洗面所のレイアウトアイディア|間取りの工夫で家事効率アップ

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リビングやキッチンだけでなく、洗面所もこだわって使い勝手の良い間取りにしたい!家事効率を上げられるような間取りにしたい!と思うものの、どこにこだわって間取りを決めていったらいいのか、わからないことも多いもの。洗面所には、リビングやキッチン同様、レイアウトを考える上でおさえておきたいポイントがあります。
そこで今回は、洗面所のレイアウトを決める上で知っておきたい『レイアウトの考え方』と『間取りを決めるコツ』をご紹介します。これからの間取り計画にぜひお役立てください。

 


コラムのポイント
・洗面所はコンパクトなスペースになりがちだからこそ、どんな間取りにするのか、使い勝手をよくするためにはどんな洗面台を選ぶと良いのか、といった工夫が大切です。
・せっかく家を建てるなら、建築実例を参考にして効率よく使うことができるおしゃれな洗面所をつくりましょう。


 

− contents −

◼ 洗面所のレイアウトを考える
◼ 洗面所レイアウトの考え方とコツ
◼ 洗面所レイアウトの建築実例5選
◼ 効率的で使いやすい洗面所をつくるなら…

 

 

 

 

 

洗面所のレイアウトを考える


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手を洗ったり歯を磨いたりする洗面所。歯ブラシやタオルを収納する場所として、家族が毎日使う場所です。

洗面所と脱衣所

お風呂に入る前に、服の着脱をする場所を脱衣所といいます。住宅面積が限られている場合、洗面所と脱衣所が同じ場所つくる方も多いため、洗面所と脱衣所とが分かれておらず同じ役割を果たしている住宅も多々あります。

洗面所と脱衣場それぞれのスペースがあれば、誰かがお風呂に入っている時も洗面所を使うことができますし、広い収納スペースも確保することができます。とはいえ、それぞれのスペースを確保するのはいいことばかりではありません。広いスペースを確保できるに越したことはありませんが、できればリビングやダイニングなどみんなが過ごす部屋を広くしたいもの。限られたスペースでも、必要なものを使いやすく、収納しやすく整えて行くことが洗面所のレイアウトを考えていく上では重要です。

 

 

 

洗面所レイアウトの考え方とコツ


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それでは、洗面所のレイアウトを考える上で大切なポイントをみてみましょう。

 

コツ① 必要な広さを確保する


洗面所と脱衣所が一緒になっている場合、主に1畳の広さと2畳の広さとに分けられます。

1畳分のスペース

都内狭小地の場合、間取りにはメリハリをつけてできるだけリビングやダイニングなどのスペースを広くしたいもの。そんな時は、1畳分のスペースがおすすめです。必要最低限のスペースしかないため、やや使い勝手が悪く感じるかもしれませんが、使用時間や頻度を考え折り合いをつけることが大切です。

2畳分のスペース

2畳のスペースがあれば、洗面台と洗濯機を置いてもある程度ゆとりを持たせた間取りにすることができます。最近は、キッチン横に洗濯機を設置する人も増えているため、洗面台を2つ設置することもできます。洗面台の周りにあらかじめ造作収納をつくっておけば、収納スペースにも困りません。

 

コツ② 住まいに合った設備を選ぶ


洗面台にも様々な種類があります。ライフスタイルや家族構成に合わせて、住まいにあったものを選ぶようにしましょう。

シンプルなデザイン

洗面ボウルと水栓だけのシンプルなものなら、スッキリとした洗面所にすることができます。デザイン重視で、洗面所に置くものも厳選すればグッとおしゃれになります。

充実の設備が魅力のデザイン

カウンター下収納、照明、コンセントなどがついているシステム洗面化粧台やカウンター洗面化粧台なら、狭い洗面所でもスペースを有効活用することができます。

 

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コツ③ 収納スペースを確保しておく


洗面所と脱衣所を兼ねる場合、使用する物の量が必然的に増えるため収納スペースをあらかじめ確保しておくことが大切です。
システム洗面化粧台などを設置すれば、必要なものは全て収納することができますが、スペースの都合上難しい場合は造作収納をつくりましょう。造作収納とは、その家のデザインや間取りに合わせてつくったオーダーメイドの家具のこと。サイズもデザインもぴったりなものをつくるからこそ、限られたスペースでも余すことなく活用することができます。

