リビングの内装をおしゃれにする7つのポイント|間取りのアイディアまとめ

alt=“おしゃれなリビング内装”

友人を呼んでパーティーをしたり、家族でのんびり過ごしたり、長時間過ごす場所だからこそ、リビングの内装はおしゃれにしたいですよね。とはいえ、センスに自信がないとおしゃれなリビングにするのは難しい…と思うかもしれません。
今回ご紹介する7つのポイントをおさえておけば、リビングは誰でもおしゃれな空間に仕上げることができます。満足のいく住まいになるように、これからの家づくりにぜひお役立てください。

 


コラムのポイント
・リビングの内装は、アイディア次第でおしゃれにする事ができます。センスには自信がない…という方でも、簡単に取り入れる事ができるのでご安心ください。
・どんな間取りにするか悩んでいる方は、打ち合わせの中でたくさん話し合いながら、理想のリビングをつくりあげていきましょう。


 

− contents −
■ リビングの内装をおしゃれにする7つのポイント
■ アイディアを駆使しておしゃれな内装を!

 

 

 

 

リビングの内装をおしゃれにするポイント

リビングの内装を決めていく上でおさえておきたい、7つのポイントを順番にみてみましょう。

 

ポイント① バランスの良い色使いをする


alt=“おしゃれなリビング内装”

色使いによって、リビングの雰囲気は大きく変わります。好きな色をふんだんに使うのではなく、バランスを考えながら床材や壁紙、家具の色選びをすることが大切です。

alt=“おしゃれなリビング内装”

▶︎【3階建て狭小住宅】敷地40.65坪|延床23.42坪!旗竿地でも光あふれる開放的な空間を実現。鉄骨階段と飾り梁が魅力

おしゃれな色使いというのは感覚的なものではなく、理論的に説明できるようになっており、バランスの良い色使いは、『ベースカラー』『メインカラー』『アクセントカラー』の3つに絞ることです。

ベースカラー 家全体の70%・壁や天井など
メインカラー 家全体の25%・家具やカーテン、ソファーなど
アクセントカラー 家全体の5%・棚の天板やクッション、ラグなど

このバランスを考えながら、色選びを進めていきましょう。好きな色だけどインパクトがある、あまり広い面積に使うのは違う気がする、という場合はアクセントカラーに使うと安心です。使いたい色に合わせて、他の2色を選ぶようにしましょう。

 

 

ポイント② 素材選びにこだわる


alt=“おしゃれなリビング内装”

おしゃれなリビングにするためには、使用する素材ひとつひとつにこだわりましょう。ひとつの素材のみを使った空間よりも、タイルや木材、鉄骨など様々な素材がんバランスよくミックスされている方がおしゃれに見えるもの。重厚感のある雰囲気にしたい時はタイルや鉄骨、柔らかな温かい雰囲気にしたい時は木材や和紙、など理想とする雰囲気に合わせて、素材を選ぶと良いでしょう。

alt=“おしゃれなリビング内装”

alt=“おしゃれなリビング内装”

▶︎【約20坪の二世帯住宅】敷地19.60坪|延床31.24坪!玄関1つ、水回り2つのコンパクト設計でもこだわりの二世帯住宅

壁の一部分だけタイルを貼ったこちらのリビング。白い空間にダークブラウンを組み合わせるだけで、グッと引き締まった印象に。一気に高級感が漂います。

 

 

ポイント③ 吹き抜けをつくる


alt=“おしゃれなリビング内装”

1階部分の天井と2階部分の床を取り除くことで、繋がりを持たせた空間にすることができる吹き抜け。吹き抜けがあるだけで、リビングは一気におしゃれになります。狭小住宅の場合、居住スペースが減ってしまう吹き抜けはできれば避けたい…と思うかもしれません。しかし吹き抜けは、おしゃれになるのはもちろんのこと、太陽光を取り入れやすく風通しもよくする事ができます。

alt=“おしゃれなリビング内装”

alt=“おしゃれなリビング内装”

▶︎【吹き抜けのある3階建て住宅】敷地17.96坪|延床25.69坪!最大限に空間を活かしたボリュームのある建物

リビングに広がる吹き抜けは、縦の空間を有効に使い広々とした開放的なダイニングキッチンを実現。天井にはトップライトを用いることで、部屋全体に明るい光が届くよう工夫をしています。出窓が部屋のアクセントになり、明るさも満足度も倍増です。

 

 

ポイント④ リビング階段をつくる


alt=“おしゃれなリビング内装”

リビング階段も、おしゃれにしあげるためには欠かせないアイテムです。階段そのものがインテリアになるため、インパクトがあるだけでなく一気におしゃれな雰囲気になります。階段といってもリビング階段にはスケルトンになっているもの、シンプルなものなど様々なものがあるため、リビングの主役になることもできますし、引き立て役にもなることができます。
吹き抜けとも相性が良いため、リビング階段と吹き抜けを一緒につくれば開放感抜群です。

alt=“おしゃれなリビング内装”

alt=“おしゃれなリビング内装”

