広さは?理想のキッチンのつくり方|家づくりの間取りプラン
毎日使うキッチン。せっかく家を建てるなら、キッチンは広くて綺麗でおしゃれで使い勝手の良いものにしたいですよね。使い勝手の良いおしゃれなキッチンにするためには、よく考えて間取りを決めていくことが大切です。
今回は、キッチンの間取りを考えるときにおさえておきたいポイントと、おしゃれなキッチンの建築実例をご紹介します。どうしようか悩んでいる今、ぜひ参考にしてみてくださいね。
コラムのポイント
・キッチンの広さは、一般的には4.5畳が目安といわれています。しかし、オープンキッチンなのか壁付きキッチンなのかによって必要なスペースは変わってくるため、これから間取りを考えていくなら4.5畳前後を目安にしておくと良いでしょう。
・毎日使うキッチンを使い勝手の良いおしゃれなものにするためには、暮らしに合わせた間取り計画が重要です。後悔のないように事前にしっかりと話し合いをした上で、理想のキッチンをつくりあげていきましょう。
− contents −
◼ 家族の笑顔が集まるキッチン
◼ 一般的なキッチンの広さは?
◼ キッチンの間取りポイント
◼ キッチンの建築実例
◼ 理想のキッチンをつくるなら…
家族の笑顔が集まるキッチン
毎日の食事をつくるキッチン。せっかく家を建てるなら、おしゃれで使い勝手の良いキッチンをつくりたいですよね。美味しい料理が並んだ食卓を囲めば、家族みんなが笑顔になりますし、健康に過ごすことができます。広さや間取りはもちろんのこと、収納スペースやデザインまで、しっかりとこだわりを詰め込んで理想のキッチンをつくっていきましょう。
一般的なキッチンの広さは?
キッチンの広さは、一般的には4.5畳が目安といわれています。しかし、オープンキッチンなのか壁付きキッチンなのかによって必要なスペースは変わってくるため、これから間取りを考えていくなら4.5畳前後を目安にしておくと良いでしょう。
オープンキッチンの場合
リビングやダイニングの方に向いて設置された、開放感のあるオープンキッチン。アイランドキッチンやペニンシュラキッチンがこれにあたります。家族と会話をしたり子どもの様子をみたりしながら料理ができる、デザイン性が高い、など様々なメリットがあります。オープンキッチンの場合、家族が行き来できる通路をつくることを考えると4.5〜5畳程度必要になります。
壁付きキッチンの場合
壁の方を向いて設置されたキッチンには、I型キッチンやL型キッチンがあります。開放感はそこまでないものの、省スペースを活かしたキッチンづくりができます。オープンキッチンほどのスペースは必要ないため、3畳〜でも十分に感じるかもしれません。
いずれにしろ、どんなシステムキッチンを選ぶのか、キッチンにどのくらいのスペースを使うことができるのかによって広さは変わってきます。キッチンのタイプや予算を考えた上で、理想の広さを考えていきましょう。
キッチンの間取りポイント
食事の支度や片付けなど、家事をスムーズに進めていくためにはキッチンの間取りを工夫することが大切です。
間取りに合ったシステムキッチンを選ぶ
キッチンには様々なタイプがありますが、間取りによって合うキッチンとそうでないキッチンとがあります。スペースが限られているのにアイランドキッチンを選んでしまうと、キッチンが狭く感じてしまいますし、ペニンシュラキッチンの方がスペースを有効に活用できることもあります。間取りに合わせて、まずはキッチンを決めていきましょう。
使いやすい高さを選ぶ
キッチンにも使いやすい高さがあり、
身長÷2+5センチ
が最適な高さといわれています。システムキッチンそのものの高さはJIS規格で80㎝、85㎝、90㎝と決められているため、主にキッチンに立つ人の身長に合わせて選ぶと良いでしょう。体にあっていない高さを選んでしまうと、肩や腰への負担などストレスがかかってしまうため注意が必要です。
また、見落としがちなのがスリッパやマットの高さです。使用するマットやスリッパによっては、身長が3㎝以上高くなることもあります。そうなると、せっかく合わせたキッチンの高さもズレが生じてきます。スリッパやマットも考慮した上で、キッチンの高さを選ぶようにしましょう。
最適な収納スペースをつくる
最近のシステムキッチンには大容量の収納スペースがついているため、ほとんどの調理器具や食器は片付けることができます。とはいえ、いつの間にか増える物に合わせて収納棚や引き出しをどんどん買ってしまうと、せっかくのキッチンが狭くなってしまいますよね。
間取りを考える時、収納スペースの量が心配であればあらかじめ造作棚や壁面収納、パントリーなどをつくっておくようにしましょう。後から家具を買い足す必要はなくなりますし、おしゃれで広々としたキッチンをキープすることができます。
▶︎【新築】キッチンの間取り計画|おすすめオプションと収納をチェック!