 

コツ④ 家事動線を考えて場所を決める


家事動線を考慮した間取りにすることで、家事の無駄な動きを減らすことができます。洗面所内の動きをスムーズにできるよう工夫するのはもちろんのこと、キッチンや勝手口、パントリーなど家事で多く使う場所との行き来をしやすいようにしておくと、家事を楽にすることができますし、時間も短縮することができます。
家事動線に関しては他の場所との兼ね合いもあるため、間取りを考える時にハウスメーカーにしっかりと相談してみましょう。住まいの良さを活かした最適なアドバイスがもらえるはずです。

 

 

 

洗面所レイアウトの建築実例5選


それでは、クレバリーホームが手がけた洗面所とポイントをご紹介します。

3階建て狭小住宅の落ち着きのある洗面所

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40坪の敷地面積に建てられたこちらのお家。脱衣所も兼ねた洗面所は、広々とした空間に仕上がっています。壁一面の収納は、使い勝手抜群。家族みんなが使うタオルや着替えだけでなく、スキンケアやメイクグッズも全てスッキリと収納することができます。

alt=”洗面所のレイアウトアイディア”天井付近には窓を設置。降り注ぐ光が洗面所全体を照らすため、明るい気分で洗面所を使うことができますね。

▶︎ この建築実例を詳しくみてみる

 

白く明るい開放感のある洗面所

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洗面台はコンパクトにして、洗濯機と並べられるように。洗濯機上部に設置したポールには、洗った衣類などをかけることができます。高さを調整できるようにしているため、買い替えた洗濯機が入らない…という心配もありません。

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こちらのお家は洗面所以外にも、至る所に収納スペースを設置。狭小住宅とはいえかなりの収納スペースを確保してある間取りは家づくりの参考になりますよ。

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洗面所内につくったたっぷり収納

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洗面所と脱衣所を兼ねたこちらのスペース。クローゼットを設置することで、収納に関するお悩みはまるっと解決しています。これだけの容量があれば、たっぷりストックすることもできますね。

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雨の日には洗濯物を干すことができるよう、竿をかけるポールも設置。スムーズに家事ができそうですね。

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工夫が随所に詰まった3階建屋上付き住宅

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広々とした洗面台は、収納力も抜群。壁に貼ったタイルがこだわりポイントです。

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収納スペースの下部分は空いているため、ゴミ箱をおくこともできますし、椅子をおくこともできます。作業スペースがあるため、スキンケアやメイクなど、朝の身支度を全て終えることができるためとても便利ですね。

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コンパクトな水回りが魅力の二世帯住宅

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水回りを2つ設置した、こちらの二世帯住宅。同じ広さでも、使う人が変われば雰囲気もガラリと変わります。

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洗面台横に設置した棚は可動式に。使わない時は撤去することもできるので、使う物の量にあわせて設置することができます。コンパクトながらもスッキリとした動線なので、余裕を持って使うことができますね。

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効率的で使いやすい洗面所をつくるなら…


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洗面所はコンパクトなスペースになりがちだからこそ、どんな間取りにするのか、使い勝手をよくするためにはどんな洗面台を選ぶと良いのか、といった工夫が大切です。せっかく家を建てるなら、効率よく使うことができるおしゃれな洗面所をつくりましょう。

家づくりなんて初めてのことで、わからないことばかり…という方もご安心ください。クレバリーホーム東京は、ハウスメーカーとして様々な経験やデータを持っています。省エネルギーの家づくりに関する疑問は、クレバリーホーム東京にお問い合せください。数多くの実績をもとに、お客様一人ひとりに寄り添った家づくりをさせて頂きます。いつでもお気軽にお問い合わせください。

 

 

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監修者情報

高坂 昇

高坂 昇ou2株式会社 専務取締役 一級建築士

木造密集地域や防火地域において、木造ならではの施工性や設計の柔軟性、コストパフォーマンスを活かして木造耐火4階建て住宅(もくよん®)や、災害時の避難場所となる地下室や屋上を備えた災害住宅も提唱しています。

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