【注文住宅】おしゃれな事例をご紹介│外観と内装のポイントとは?
注文住宅は自由にデザインや設計ができるので、理想の家を形にすることができます。
そんな自由度の高い注文住宅でおしゃれな家を建てるには、どのような外観や内装を計画すればいいのでしょうか。
今回は注文住宅のおしゃれな外観の整え方や、間取りによるおしゃれな内装について詳しくご紹介していきます。
外観と内装のおしゃれな事例を、デザインのポイントと合わせてまとめるので、新築計画にぜひお役立てください。
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- 注文住宅とはどのようなものなのか、工務店やハウスメーカーの違いなども含めてお伝えします。
- 注文住宅のおしゃれな事例を基に、デザインのポイントやおしゃれに仕上げるコツをご紹介します。
− contents −
◼ 注文住宅とは
◼ 注文住宅のおしゃれな外観│事例をご紹介
◼ 注文住宅のおしゃれな内装│事例をご紹介
◼ まとめ
注文住宅とは
注文住宅は家づくりを一から計画していくので、理想のデザインやこだわりの間取りを取り入れることができます。
土地や間取りを自由に決められるだけでなく、家が建っていく過程を見学することもできるので、 完成するまでを楽しめるのも魅力の一つです。
さらに注文住宅は「ハウスメーカー」「ビルダー」「工務店」などの種類に分けられます。
- ハウスメーカー・・・全国展開されていて、年間の販売棟数は最も多く、自社工場を所有している
- ビルダー・・・ 受注エリアや販売棟数、自社開発などハウスメーカーよりも少し規模が小さい
- 工務店・・・地域密着型なので販売棟数は少なく、 自社商品などは持たない
それぞれの特徴を理解して、理想の家づくりが叶う業者を選んでいきましょう。
注文住宅のおしゃれな外観│事例をご紹介
外観をおしゃれにするポイントは家や窓の形状や、外壁のデザインなどさまざまです。
事例を基に、それぞれのポイントを深堀していきます。
【木造5層住宅】プロバンススタイルのおしゃれな外観
施工事例:間口が狭く、奥行きが深い。木造吹抜け付きの地下室、1〜3階、屋上の5層住宅
プロバンススタイルに仕上げられたおしゃれな外観の事例です。
プロバンススタイルの特徴でもある妻切り屋根を取り入れて、アイアン製の装飾が可愛く飾られています。
曲線でつくられた玄関とガレージの入り口も、プロバンススタイルの特徴的なデザインです。
玄関付近にデザインされた積石風のタイルからも、重厚な雰囲気が感じられます。
内装や外観をデザインする際は、まずどのようなテイストにしたいかイメージを決めましょう。
全体のデザインに統一感をもたせることができるので、まとまりがよくおしゃれな印象に仕上がります。
家の形状と配色で複雑にデザインした外観
施工事例:2階の上空間を上手に使った白黒のコントラストがスタイリッシュな注文住宅
外観のデザインは形状を複雑にすることで、デザイン性を増すことができます。
こちらの事例は、屋根の形状やインナーバルコニーのデザイン、縦に配色することで複雑なデザインに仕上がっています。
外観にいくつかの色を利用する場合は、色選びと配色の仕方が重要です。
まずどこから見てもはっきりと色の組み合わせがわかるように、メリハリのある色選びをしましょう。
もし色の組み合わせに迷う場合は、好みの色に白か明るいベージュ、薄いグレーのどれかを組み合わせると、メリハリを付けることができます。
色を使いすぎると、まとまりがなくバランスが取りにくいので、基本的に2色で組み合わせることをおすすめします。
次に配色の仕方は、縦に割るか横に割るかで雰囲気を変えられるので、イメージにあった配色をしていきましょう。
- 縦割り・・・縦に目線が伸びるので、高さのあるスタイリッシュな雰囲気
- 横割り・・・横に広がりが感じられるので、安定した重厚な雰囲気
家の形状と配色で外観に複雑さをもたせて、おしゃれにデザインしていきましょう。
シンプルモダンスタイルのスタイリッシュな外観
施工事例:変形地でも『鉄骨造並み』の広い間口で車3台が置けるビルトインガレージ
