ホテルライクなリビングにしたい!!狭い家をおしゃれする7つのコツ

ホテルライクなリビングにしたい!!

リビングは家族で集まってお喋りをしたり、映画を楽しんだりとゆっくりくつろぐスペースです。

そのくつろぎにおしゃれさをプラスして、ホテルライクなリビングにしてはいかがでしょうか。

 

ホテルの部屋は非日常でリッチなイメージ、日ごろの疲れが癒やされるような落ち着いた雰囲気、無駄なものがそぎ落とされたようなシンプルな印象です。

自宅のリビングをホテルライクに整えることで、高級感のある落ち着いた空間を日常的に体感することができます。

狭いリビングであっても、開放的な空間を作ったり、モダンな雰囲気を整えることで、ホテルライクな部屋作りが可能です。

 

今回はホテルライクなリビングにするコツを、設計とインテリアの両面からご紹介していきます。

これからの新築計画に、ぜひお役立てください。

 


- point -

  • ホテルライクなリビングにするために、床や天井、照明などにこだわって、リッチな雰囲気の土台をつくっていきましょう。
  • 家具やカーテンの選び方、生活感を感じさせないインテリアのコツをご紹介していきます。

 

− contents −
◼ ホテルライクなリビングとは​
◼ ホテルライクなリビング│狭い家をおしゃれにするコツ​​
◼ まとめ

ホテルライクなリビングとは​

リビング

ホテルライクとは「ホテルのような」という意味です。

つまりホテルライクなリビングとは、ホテルのような高級感があり、おしゃれで上品な雰囲気のリビングのことになります。

 

そんな素敵なリビングで過ごす日常は気持ちが華やぎますし、自信をもってお客様をもてなすことができます。

ではどのようにすれば、ホテルライクなリビングにすることができるのでしょうか。

ホテルライクなリビング│狭い家をおしゃれにするコツ​

ホテルライクなリビングにするには、それぞれのポイントに高級感を演出する必要があります。

また日常を忘れるようなスタイリッシュでモダンな雰囲気も必要です。

照明や天井、床やインテリアなど、ホテルライクになるコツをお伝えしていきます。

 

照明にこだわる​

リビングダイニング

>>>こちらの事例を見てみる

リビングをホテルライクにするには、照明にこだわる必要があります。

照明はそのデザインから高級感が得られますし、照明の照らし方によっては上品で繊細な空間に仕上げることができます。

  • 大きなシャンデリアをリビングの中央にとりつけて部屋のアクセントにする
  • 天井を織り上げて、段差部分に間接照明を施す
  • 小さなペンダントライトを繋げて、ホテルのバーのようにデザインする

電球色の明るすぎない照明が、リビング全体を大人な雰囲気に整えてくれます。

関連記事:【新築住宅】おしゃれな照明の選び方│和室や玄関など間取り別にご紹介

 

天井のデザインにこだわる

リビング

リビングの天井をおしゃれにデザインすると、ホテルライクな高級感が演出できます。

写真のように天井に木目のアクセントクロスを貼ると重厚感を得られる上に、木目が横に伸びるので空間に広がりが感じられます。

 

さらに天井に段差をつくってデザインするのもおすすめです。

【折り下げ天井】周りより、天井の一部を下げた施工方法

折り下げた天井部分をアクセントクロスにすると、空間の仕切りになるので、フロアにメリハリをつけることができます。

 

【織り上げ天井】周りより、天井を一部高くした施工方法

天井をさらに高くすることで、おしゃれで開放的なリビングにすることができます。

 

天井をおしゃれにデザインして、リビングに高級感を演出していきましょう。

関連記事:【新築】アクセントクロスの選び方│失敗しがちなポイントをご紹介

 

床の素材にこだわる​

リビング

>>>こちらの事例を見てみる

ホテルライクなリビングにするには、床選びも重要なポイントです。

フロアタイルやカーペットを利用して、スタイリッシュでモダンな印象にしていきましょう。

写真のように大理石の床にすると、さらに高級な雰囲気に仕上がります。

 