家事動線を考える
料理中の無駄な動きを減らすためにも、家事動線を考えて間取りを決めていくようにしましょう。コンロと冷蔵庫の距離は120〜270㎝、シンクと冷蔵庫の距離は120〜210㎝が理想とされています。広ければいいというものではなく、広すぎるとむしろ不便に感じることもあります。間取りにもよりますが、この距離内に収まるようにそれぞれの設備を設置して、スムーズに家事ができるよう工夫してみましょう。
▶︎シンクとコンロが二の字に分かれたセパレートタイプの高級キッチン
また、家事をスムーズにするのであればコンセントの数と位置も重要です。家電をたくさん使うキッチンで、コンセントを何度も抜き差しするのはストレスになります。どこでどんな家電を使うのかを考え、あらかじめ配線計画を立てておきましょう。
リビングとのバランスを考える
広々としたリビングは理想ですが、やはりリビングやダイニングとのバランスは重要です。キッチンスペースを広くとりすぎてしまい、家族でくつろぐためのソファーを置けなくなった、リビングが狭くなった、という後悔は避けたいもの。全体のバランスを考えながら、キッチンの間取りを考えていきましょう。
キッチンの建築実例
それでは、クレバリーホームが手がけたキッチンの建築実例をご紹介します。
スペースを活かしたペニンシュラキッチン
約18坪の土地に建てられたこちらの3階建て住宅。階段を登ってすぐに目に飛び込んでくるペニンシュラキッチンが、この部屋の主役です。
白とグレーの色合いが素敵なこちらのキッチンは、元々ついている収納スペースに合わせて壁面収納もたっぷりと。家電もたくさん並べることができます。置き場所に迷いがちなゴミ箱を置くスペースも、ちゃんとつくられているのが嬉しいですね。
壁を有効に活用した壁付けキッチン
壁一面に設置されたこちらのキッチン。シンク、作業台、コンロが一直線になったI型キッチンは、冷蔵庫も一直線に並べることができます。全てが並んでいるため、キッチンやダイニングテーブルはコンパウトに、その分リビングを広々と使うことができます。
吊り戸棚を多めに設置してあるため、調理器具はもちろんのこと、いざという時の保存食もしっかりとストックすることができますね。
収納力抜群!パントリーのあるキッチン
ベージュ〜ホワイトでまとめられたこちらのキッチン。カウンターで仕切られているため、まるで専用スペースのようにも見えます。カウンターを使えば、配膳や片付けもスムーズにできそうですね。
このキッチンの魅力はなんといっても大容量のパントリーです。これだけ広いスペースがあれば、たくさんの保存食をストックすることができますね。収納する物のサイズに合わせて棚の高さも変えられるので、整頓も楽にできます。
理想のキッチンをつくるなら…
毎日使うキッチンを使い勝手の良いおしゃれなものにするためには、暮らしに合わせた間取り計画が重要です。後悔のないように事前にしっかりと話し合いをした上で、理想のキッチンをつくりあげていきましょう。
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