【注文住宅】ステキな玄関のレイアウトを叶える5つのポイント
家族だけでなく、友人や来客、宅配業の方まで様々な人の目に触れる玄関。誰が見てもステキな玄関なら、暮らしの満足度もアップしますよね。
ステキな玄関にするためには、ポイントをおさえながら間取りを考えていく必要があります。今回は、そのポイントとともに玄関の建築実例も合わせてご紹介します。理想の玄関のある家づくりに、ぜひお役立てください。
コラムのポイント
・家に一歩踏み込んだ時、最初に目にするのは玄関です。玄関の雰囲気がステキかどうかで、その家全体の雰囲気が決まります。
・レイアウト次第で、ステキな玄関にすることは可能です。自分たちにとって優先度の高いポイントを取り入れながら、おしゃれな玄関のある家づくりを進めていきましょう。
− contents −
◼ 住まいの印象を左右する玄関のレイアウト
◼ 玄関レイアウトのポイント
◼ 風水を取り入れる考え方
◼ 玄関の建築実例
◼ ステキな玄関のある家を建てるなら…
住まいの印象を左右する玄関のレイアウト
家に一歩踏み込んだ時、最初に目にするのは玄関です。玄関の雰囲気がステキかどうかで、その家全体の雰囲気が決まるといっても過言ではありません。
家づくりを進めていく上で、多くの人がキッチンやリビングに力を入れる中、どうしても後回しにされがちなのが玄関です。しかし玄関こそしっかりとこだわってつくることで、日々の暮らしを快適に、便利にすることができます。これから家づくりを進めていくのであれば、玄関にもこだわった間取り計画を立てていきましょう。
玄関レイアウトのポイント
玄関のレイアウトを決めていく時、こだわって欲しい5つのポイントをご紹介します。
ポイント① シューズクローク
シューズクロークとは、玄関の横に設置された大きなクローゼットのようなもので、靴を履いたまま出入りができるタイプや、キッチンに繋がっているタイプまで様々なものがあります。
たくさんの荷物をスッキリと収納
シューズクロークがあれば、たくさんの靴はもちろんのこと、アウトドアグッズやベビーカー、冬場のコートなど様々なものをスッキリと収納することができます。出しっぱなしでごちゃごちゃしてしまうと、せっかくのおしゃれな家が台無しです。スペースに余裕があれば、ぜひ設置を検討してみてくださいね。
臭い対策をしっかりと
便利なシューズクロークですが、気になるのは『臭い』です。換気扇や小さな窓を設置して、換気設備を整えるようにしましょう。
ポイント② 土間の広さ
土足で歩くことができる玄関に設けられたスペースを、土間といいます。通常、注文住宅の玄関は2〜3人家族で2坪前後、3〜5人家族で2〜3坪が平均的な広さといわれています。これよりも余裕を持たせることで、土間をつくることができます。
多目的に使えるスペース
土間は、子どもの遊び場や自転車の保管場所など様々なスペースとして利用することができます。汚れた時も水を流せば簡単に片付けられるので、お手入れも楽ですしかなり使い勝手の良いスペースです。土間は他の家とは違うおしゃれさを演出することができるため、印象的な玄関にしたい、という方にはかなりおすすめです。
ただ、土間があることで他の部屋が狭くなってしまうというデメリットがあります。うまくレイアウトを考え、バランスをとり設計をしてくれる業者に依頼することが大切です。
ポイント③ 吹き抜け
玄関と吹き抜けは相性が良く、遊びにきた人にも強い印象を与えることができます。かなり開放感があるレイアウトになるので、憧れている人も少なくありません。おしゃれな照明を設置したり、天窓や高窓から光を取り入れてみたりとこだわって演出してみるのがポイントです。窓の位置やサイズにもこだわれば、気候のいい時期は気持ちの良い風を取り入れることもできます。
かなりステキな玄関になる吹き抜けですが、掃除が難しい、電気の交換が難しい、プライバシーがない、といったデメリットもあります。シンプルなデザインにしておく、最低限のプライバシーは守れるように間取りを考えておく、といった工夫が大切です。
ポイント④ 色使い
外観やリビングなどは、色使いとバランスを考えながら家づくりを進めていきますが玄関も同様です。色使いによってイメージはガラリと変わるので、よく考えて選ぶようにしましょう。
ベースカラー 70%
メインカラー 25%
アクセントカラー 5%
この割合で色使いを決めていくと、おしゃれにまとめることができます。ベースカラーは全体の70%を占めるので、壁紙や廊下の色などがここにあたります。メインカラーは、玄関タイルや靴箱の扉、シュークローゼットの扉などです。アクセントカラーは、空間を引き締めるような色を扉の取手や玄関の段差の一部分などに使用することでおしゃれに仕上がります。
色使いのバランスが取れていないと、どれだけステキなレイアウトでもごちゃごちゃした印象に見えてしまうため注意が必要です。
ポイント⑤ 玄関ドアとのバランス
見落としがちなのが、玄関ドアとのバランスです。テイストや色使いなど、玄関と玄関ドアの印象がちぐはぐにならないよう、トータルコーディネートを考えながら選ぶようにしましょう。
風水を取り入れる考え方
風水とは、日当たりや風通しなどを考慮した上で、住まいの運気を良くしていこうという環境学です。
風水では、玄関は運気の入り口とされており、住まいにエネルギーを取り込むことができる『東』『東南』『南』が良いとされています。
間取りを考える時、風水を気にするという方は意外と多いもの。しかし土地の形や建築制限などを考慮すると、完璧な間取りの家を建てることはできません。風水を意識しすぎて不自然な形で住みにくい家になってしまうよりも、参考程度に取り入れて納得のいく間取りを考えていくことが大切です。
▶︎シューズクロークの間取りを決める5つの間取りポイントと注意点
玄関の建築実例
それでは、クレバリーホームが手がけたステキな玄関をご紹介します。
たっぷり収納の玄関
玄関ドアを開けた瞬間に、玄関ホールが広がるこちらのお家。グレーを基調とした外観とは打って変わって、ブラウンの床が印象的です。
玄関はコンパクトに、その分廊下沿いに収納スペースを多めにつくり、使い勝手の良い収納が魅力です。
大容量のシュークローゼットでスッキリ収納
こちらのお家は、玄関に大きな靴箱を設置。その横にはさらに奥行きのあるシュークローゼットを設置しています。
靴を履いたまま出入りできるため、荷物が多い時や手が塞がっている時でも楽に使うことができますね。
コンパクトな敷地を活かした玄関スペース
広々とした土間のあるこちらのお家。なんと4階建て+地下室+屋上の、6層住宅です。元々は10坪という狭小地なのですが、10坪とは感じさせないほど広々とした仕上がりに。
玄関横にあるスペースには、アウトドアグッズやベビーカーなど様々なものを収納できます。
ステキな玄関のある家を建てるなら…
レイアウト次第で、ステキな玄関にすることは可能です。自分たちにとって優先度の高いポイントを取り入れながら、おしゃれな玄関のある家づくりを進めていきましょう。
家づくりなんて初めてのことで、わからないことばかり…という方もご安心ください。数多くの実績をもとに、お客様一人ひとりに寄り添った家づくりをさせて頂きます。いつでもお気軽にお問い合わせください。