またリビングにはフローリングが使われることが多いですが、明るい色味の無垢材や節(ふし)のあるタイプは、ナチュラルな雰囲気になりがちです。

フローリングにする場合は、高級感のあるウォールナットなどのダークカラーがおすすめです。

 

ソファ選びのコツ​

リビング

高級感があるのはレザーのソファだと思われがちですが、ファブリックであっても同じような印象を与えることができます。

重要なのは落ち着きのある雰囲気です。

  • 脚が長くない、もしくは脚がないタイプ
  • 座面が広くゆったりとくつろげる
  • ブラウンやグレー黒など落ち着きにある色味

狭いリビングに大きいソファを置くことが無理な場合は、コンパクトでもいいので、落ち着きのある雰囲気を重視しましょう。

また色味を足すとカジュアルな雰囲気になりがちなので、黒・グレーなどの無彩色か、茶色やベージュなどのアースカラーに抑えることをおすすめします。

 

カーテン選びのコツ​

リビング

カーテンは無地の物を選びましょう。

フラットな無地のカーテンであればドレープを効かせて、余分に横幅をもたせるとエレガントな雰囲気になります。

また無地であっても、織地があるタイプや、素材の透け感で柄が浮き出るタイプなどで適度にアクセントをつけるのもおすすめです。

 

さらに大きな窓もホテルライクな高級感を演出するポイントになるので、実際の窓よりも高い位置にカーテンレールを設置しましょう。

天井にカーテンボックスを埋め込むと、さらに高級感漂うリビングになります。

カーテンの設置部分が高くなると、目線も上に向きがちなので開放的な印象が得られるでしょう。

 

生活感のある物を隠す​

リビング

>>>こちらの事例を見てみる

ホテルは非日常を感じられる場なので、ホテルライクなリビングを目指すなら、生活感のあるものは隠していきましょう。

例えば冷蔵庫や炊飯器などの家電品、カレンダー、ゲーム機、ビニール袋のかかったゴミ箱、商品名が書かれたパッケージ商品など、できるだけ目に触れないようにする必要があります。

  • カレンダーは貼らずに、アプリや手帳で管理する
  • ゲーム機などの小さなものは収納棚に入れる
  • ビニール袋のかかったゴミ箱は隠すか、中が見えないタイプのゴミ箱にかえる
  • 商品名が書かれたパッケージ商品は、シンプルな容器に入れかえる

また冷蔵庫はコンロ側に設置するか、パントリーの中に入れるのがおすすめです。

見える位置にある家電品は、色を揃えて統一感を出していきましょう。

 

インテリアは基本的にシンプル​

リビング

ホテルライクなインテリアはスタイリッシュでモダン、無駄なものは一切はぶかれたシンプルさがあります、

部屋の中に物が多いと落ち着きのない雰囲気になりますし​、色味を増やすとカジュアルな印象になりがちです。

リビングのインテリアはシンプルさを意識して、物を増やさないようにしていきましょう。

 

とはいえシンプルさばかりを重視した部屋は、殺風景に感じられるかもしれません。

緑を取り入れるために観葉植物を飾る際は、鉢などにもこだわっておしゃれなアクセントにしていきましょう。

 

まとめ​

リビング

>>>こちらの事例を見てみる

ホテルライクなリビングにする方法として、7つのコツをご紹介してきました。

ホテルライクとは、スタイリッシュでモダン、上品で高級感のあるイメージです。

自宅のリビングをホテルライクにすることで、高級感のある雰囲気を日常に取り入れることができます。

 

ホテルライクにするポイントは部屋の広さではないので、狭いリビングであっても設計やインテリアにこだわれば、ホテルライクな雰囲気を作り上げることは十分に可能です。

今回ご紹介した7つコツを抑えて、理想のリビングに仕上げていきましょう。

 

LINEでお問い合わせ

監修者情報

高坂 昇

高坂 昇ou2株式会社 専務取締役 一級建築士

木造密集地域や防火地域において、木造ならではの施工性や設計の柔軟性、コストパフォーマンスを活かして木造耐火4階建て住宅(もくよん®)や、災害時の避難場所となる地下室や屋上を備えた災害住宅も提唱しています。

詳しいプロフィールはこちら