新築のトイレづくり|おしゃれで実用的なデザインとおすすめの機能まとめ

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注文住宅を建てるなら、家全体にこだわりを詰め込みたいもの。もちろんトイレも例外ではありません。最近のトイレはデザイン次第で、まるでホテルのようなおしゃれでスタイリッシュな空間に仕上げることも可能です。
今回は、トイレづくりを進めていく上で大切にしたいポイントとおしゃれに仕上げる方法、最近流行りのトイレなど、トイレに関する基礎知識をまとめてご紹介します。これからの家づくりに、ぜひお役立てください。


コラムのポイント
・毎日使うトイレだからこそ、おしゃれで落ち着く場所に仕上げたいもの。トイレづくりで大切なポイントをおさえた上で、間取り計画を立てていきましょう。
・建築実例を参考にしながら、自分たちの新居にぴったりな素敵なトイレに仕上げていきましょう。


 

− contents −

◼ トイレづくりで大切なポイント
◼ トイレのデザインと選び方
◼ トイレをおしゃれに仕上げるポイント
◼ 【新築】トイレのおすすめ建築実例
◼ トイレもおしゃれで実用的に!

 

 

 

 

 

トイレづくりで大切なポイント

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後回しにされがちなトイレですが、間取りを考えていく上で大切にしたいポイントはたくさんあります。

ポイント① トイレの場所


トイレは、生活の中心となるリビングから離した場所につくるようにしましょう。あまりリビングに近い場所にあると、用を足す音や水を流す音が気になってしまいます。
また、寝室との距離も離した方が臭いや音が気にならなくて安心です。ただ、恒例の両親と暮らしたり介護をしたりする場合は、寝室にトイレが近い方が安心…ということもあるので、暮らし方に合わせて間取りを考えるようにしましょう。

2階にもトイレを設置すると、どうしても建築費用がかかります。しかしトイレが渋滞しない、夜中でも安心してトイレに行くことができる、といったメリットもあるため、予算や間取りに余裕があれば検討してみるのも良いでしょう。

ポイント② トイレの広さ


標準的なトイレの広さは、1畳ほどといわれています。1畳のスペースがあればスムーズに用を足すことができますし、手洗い場をつけることもできます。可能であれば、奥行きに余裕を持たせてスペースを確保するようにしましょう。入り口の扉は引き戸もしくは開き戸にすることで、スムーズに開閉することができます。

介護をすることを踏まえてトイレを設計する場合、車椅子の出入りや衣類の着脱介護をスムーズにするためにも2畳ほどの余裕を持たせるようにしましょう。便器周りも、広めに設計しておくと安心です。

 

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ポイント③ 窓の有無


近年の住宅は換気システムが発達しており、窓を開けなくてもしっかりと空気を入れ替えることができます。ただ、自然の光を取り入れたい、窓を開けて換気をしたい、という場合は費用はかかりますが窓を設置すると良いでしょう。
採光や通風以外にも、窓を設置することには外観のデザイン性を良くするというメリットが、窓を設置しないことには断熱性能や防犯性を高め、建築費用をおさえるというメリットがあります。どちらの選択が、より理想の家づくりに繋がるのかを良く考えた上で選ぶと良いでしょう。

ポイント④ 収納スペース


トイレットペーパーや掃除道具など、意外とたくさんの物を使うトイレ。建てた後もスッキリとしたトイレをキープするためには、家づくりの段階でトイレに合わせて収納をつくっておきましょう。トイレの広さや間取りによって最適な収納スペースは異なるため、設計士さんにアドバイスをもらうと安心です。

安くスペースをとらないのはトイレ上部に棚を設ける方法ですが、出し入れがしにくい、奥が見えづらい、などのデメリットもあります。最近は手洗い場と一体になったおしゃれな収納もあるので、どんなデザインがいいのかあらかじめ検討しておきましょう。

 

 

 

トイレのデザインと選び方

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最近は様々なデザインのトイレが登場し、オシャレ度もぐんとアップしています。

一体型トイレ

昔からある便器とタンク、便座が一体型になっているトイレですが、曲線がより滑らかになっていたり凹凸が減っていたりしてデザイン性が高くなっています。

タンクレストイレ

水を溜めるタンクのないトイレ。かなりコンパクトでスッキリとしたデザインです。狭小住宅でも狭さを感じさせないトイレにすることができます。

システムトイレ

システムキッチンのように、便器や収納、手洗い場などが一体になったトイレです。トイレ全体に統一感が生まれます。

どのタイプを選ぶのかによって、トイレの雰囲気はガラリと変わります。広さや用途、使い勝手にあわせて最適なトイレを選ぶようにしましょう。便器自体はタンクレストイレの価格がやはり高めですが、合わせる収納や手洗いスペースによってはトイレ全体のコストをおさえることもできます。事前に相談しながら、組み合わせを考えていきましょう。