シンプルなデザインが印象的な外観の事例です。
光の反射でキラキラと光るタイル張りの外壁と、横並びに車を2台駐車できるビルトインガレージが贅沢な印象です。
家の形状や外壁の色使いを複雑にして、おしゃれにデザインする方法を先述しましたが、逆にシンプルなデザインが特徴的なモダンスタイルへの人気も高まっています。
モダンスタイルとは現代風という意味で、直線的でシンプルにデザインされるので、スタイリッシュな印象です。
こちらの事例もバルコニーなどの凹凸がない箱形の形状と、最小限な窓の数で設計されています。
またシンプルモダンな外観の魅力は、見た目のおしゃれさだけではありません。
窓が少ないことでプライバシーが保護されやすいので、安全な生活を送ることができます。
通りに面していない壁側や天井に窓を設置したり、中庭を設けたりすれば、十分な採光と通風を得られます。
また建築に必要な材料や職人の手間を抑えることができるので、コストコントロールにも繋がるでしょう。
注文住宅のおしゃれな内装│事例をご紹介
内装をおしゃれにするには、間取りとインテリアの両面を整える必要があります。
こちらでは新築計画に役立つように、間取りに焦点を当てたポイントをご紹介していきます。
和モダンな小上がりのあるリビング
施工事例:プランだけではなく、保証の充実。クレバリーホームに大満足
リビングの横に、畳の小上がりスペースを作った内装の事例です。
小上がりとは、床に高さをもたせることでスペースを仕切ることのできる間取りです
視界を遮らないので、フロア全体の開放感を維持したまま、用途に合わせたゾーニングができます。
空間がデザインされるので、単調になりがちなフロアもおしゃれに感じられるでしょう。
リビングの一角に 和のスペースを設けることになるので、和モダンなデザインを取り入れることがおしゃれに仕上げるポイントです。
縁のない畳を利用したり、リビングと同じクロスを利用したりして、デザインで繋がりをもたせて行きましょう。
関連記事:小上がりをリビングにつくるメリットとは?快適な小上がりの整え方
リビングにスケルトン階段を設置した開放感のある事例
施工事例:オープンな鉄骨階段、吹抜けなど光を多く取り入れた素敵なお住まい
真っ白い壁と明るいフローリングに、アイアンで骨組みされたリビング階段がおしゃれな印象です。
リビング階段は、階段に必要な約2畳のスペースをリビングと共有できるので、リビングを広く感じることができます。
事例のように骨組みのみでできたスケルトン階段であれば、視線を通せるだけでなく、 窓からの採光も遮りません。
間取りのアクセントにもなるので、メリハリのあるおしゃれなリビングに仕上がるでしょう。
関連記事:リビング階段の間取りポイント|メリットデメリットと注意点
吹き抜けた天井がおしゃれな内装
天井を吹き抜けにした、開放感たっぷりのおしゃれなリビングです。
吹き抜けとは下の階の天井(上の階の床)を作らずに、 空間をつなげた間取りのことです。
吹き抜けを作ると天井が高く上がるので開放感を得られるだけでなく、高い位置から採光ができるので明るいリビングになります。
また事例の写真のようにあえて梁を見せると、空間をデザインすることができます。
天井についたシーリングファンは、インパクトがあるのでインテリアのアクセントになるでしょう。
広いスペースの空調を整えるという実用性の高さも魅力です。
関連記事:【吹き抜けのある家】後悔しないためにできる対策7選|注文住宅の間取りポイント
まとめ
注文住宅は自由に設計やデザインができるので、理想の家を形にすることができます。
専門家と一緒に家づくりを1から進めていくので、家づくりの工程を楽しめるのも魅力の一つです。
そんな注文住宅でおしゃれな家を建てるには、どのようなポイントを意識すればいいのか 、外観と内装の事例を基にまとめてお伝えしました。
まずは全体のテイストとなるイメージを決めて、デザインにまとまりをもたせることが大切です。
おしゃれなデザインと、暮らしやすさのバランスを整えながら、理想の家に仕上げていきましょう。