▶︎【LDKの広々空間】敷地17.16坪|延床27.53坪!オープンな鉄骨階段、吹抜けなど光を多く取り入れた素敵なお住まい

シックな黒がリビングを程よく引き締める、こちらのリビング階段。シンプルなデザインが、リビングをグッとおしゃれにしてくれます。吹き抜けも兼ね備えることで、開放感のある階段に。

参考記事:【間取り設計で後悔しない】一戸建ての間取りの注意点

 

 

ポイント⑤ オープンキッチンにする


alt=“おしゃれなリビング内装”

アイランドキッチンやペニンシュラキッチンのような、開放感のあるオープンキッチンを選ぶのもおしゃれに仕上げるポイントのひとつです。
オープンキッチンも、キッチン自体がおしゃれなインテリアとしての役割を果たしています。実用性が大切ですが、デザイン性重視で選ぶのもおすすめです。オープンキッチンは収納スペースが少ないつくりになっているので、別途収納スペースをつくっておくと安心です。

alt=“おしゃれなリビング内装”

▶︎【3階建て屋上付き住宅】敷地31.9坪|延床40.6坪!「ただいま」が暖かい。家族団らんの工夫が随所に詰まった狭小住宅

そしてもちろん、オープンキッチンでなくてもおしゃれなリビングにすることは可能です。建築実例を元に、自分たちが目指すおしゃれを実現している家を参考にしながら間取りを考えていくと良いでしょう。

 

 

ポイント⑥ 照明にこだわる


alt=“おしゃれなリビング内装”

どんな照明を選ぶかによって、部屋の雰囲気はガラリと変わります。リビングの天井に大きな照明をドン!と設置するのも良いですが、せっかくおしゃれなリビングにするなら照明ひとつにもこだわりたいもの。リビングではどんな時間を過ごしたいのか?についてイメージした上で、そのイメージを形にできる照明を選ぶようにしましょう。

後々変更するのが大変なダウンライトやスポットライトなどは、家を建てる段階で設置しておく必要があります。あらかじめイメージを固めた上で、間取りを決めていきましょう。

alt=“おしゃれなリビング内装”

alt=“おしゃれなリビング内装”

▶︎【動物病院併用3階建て住宅】敷地266.9坪|延床216.38坪!ご来院の方を真剣に考えたデザイン&技術のおもてなし

また、照明をどこに設置するのかによっても部屋の雰囲気は変わります。室内全体を照らすものだけでなく、壁に照明をあてて光の反射を楽しんだり、観葉植物に光をあてて植物の影を楽しんだりと光のニュアンスを楽しむ方法は様々なので、好みのものを選ぶのがおすすめです。

参考記事:注文住宅のリビング間取り案│狭小住宅でも広いリビングにしたい!

 

 

ポイント⑦ リビングと家具の統一感にこだわる


alt=“おしゃれなリビング内装”

家づくりに合わせて家具もすべて新調するのであれば、テイストに合わせて家具を選びましょう。もし、現在使っている家具や思い入れのある家具を新居でそのまま使用するのであれば、家具とのバランスを考えて床材や壁紙の色、設備を選ぶのがおすすめです。そうすることで、統一感のあるおしゃれなリビングに仕上げることができます。

alt=“おしゃれなリビング内装”

alt=“おしゃれなリビング内装”

▶︎【木造耐火の家】敷地17.33坪|延床34.35坪!間口が狭くて奥行きがある縦長敷地に狭小3階建て

家単体で見た時に、おしゃれであることはもちろん大切です。しかし、生活を営む上で必要な全ての家具や雑貨、設備などが揃った状態でバランスが取れているかどうかで、おしゃれかどうかは決まります。
全体のバランスを考えながら、おしゃれな間取りにしていきましょう。

参考記事:狭い家を広く感じる工夫│間取り・インテリア・収納など総合的に解説

 

 

 

アイディアを駆使しておしゃれな内装を!

alt=“おしゃれなリビング内装”

リビングの内装は、アイディア次第でおしゃれにする事ができます。センスには自信がない…という方でも、簡単に取り入れる事ができるのでご安心ください。どんな間取りにするか悩んでいる方は、打ち合わせの中でたくさん話し合いながら、理想のリビングをつくりあげていきましょう。

 

家づくりなんて初めてのことで、わからないことばかり…という方もご安心ください。数多くの実績をもとに、お客様一人ひとりに寄り添った家づくりをさせて頂きます。いつでもお気軽にお問い合わせください。

 

 

 

 

LINEでお問い合わせ

監修者情報

高坂 昇

高坂 昇ou2株式会社 専務取締役 一級建築士

木造密集地域や防火地域において、木造ならではの施工性や設計の柔軟性、コストパフォーマンスを活かして木造耐火4階建て住宅(もくよん®)や、災害時の避難場所となる地下室や屋上を備えた災害住宅も提唱しています。

詳しいプロフィールはこちら