【新築】高級感のある部屋にするコツ│内装とインテリア別にご紹介
高級感のある部屋作りをするには、内装でベースをつくることと、インテリアで雰囲気を高めることが大切です。
特に内装でのベース作りは新築計画でしか取り入れることができないので、家づくりを計画中の方は早めにポイントをおさえておきましょう。
高級感のある内装に整えることで、インテリアとの相性もよくおしゃれに仕上がります。
こちらの記事では、そんな高級感のある部屋作りのコツを、内装とインテリアにわけてご紹介していきます。
ぜひ、理想の部屋作りにお役立てください。
- point -
- 高級感のある部屋にするための、内装のポイントをご紹介します。
- インテリアのポイントもおさえて、高級感を高めていきましょう。
− contents −
◼ 高級感のある部屋にするコツ│内装のポイント
◼ 高級感のある部屋にするコツ│インテリアのポイント
◼ まとめ
高級感のある部屋にするコツ│内装のポイント
高級感のある部屋づくりのコツとして、内装のポイントをご紹介します。
- 部屋を仕切らず広さを演出する
- 吹き抜けをつくる
- アクセントウォールにタイルを利用する
- 大きな扉や窓を設置する
- 照明にこだわる
それぞれ詳しく見ていきましょう。
部屋を仕切らず広さを演出する
部屋が狭いと窮屈な印象になりがちなので、できるだけ広く感じられる部屋作りをしていきましょう。
部屋の仕切りを作らずに空間を繋げると、フロア全体が開放的な印象になるので高級感が得られます。
例えばキッチン・ダイニング・リビング・和室など、家の中心となるスペースを繋げていきましょう。
お客様を通す間取りでもあるので、高級感のある部屋に仕上げることができれば、家全体の印象もよくなります。
もしスペースにメリハリをつけたい場合は、壁ではなく空間を仕切るイメージでゾーニングしていきます。
- スペースの間にペンダントライトを付ける
- 照明の明るさを変える
- 床に段差を付けて空間を仕切る
- 天井に段差を付けて空間を仕切る
- インテリアのテイストを変える
このように空間を仕切るだけでスペースにメリハリをもたせることができますし、奥行きがでておしゃれな印象になります。
高級感のある部屋にするには、壁などで間仕切りせずに部屋を広く見せていきましょう。
吹き抜けをつくる
吹き抜けは天井に高さを出せるので、開放的な印象に仕上がります。
上階までつながった天井に、シーリングファンや、シャンデリア、長くつり下がったペンダントライトなどを飾れば、さらに高級感を増すことができます。
「狭小住宅に吹き抜けをつくるとスペースの無駄使いになる」と思われるかもしれませんが、狭小住宅と吹き抜けの相性は悪くありません。
狭小地に建つ住宅は隣の家との間にスペースがほとんどないので、下の階は特に暗くなりがちです。
光が届かない部屋は高級感どころか、暗い印象になりがちなので、吹き抜けをつくって上階からの自然光を採り入れることをおすすめします。
また吹き抜けは1畳程のコンパクトなものでも、十分にその魅力を活かすことができます。
玄関やリビングなどに取り入れて、自然光の入る明るい部屋に仕上げてはいかがでしょうか。
関連記事:【吹き抜けのある家】後悔しないためにできる対策7選|注文住宅の間取りポイント
アクセントウォールにタイルを利用する
アクセントウォールとは、部屋のアクセントとなるよう、壁の一部をデザインしたものをいいます。
アクセントウォールの手法はさまざまですが、その中でもタイルを利用したデザインは高級な印象に仕上がります。
インパクトのあるデザインは狭いスペースに、大きな壁をデザインする場合は他の壁と色を合わせるなどして調整していきましょう。
大きな扉や窓を設置する
大きな扉や窓を設置すると、天井が高く感じられるので、高級な雰囲気を演出することができます。
また窓の部分を増やして壁を狭くすることで、開放感を高めることができるでしょう。
大きな窓を設けることができなくても、カーテンを一回り大きく、設置位置も高くすることで大きな窓を印象付けることができます。
開放的な部屋は空間にゆとりが感じられるので、高級な雰囲気を得ることができます。
照明にこだわる
照明は部屋全体の雰囲気を整えるので、こだわっていきましょう。
照明のデザイン性を高めることも大切ですが、部屋全体に高級感を出すには間接照明がおすすめです。
天井や壁、足元などに間接照明をつけると、ラグジュアリーな大人の雰囲気に仕上がります。
明るすぎない照明が、リッチで落ち着いた空間を演出してくれるでしょう。
関連記事:【新築住宅】おしゃれな照明の選び方│和室や玄関など間取り別にご紹介
高級感のある部屋にするコツ│インテリアのポイント
つぎに高級感のある部屋作りのコツとして、インテリアのポイントをご紹介していきます。
- 白・黒のモノトーンコーデにする
- 木目の色は濃い目を選ぶ
- 大きなソファを配置する
- 天井にアクセントクロスを貼る
- 生活感を出さない
それぞれ詳しく見ていきましょう。
白・黒のモノトーンコーデにする
部屋全体を白黒のモノトーンにすると、高級な雰囲気に仕上がります。
黒が多すぎると圧迫感を覚えるので、白をベースにしていきましょう。
印象が強くなり過ぎる場合は、暗めの木でできた家具などをレイアウトすると、程よく温かみを加えることができるのでおすすめです。
木目の色は濃い目を選ぶ
部屋の家具や床に木目を利用する際は、少し濃い目の色を選んでいきましょう。
暗い色味には落ち着きがあるので、重厚な雰囲気に仕上がります。
大きなソファを配置する
リビングの中心に大きなソファを配置すると、ゆったりとした雰囲気を得ることができます。
背面の低いローバックタイプを選んで、空間の広がりは確保していきましょう。
またカラフルな色を選ぶとカジュアル感が出るので、シンプルでベーシックな色味がおすすめです。
天井にアクセントクロスを貼る
天井のクロスを少し暗めにすると、部屋全体が重厚な雰囲気に仕上がります。
人気のクロスは木目ですが、グレーやネイビー、ブラウンなども有効です。
天井にアクセントクロスを貼って、高級感のあるおしゃれな部屋作りをしていきましょう。
関連記事:【新築】アクセントクロスの選び方│失敗しがちなポイントをご紹介
生活感を出さない
高級感のある部屋にするには、ホテルの一室のように生活感を出さないことも大切です。
テッシュをテーブルの上に置いたり、ビニールをセットしたゴミ箱などが見える位置にあるのはおすすめしません。
できるだけ隠して、常に目に入らないようにしましょう。
またキッチンで生活感が出やすいのは冷蔵庫です。
キッチンの奥に配置したり、パントリーの中に入れて隠すレイアウトも検討してみましょう。
関連記事:ホテルライクなリビングにしたい!!狭い家をおしゃれする7つのコツ
まとめ
高級感のある部屋作りをするには、内装とインテリアの両方を整える必要があります。
「開放感のある空間づくり」と「重厚感のある雰囲気づくり」が高級感のある部屋にする大枠のポイントです。
- 部屋を仕切らず間取りを繋げて広さを演出する
- 吹き抜けをつくって縦の空間を大きく伸ばす
- 部屋の壁にタイルを利用して、重厚感のあるアクセントにする
- 大きな窓や扉を付けて、天井を高く印象付ける
- 間接照明を利用して、大人の雰囲気をつくる
このようなポイントを抑えることで、高級感のある部屋の土台が完成します。
さらにインテリアも整えて、理想の部屋に仕上げていきましょう。