選ぼう

工務店や建築会社の場合、比較的大きめの建築会社から、地域密着の工務店まで、いろいろなタイプがあります。そして工務店の持つ最大の魅力は、その土地を知り尽くしている所でしょう。

特に東京では、「狭小地」「変形地」など敷地に関するハードルの他にも、様々な規制があります。そのため建築・施工会社には、デメリットと感じやすい部分をサポートする力が求められます。

工務店の場合「地元密着で展開している」所も多く、その土地の風土や習慣など「地域性を活かした快適性の高い家づくり」が可能となります。

また距離感の近い関係性も作りやすいことから、いろいろなことを相談できる相手として「とても心強いパートナー」となってくれます。

 

ハウスメーカーの特徴

ハウスメーカーが提案の際に使う新築住宅の設計図と模型

ハウスメーカーの最大の魅力は、「ブランド力の持つ安心感」でしょう。皆さんが一度は耳にしたことのある名前から、「ここなら大丈夫」というイメージを持ちやすくなります。

また全国規模で展開していることから、大量生産・大量発注も可能となり、それによる工期の短縮や品質の安定化はハウスメーカーの特徴となります。

施工数の多さ、そしてその中で培ったノウハウや経験、ブランド力は大きな信頼へとつながります。

しかし型にはまったプランも多いため、特に東京などの規制が厳しいエリアでは、プランの中で吸収しきれないケースも多いのが現状です。

 

このようにどのような会社を選ぶかによっても、対応力や安心度は大きく変化します。

どんなパートナーを選択するのかによっても、家づくりは大きく変わってきます。唯一無二の家づくりですから、冷静に、総合的に判断していくことが大切です。

「クレバリーホーム東京」は、東京23区専門の地域密着型のハウスメーカーです。都内トップクラスの施工実績がありますので、お気軽にご相談ください。

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まとめ:木造4階建てなら都内トップクラスの施工実績のある会社に相談を

木造4階建て住宅「もくよん」ならクレバリーホームへ

クレバリーホーム東京では、狭小住宅から、3階建て住宅、4階建て住宅、木造耐火住宅、二世帯住宅、賃貸併用住宅、地下室付き・屋上付き住宅など、お客様のご希望やライフスタイルに合わせた住まいづくりをご提供しています。

「こんな暮らしがしてみたい」「このエリアで暮らしたい」「ハウスメーカーに相談したけれど、断られてしまった」など、不安や疑問、そしてあなたの思いをお聞かせください。

大手ハウスメーカーにはできない都内に特化した工務店としての経験と実績で、あなたの理想の家づくりをお手伝いします。

ヨコだけではなくタテの空間を上手に活用する木造4階建て住宅を、私たちと一緒に建ててみませんか。

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監修者情報

高坂 昇

高坂 昇ou2株式会社 専務取締役 一級建築士

木造密集地域や防火地域において、木造ならではの施工性や設計の柔軟性、コストパフォーマンスを活かして木造耐火4階建て住宅(もくよん®)や、災害時の避難場所となる地下室や屋上を備えた災害住宅も提唱しています。

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