 

 

 

トイレをおしゃれに仕上げるポイント

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次に、おしゃれなトイレに仕上げるポイントをみてみましょう。

壁紙にこだわる

トイレはコンパクトな空間なので、圧迫感のない落ち着いた壁紙を選びましょう。ホワイトやベージュなら温かみのある雰囲気に、グレーやネイビーならシックで落ち着いた雰囲気にすることができます。

柄やパキッと派手な色を使用する場合は、壁の一面だけにアクセントクロスを取り入れるのもひとつの手段です。周りの壁紙をシンプルで落ち着いたものにすることで、バランスをとることができます。トイレは汚れや臭いが気になる場所でもあるので、デザインだけでなく機能性も重視して壁紙は選ぶようにしましょう。

床材にこだわる

トイレの床材には、フローリングやセラミックタイル、クッションフロアなどから選ぶことができます。壁紙に合わせて床材も色や柄を選ぶことで、統一感のあるおしゃれなトイレにすることができます。木目調なら温かみのある雰囲気に、タイルや石なら大人なシックな雰囲気にできます。

床材も壁紙同様、消臭や防水といった機能性が高いものを選ぶようにしましょう。汚れがつきにくく、さっと拭き取るだけで綺麗になるようなお手入れしやすい素材がおすすめです。

手洗いスペースのサイズとデザイン

タンクレストイレにする場合、手洗いスペースを別途つくる必要があります。手を洗うだけ、という必要最低限のスペースがあればいいのか、花瓶や雑貨などを飾るスペースも必要なのか、好みに合わせて考えてみましょう。あまり物を置きたくないのであれば、スッキリとコンパクトな手洗いスペースの方がおしゃれに見えます。
スペースに余裕があれば、キャビネットのような洗面台を設置することもできます。トイレをより落ち着いた上質な空間にしたい方にはおすすめです。

▶︎洗面所のレイアウトアイディア|間取りの工夫で家事効率アップ

 

 

 

【新築】トイレのおすすめ建築実例

それでは、クレバリーホームが手がけたトイレの建築実例をご紹介します。

 

ホワイトでまとめられたシンプルな二世帯住宅のトイレ

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こちらのお家にはトイレがふたつ。ひとつは白いタイルに白い壁紙、白いトイレ…とホワイト一色にまとめられています。

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もうひとつのトイレは手洗いスペースを便器のすぐ横に。収納スペースもたっぷりあります。

この建築実例をもっと見てみる▶︎▶︎

 

まるでホテル!優雅な広々トイレ

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まるでホテルのような、優雅で広々としたこちらのトイレ。シンプルにまとめられながらも、個性的な壁紙の柄や鏡の形がアクセントになっています。

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これだけ広々とした手洗いスペースなら、来客者の方も落ち着いて利用することができますね。

この建築実例をもっと見てみる▶︎▶︎

 

おしゃれなアクセントクロスが素敵なトイレ

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こちらのトイレは、部屋の奥にネイビーのアクセントクロスを使用。ネイビーのダークトーンに合わせて、床材や収納扉の素材もダークブラウンにしたことで、トイレ全体がシックに仕上がっています。

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もうひとつのトイレは、先ほどとは打って変わって明るい雰囲気に。同じトイレでも、様々な表情を楽しむことができますね。

この建築実例をもっと見てみる▶︎▶︎

 

 

 

トイレもおしゃれで実用的に!

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毎日使うトイレだからこそ、おしゃれで落ち着く場所に仕上げたいもの。トイレづくりで大切なポイントをおさえた上で、素敵なトイレに仕上げていきましょう。

家づくりなんて初めてのことで、わからないことばかり…という方もご安心ください。数多くの実績をもとに、お客様一人ひとりに寄り添った家づくりをさせて頂きます。いつでもお気軽にお問い合わせください。

 

 

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監修者情報

高坂 昇

高坂 昇ou2株式会社 専務取締役 一級建築士

木造密集地域や防火地域において、木造ならではの施工性や設計の柔軟性、コストパフォーマンスを活かして木造耐火4階建て住宅(もくよん®)や、災害時の避難場所となる地下室や屋上を備えた災害住宅も提唱しています。

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